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公開番号
2025016990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119850
出願日
2023-07-24
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01R
13/64 20060101AFI20250129BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】検知部材の操作性を向上させる。
【解決手段】本開示のコネクタ10は、ハウジング20と、ハウジング20に対して、待機位置から検知位置に前方に押し込み可能な検知部材50と、ハウジング20の後端部に取り付けられたカバー40と、を備えたコネクタ10であって、カバー40は、カバーロック部41と、カバーロック部41の後端に設けられた垂直部42と、垂直部42から続くテーパ部43と、を備え、待機位置における検知部材50の後端は、垂直部42の後方であって、テーパ部43に沿った位置に配されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
押込部を有し前記押込部が前方に押し込まれることで前記ハウジングに対して待機位置から検知位置に移動可能な検知部材と、
前記ハウジングの後端部に取り付けられたカバーと、を備えたコネクタであって、
前記カバーは、カバーロック部と、前記カバーロック部の後端に設けられた垂直部と、前記垂直部から続くテーパ部と、を備え、
前記待機位置における前記検知部材の後端は、前記垂直部の後方であって、前記テーパ部に沿った位置に配されている、コネクタ。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記検知部材は、検知アームと、前記検知アームの後端部に連結されて押込面を有する前記押込部と、を備え、
前記押込部のうち前記テーパ部に面する角部には、前記押込面に続く押込拡大面が形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記押込部は幅方向に長い形状とされ、前記押込部の幅方向両端部には一対の張出部が前記押込面よりも斜め後方にのびて形成されている、請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
嵌合検知部材を備えたコネクタとして、例えば特開2022-32086号公報(下記特許文献1)に記載の雌コネクタが知られている。この雌コネクタは、雌端子(図示せず)が内部に収容される雌ハウジングと、嵌合状態を検知する嵌合検知部材と、を備えている。雌ハウジングは、嵌合検知部材を収容するCPA収容部を備えている。CPA収容部は、底壁と、底壁の両端側より垂直にのびる一対の保護壁と、を有している。嵌合検知部材は、本体としての操作部を有している。操作部を指で押し込むことにより、嵌合検知部材が仮係止位置から本係止位置にスライド移動して雄コネクタと雌コネクタが嵌合状態であることが検知される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-32086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のコネクタでは操作部の左右両側に一対の保護壁が配置され、操作部の下側に底壁が配置されているため、指を操作部に当てにくい構造になっている。例えば、コネクタを目で直接見ることができない環境下では指を操作部に当てることが極めて困難になる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、ハウジングと、押込部を有し前記押込部が前方に押し込まれることで前記ハウジングに対して待機位置から検知位置に移動可能な検知部材と、前記ハウジングの後端部に取り付けられたカバーと、を備えたコネクタであって、前記カバーは、カバーロック部と、前記カバーロック部の後端に設けられた垂直部と、前記垂直部から続くテーパ部と、を備え、前記待機位置における前記検知部材の後端は、前記垂直部の後方であって、前記テーパ部に沿った位置に配されている、コネクタである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、検知部材の操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、レバーが初期位置にあるコネクタを斜め前方から見た斜視図である。
図2は、レバーが初期位置にあるコネクタを側方から見た側面図である。
図3は、レバーが完了位置にあり、検知部材が待機位置にあるコネクタを側方から見た側面図である。
図4は、レバーが完了位置にあり、検知部材が検知位置にあるコネクタを側方から見た側面図である。
図5は、指をテーパ部に沿って動かしながら検知部材の押込拡大面に当てた様子を示した側面図である。
図6は、指を検知部材の押込面に当てて押し込んだ様子を示した側面図である。
図7は、ハウジングの後端部にカバーを取り付ける前の状態を示した斜視図である。
図8は、カバーの側面図である。
図9は、カバーとハウジングの係止構造を示した断面図である。
図10は、検知位置で検知部材の張出部に指を掛けた様子を示した平面図である。
図11は、検知部材の押込面および押込拡大面に指を当てる様子を示した平面図である。
図12は、検知部材を斜め下方から見た斜視図である。
図13は、待機位置における検知部材の係止状態を示す断面図である。
図14は、検知位置における検知部材の係止状態を示す断面図である。
図15は、検知部材の待機位置におけるレバーロック部の係止状態を示す断面図である。
図16は、検知部材の検知位置におけるレバーロック部の係止状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、ハウジングと、押込部を有し前記押込部が前方に押し込まれることで前記ハウジングに対して待機位置から検知位置に移動可能な検知部材と、前記ハウジングの後端部に取り付けられたカバーと、を備えたコネクタであって、前記カバーは、カバーロック部と、前記カバーロック部の後端に設けられた垂直部と、前記垂直部から続くテーパ部と、を備え、前記待機位置における前記検知部材の後端は、前記垂直部の後方であって、前記テーパ部に沿った位置に配されている、コネクタである。
【0009】
検知部材を待機位置から検知位置に押し込む際には、指をカバーのテーパ部に載せてからテーパ部に沿って指を動かすことで検知部材の後端に指を当てることができる。一旦、検知部材の後端に指が当たれば、そこから指を滑らせることで押込部まで指を移動させることができる。このようにすれば、例えばコネクタを目で直接見ることができない環境下において、検知部材の位置を正確に把握することができ、押込部を前方に押し込むことができるから、検知部材の操作性を向上できる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記検知部材は、検知アームと、前記検知アームの後端部に連結されて押込面を有する前記押込部と、を備え、前記押込部のうち前記テーパ部に面する角部には、前記押込面に続く押込拡大面が形成されていることが好ましい。
指をテーパ部に沿って動かすと押込拡大面に当たることになるから、検知部材に指を当てやすくなる。その後、指を押込拡大面から押込面に移動させることで検知部材を前方に押し込むことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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