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公開番号
2025015950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118881
出願日
2023-07-21
発明の名称
配線部材の余長吸収装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
11/02 20060101AFI20250124BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】配線部材が余長吸収ハウジング内に進入する際の摺動抵抗を小さくすることを目的とする。
【解決手段】配線部材40の余長吸収装置50は、内部支持部44を有する配線部材の余長を吸収する配線部材の余長吸収装置であって、配線部材のうちの余長によって生じた余長部分41Rを収容する余長吸収ケース52と、余長吸収ケース内で余長部分を付勢する付勢ユニット60と、を備え、余長吸収ケースは、内部支持部を支持する支持部59と、支持部を、間隔をあけて囲む周壁54とを含み、周壁は、配線部材の出入口54Gを有し、余長部分は、配線部材のうち出入口を通って余長吸収ケース内に配置されて、支持部の周りで螺旋をなす部分であり、付勢ユニットは、余長部分の外周側に位置する剛体62と、剛体を余長部分の外周面に付勢する付勢部材70とを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内部支持部を有する配線部材の余長を吸収する配線部材の余長吸収装置であって、
前記配線部材のうちの前記余長によって生じた余長部分を収容する余長吸収ケースと、
前記余長吸収ケース内で前記余長部分を付勢する付勢ユニットと、
を備え、
前記余長吸収ケースは、前記内部支持部を支持する支持部と、前記支持部を、間隔をあけて囲む周壁とを含み、
前記周壁は、前記配線部材の出入口を有し、
前記余長部分は、前記配線部材のうち前記出入口を通って前記余長吸収ケース内に配置されて、前記支持部の周りで螺旋をなす部分であり、
前記付勢ユニットは、
前記余長部分の外周側に位置する剛体と、
前記剛体を前記余長部分の外周面に付勢する付勢部材と、
を含む、配線部材の余長吸収装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記付勢ユニットが、前記余長部分の外周面の周方向において分散して、複数配置されている、配線部材の余長吸収装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記剛体は、前記出入口に対向する位置に配置され、前記配線部材のうち前記出入口を通じて進入する部分を前記出入口の延長線上から前記支持部側にガイドする入口対向剛体を含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記剛体は、前記余長部分の外周側に位置する揺動軸部の周りに揺動可能に支持された長尺部材であり、
前記付勢部材は、前記長尺部材を前記揺動軸部の周りに揺動させて前記余長部分の外周面に向けて付勢するトーションばねを含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項5】
請求項4に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記揺動軸部の中心軸は、前記余長部分がなす螺旋の軸に平行であり、
前記長尺部材は、前記揺動軸部に沿って見て、前記余長部分側で凹む押付面を含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記剛体は、前記余長部分の外周側で前記支持部に向けて接近および離間移動可能に支持されており、
前記付勢部材は、前記剛体を前記余長部分の外周面に向けて付勢する圧縮コイルばねを含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項7】
請求項6に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記付勢部材は、前記圧縮コイルばねを複数含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項8】
請求項6に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記剛体は、前記余長部分がなす螺旋の軸に沿って見て、前記余長部分側で凹む押付面を含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項9】
請求項8に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記押付面は、前記押付面の中間に位置する直線面と、前記直線面の両側に位置する一対の弧状面とを含む、配線部材の余長吸収装置。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の配線部材の余長吸収装置であって、
前記剛体のうち前記余長部分に接触する面に、前記余長部分の周方向に沿って延びる突条が形成されている、配線部材の余長吸収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材の余長吸収装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ワイヤハーネスの余長部分が導入される出入口を有し、余長部分を渦巻き状に巻回して内部に収容する余長収容部と、余長収容部内に配されて、余長部分と接触することにより余長部分が余長収容部内に進入する向きを余長収容部の内方に変えるガイド部と、を有するワイヤハーネス配索装置を開示している。特許文献1では、ガイド部は、金属製の板バネ状をなす弾性部材を有しており、弾性部材のうち、収容部本体の径方向の内側の側面がワイヤハーネスと接触する接触部とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-44960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスの余長部分が余長吸収部内に進入する際の摺動抵抗をより小さくすることが要請される。
【0005】
そこで、本開示は、配線部材が余長吸収ハウジング内に進入する際の摺動抵抗を小さくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材の余長吸収装置は、内部支持部を有する配線部材の余長を吸収する配線部材の余長吸収装置であって、前記配線部材のうちの前記余長によって生じた余長部分を収容する余長吸収ケースと、前記余長吸収ケース内で前記余長部分を付勢する付勢ユニットと、を備え、前記余長吸収ケースは、前記内部支持部を支持する支持部と、前記支持部を、間隔をあけて囲む周壁とを含み、前記周壁は、前記配線部材の出入口を有し、前記余長部分は、前記配線部材のうち前記出入口を通って前記余長吸収ケース内に配置されて、前記支持部の周りで螺旋をなす部分であり、前記付勢ユニットは、前記余長部分の外周側に位置する剛体と、前記剛体を前記余長部分の外周面に付勢する付勢部材と、を含む、配線部材の余長吸収装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、配線部材が余長吸収ハウジング内に進入する際の摺動抵抗を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1に係るスライドシートと余長吸収装置とを示す斜視図である。
図2はスライドシートが後寄りに位置するときの余長吸収装置を示す平面図である。
図3はスライドシートが前寄りに位置するときの余長吸収装置を示す平面図である。
図4は余長吸収装置を示す斜視図である。
図5は余長吸収装置を示す斜視図である。
図6は余長吸収装置を示す平面図である。
図7は余長吸収装置の一部分解斜視図である。
図8は余長吸収装置を示す平面図である。
図9は参考例に係る余長吸収装置の余長吸収動作を示す説明図である。
図10は変形例に係る余長吸収装置を示す平面図である。
図11は上記余長吸収装置を示す平面図である。
図12は実施形態2に係る余長吸収装置を示す斜視図である。
図13は余長吸収装置を示す分解斜視図である。
図14は余長吸収装置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材の余長吸収装置は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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