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公開番号2025071694
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023182089
出願日2023-10-23
発明の名称スピーカ装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04R 1/02 20060101AFI20250428BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車両の搭乗者に不快感を与えることを抑制するスピーカ装置を提供すること。
【解決手段】実施形態に係るスピーカ装置は、車載シートのヘッドレストに設けられるスピーカ装置である。スピーカ装置は、一対のスピーカと、シャフトとを備える。シャフトは、一対のスピーカの背面同士を接合する。一対のスピーカは、各背面が対向するように設けられる。シャフトは、固定用支柱を介してヘッドレストに保持される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車載シートのヘッドレストに設けられるスピーカ装置であって、
一対のスピーカと、
前記一対のスピーカの背面同士を接合するシャフトと
を備え、
前記一対のスピーカは、各背面が対向するように設けられ、
前記シャフトは、固定用支柱を介して前記ヘッドレストに保持される、スピーカ装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記スピーカは、振動板を内包するフレーム部を備え、
前記フレーム部は、前記ヘッドレストに保持されず、
前記固定用支柱は、前記シャフトを保持し、かつ、前記ヘッドレストに固定される、請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項3】
前記一対のスピーカ、前記シャフト、および、前記固定用支柱を収容し、前記固定用支柱が固定されるボックスと、
前記ボックスを保持し、かつ、前記ヘッドレストに固定される固定部材と
を備える、請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項4】
前記スピーカは、振動板を内包するフレーム部を備え、
前記フレーム部は、前記ボックスに保持されない、請求項3に記載のスピーカ装置。
【請求項5】
前記固定用支柱は、前記シャフトの延伸方向において、前記シャフトの中央を保持する、請求項1に記載のスピーカ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両のヘッドレストに搭載されたスピーカ装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-10771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術におけるスピーカ装置は、スピーカの振動がヘッドレストに伝搬されて、ヘッドレスト自体が振動するおそれがある。また、従来の技術におけるスピーカ装置は、スピーカの振動が、たとえば、ヘッドレストと背もたれ部とを接続するシャフト部に伝搬されることで、ラトルが発生するおそれがある。そのため、従来の技術におけるスピーカ装置は、車両の搭乗者に不快感を与えるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の搭乗者に不快感を与えることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係るスピーカ装置は、車載シートのヘッドレストに設けられるスピーカ装置である。スピーカ装置は、一対のスピーカと、シャフトとを備える。シャフトは、一対のスピーカの背面同士を接合する。一対のスピーカは、各背面が対向するように設けられる。シャフトは、固定用支柱を介してヘッドレストに保持される。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、一対のスピーカの振動がシャフトに伝搬されてキャンセルされることで、ヘッドレストへの振動の伝搬を抑制し、ラトルの発生を抑制できるため、車両の搭乗者に不快感を与えることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の一部を示す平面図である。
図2は、第1実施形態のスピーカ装置を説明する概略図である。
図3は、比較例に係るスピーカ装置における振動の伝搬を説明する図である。
図4は、第1実施形態に係るスピーカ装置における振動の伝搬を説明する図である。
図5は、第2実施形態に係るスピーカ装置の構成を示す図である。
図6は、変形例に係るスピーカ装置の構成を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、実施形態に係るスピーカ装置が詳細に説明される。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態に係るスピーカ装置1は、図1、および、図2に示すように、車両の車載シート100のヘッドレスト101に設けられる。図1は、車両の一部を示す平面図である。図2は、第1実施形態のスピーカ装置1を説明する概略図である。図2は、ヘッドレスト101の内部を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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