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公開番号
2025056473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165967
出願日
2023-09-27
発明の名称
電源装置及びプログラム
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20250401BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】入力端子と出力端子との電気的接続を遮断する場合に、スイッチに大きな負荷がかかる。
【解決手段】電源装置10は、直流電源を接続可能な入力端子と、出力端子と、電力変換回路13と、入力端子及び前記電力変換回路の間に配置される第1スイッチ21と、電力変換回路13及び出力端子の間に配置される第2スイッチ22と、第1スイッチ21及び第2スイッチ22のオン状態及びオフ状態を切り替え可能な制御部40と、を備えている。制御部40は、入力端子と出力端子との電気的接続を遮断する場合には、第1スイッチ21をオフ状態に切り替えた後に、第2スイッチ22をオフ状態に切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電源を接続可能な入力端子と、
出力端子と、
前記入力端子及び前記出力端子の間に配置された電力変換回路と、
前記入力端子及び前記電力変換回路の間に配置された可能な第1スイッチと、
前記電力変換回路及び前記出力端子の間に配置された第2スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記入力端子と前記出力端子との電気的接続を遮断する場合には、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えた後に、前記第2スイッチをオフ状態に切り替える
電源装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記電力変換回路は、ボディダイオードのアノード側の端子が前記第1スイッチに接続している第3スイッチを有し、
前記制御部は、前記第3スイッチを制御可能であり、且つ、前記入力端子と前記出力端子との電気的接続を遮断する場合には、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えた後、且つ前記第2スイッチをオフ状態に切り替える前に、前記第3スイッチをオフ状態に切り替える
請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記第2スイッチは、
前記電力変換回路に接続し、ボディダイオードを有する第4スイッチと、
前記第4スイッチ及び前記出力端子の間に配置され、ボディダイオードを有する第5スイッチと、
を有する双方向スイッチであり、
前記第4スイッチ及び前記第5スイッチは、それぞれが有するボディダイオードのアノード側の端子同士が接続するように直列接続しており、
前記制御部は、前記第5スイッチをオフ状態に切り替えた後に、前記第4スイッチをオフ状態に切り替える
請求項1に記載の電源装置。
【請求項4】
前記電力変換回路は、ボディダイオードのアノード側の端子が前記第1スイッチに接続している第3スイッチを有し、
前記制御部は、前記第3スイッチを制御可能であり、且つ、前記入力端子と前記出力端子との電気的接続を遮断する場合には、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えた後、前記第3スイッチ及び前記第5スイッチをオフ状態に切り替え、その後に、前記第4スイッチをオフ状態に切り替える
請求項3に記載の電源装置。
【請求項5】
前記第3スイッチ及び前記第5スイッチをオフ状態に切り替えてから、前記第4スイッチをオフ状態に切り替えるまでの時間は、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えてから、前記第3スイッチ及び前記第5スイッチをオフ状態に切り替えるまでの時間よりも長い
請求項4に記載の電源装置。
【請求項6】
前記第3スイッチ及び前記第5スイッチをオフ状態に切り替えてから前記第4スイッチをオフ状態に切り替えるまでの時間は、1ミリ秒以上100ミリ秒未満である
請求項5に記載の電源装置。
【請求項7】
直流電源を接続可能な入力端子と、
出力端子と、
前記入力端子及び前記出力端子の間に配置された電力変換回路と、
前記入力端子及び前記電力変換回路の間に配置された可能な第1スイッチと、
前記電力変換回路及び前記出力端子の間に配置された第2スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御する制御部と、
を備える電源装置に適用され、
前記入力端子と前記出力端子との電気的接続を遮断する場合には、
前記制御部に、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えた後に、前記第2スイッチをオフ状態に切り替える処理を実行させる
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されている電源装置は、高電圧バッテリと、低電圧バッテリと、これら2つのバッテリの間に接続されたDC-DCコンバータと、を備えている。DC-DCコンバータは、高電圧バッテリの電力を低圧バッテリに送る降圧機能と、低電圧バッテリの電力を高電圧バッテリに送る昇圧機能と、を有している。
【0003】
また、特許文献1に開示されている電源装置は、回路を保護するための2つの半導体スイッチと、各半導体スイッチを制御する電圧制御部と、を備えている。2つの半導体スイッチのうちの一方は、DC-DCコンバータと高電圧バッテリの高電位側の端子との間に接続されている。2つの半導体スイッチのうちの他方は、DC-DCコンバータと低電圧バッテリの高電位側の端子との間に接続している。例えば、高電圧バッテリ及び低電圧バッテリがDC-DCコンバータに対して入れ替わって接続された場合、電圧制御部は、2つの半導体スイッチの一方又は両方をオフ状態に切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-135478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているような電源装置において、DC-DCコンバータが動作しているときに半導体スイッチをオフに切り替えた場合、当該半導体スイッチに負荷がかかることがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、直流電源を接続可能な入力端子と、出力端子と、前記入力端子及び前記出力端子の間に配置された電力変換回路と、前記入力端子及び前記電力変換回路の間に配置された可能な第1スイッチと、前記電力変換回路及び前記出力端子の間に配置された第2スイッチと、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力端子と前記出力端子との電気的接続を遮断する場合には、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えた後に、前記第2スイッチをオフ状態に切り替える電源装置である。
【0007】
また、本発明は、直流電源を接続可能な入力端子と、出力端子と、前記入力端子及び前記出力端子の間に配置された電力変換回路と、前記入力端子及び前記電力変換回路の間に配置された可能な第1スイッチと、前記電力変換回路及び前記出力端子の間に配置された第2スイッチと、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御する制御部と、を備える電源装置に適用され、前記入力端子と前記出力端子との電気的接続を遮断する場合には、前記制御部に、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えた後に、前記第2スイッチをオフ状態に切り替える処理を実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
入力端子と出力端子との電気的接続を遮断する場合に、スイッチにかかる負荷を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、電源装置の回路図である。
図2は、電源装置の作用を説明する回路図である。
図3は、電源装置の動作の比較例を説明する回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<電源装置及びプログラムの一実施形態>
以下、電源装置及びプログラムの一実施形態を説明する。
(電源装置について)
図1に示すように、電源装置10は、高電位入力端子11Aと、低電位入力端子11Bと、高電位出力端子12Aと、低電位出力端子12Bと、高電位電源ラインLAと、低電位電源ラインLBと、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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