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公開番号
2025015053
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118145
出願日
2023-07-20
発明の名称
コアユニット
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電装株式会社
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
17/06 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】特性が良好であり、搭載スペースの小型化を図ることができるコアユニットを提供する。
【解決手段】コアユニットは、第1の磁性コアと、第1のコアケースと、第2の磁性コアと、第2のコアケースと、を備える。第1のコアケースは、第1外壁部と、第1鍔部と、を含む。第2のコアケースは、第2外壁部と、第2鍔部と、を含む。第1鍔部は、軸方向において第2のコアケース側に突出する第1突出領域を含む。第2鍔部は、軸方向において第1のコアケース側に突出する第2突出領域を含む。コアユニットは、第1のコアケースと第2のコアケースとが、第2突出領域が第1鍔部と重なり、第1突出領域が第2鍔部と重なるよう組み合わされて構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
磁性コアを保持するコアユニットであって、
環状の第1の磁性コアと、
前記第1の磁性コアを収容する第1のコアケースと、
前記第1の磁性コアと軸方向に間隔をあけて配置され、環状の第2の磁性コアと、
前記第1のコアケースと軸方向に並べて配置され、前記第2の磁性コアを収容する第2のコアケースと、を備え、
前記第1のコアケースは、
前記第1の磁性コアの外周側に配置される第1外壁部と、
板状であって、前記第1外壁部の外周面から外方側に延びるように設けられる第1鍔部と、を含み、
前記第2のコアケースは、
前記第2の磁性コアの外周側に配置される第2外壁部と、
板状であって、前記第2外壁部の外周面から外方側に延びるように設けられる板状の第2鍔部と、を含み、
前記第1鍔部は、軸方向において前記第2のコアケース側に突出する第1突出領域を含み、
前記第2鍔部は、軸方向において前記第1のコアケース側に突出する第2突出領域を含み、
前記コアユニットは、前記第1のコアケースと前記第2のコアケースとが、前記第2突出領域が前記第1鍔部と重なり、前記第1突出領域が前記第2鍔部と重なるよう組み合わされて構成される、コアユニット。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第1鍔部には、厚さ方向に貫通する第1貫通穴が形成されており、
前記第2鍔部には、厚さ方向に貫通する第2貫通穴が形成されており、
前記コアユニットは、前記第1鍔部の厚さ方向に見て前記第1貫通穴の位置と前記第2貫通穴の位置が一致するよう組み合わせて構成される、請求項1に記載のコアユニット。
【請求項3】
前記第1鍔部および前記第2鍔部はそれぞれ、複数含まれる、請求項1または請求項2に記載のコアユニット。
【請求項4】
前記第1鍔部は、一対設けられており、
一対の前記第1鍔部は、周方向に180度回転させた位置に形成され、
前記第2鍔部は、一対設けられており、
一対の前記第2鍔部は、周方向に180度回転させた位置に形成される、請求項3に記載のコアユニット。
【請求項5】
前記第1鍔部は、中空円筒状であって前記第1貫通穴の内縁に沿って前記第1鍔部の厚さ方向に延び、前記第1のコアケースと前記第2のコアケースとを組み合わせた際に、前記第2貫通穴に嵌合する第1嵌合部を含む、請求項2に記載のコアユニット。
【請求項6】
前記第1の磁性コアと前記第2の磁性コアとの間に配置される仕切り板をさらに備える、請求項1または請求項2に記載のコアユニット。
【請求項7】
前記第1のコアケースは、第1補強リブを含み、
前記第1補強リブは、前記第1鍔部の軸方向端部と前記第1外壁部の外周面とを接続するよう設けられる、請求項1または請求項2に記載のコアユニット。
【請求項8】
前記第1のコアケースと前記第2のコアケースとは、同じ形状である、請求項1または請求項2に記載のコアユニット。
【請求項9】
前記第1の磁性コアの材質は、前記第2の磁性コアの材質と異なる、請求項1または請求項2に記載のコアユニット。
【請求項10】
前記第1鍔部の軸方向の長さは、前記第1外壁部の軸方向の長さと前記第2外壁部の軸方向の長さを足し合わせた長さと、等しい、請求項1または請求項2に記載のコアユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コアユニットに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
フェライトコアを収容するユニットケースに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示のユニットケースにおいては、複数のフェライトコアが同軸上に並べて収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-192825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フェライトコアのような磁性コアは、例えば配線の周囲に固定され、ノイズフィルタとして用いられる場合がある。このような磁性コアを保持するコアユニットについては、ノイズフィルタとしての特性が良好であると共に、取り付けの際の搭載スペースの小型化が求められる。
【0005】
そこで、特性が良好であり、搭載スペースの小型化を図ることができるコアユニットを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従ったコアユニットは、磁性コアを保持するコアユニットであって、環状の第1の磁性コアと、第1の磁性コアを収容する第1のコアケースと、第1の磁性コアと軸方向に間隔をあけて配置され、環状の第2の磁性コアと、第1のコアケースと軸方向に並べて配置され、第2の磁性コアを収容する第2のコアケースと、を備える。第1のコアケースは、第1の磁性コアの外周側に配置される第1外壁部と、板状であって、第1外壁部の外周面から外方側に延びるように設けられる第1鍔部と、を含む。第2のコアケースは、第2の磁性コアの外周側に配置される第2外壁部と、板状であって、第2外壁部の外周面から外方側に延びるように設けられる板状の第2鍔部と、を含む。第1鍔部は、軸方向において第2のコアケース側に突出する第1突出領域を含む。第2鍔部は、軸方向において第1のコアケース側に突出する第2突出領域を含む。コアユニットは、第1のコアケースと第2のコアケースとが、第2突出領域が第1鍔部と重なり、第1突出領域が第2鍔部と重なるよう組み合わされて構成される。
【発明の効果】
【0007】
このようなコアユニットによると、特性が良好であり、搭載スペースの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施の形態1におけるコアユニットの外観を示す概略斜視図である。
図2は、図1に示すコアユニットの分解斜視図である。
図3は、図1に示すコアユニットの概略底面図である。
図4は、図1中のIV-IVで示す線分で切断した場合の概略断面図である。
図5は、図1中のV-Vで示す線分で切断した場合の概略断面図である。
図6は、図1に示すコアユニットに含まれる第1のコアケースの概略正面図および概略底面図である。
図7は、実施の形態2におけるコアユニットの外観を示す概略斜視図である。
図8は、図7中のVIII-VIIIで示す線分で切断した場合の概略断面図である。
図9は、図7に示すコアユニットの分解斜視図である。
図10は、実施の形態3におけるコアユニットの分解斜視図である。
図11は、実施の形態4におけるコアユニットの外観を示す概略斜視図である。
図12は、図11に示すコアユニットの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示に係るコアユニットは、磁性コアを保持するコアユニットであって、環状の第1の磁性コアと、第1の磁性コアを収容する第1のコアケースと、第1の磁性コアと軸方向に間隔をあけて配置され、環状の第2の磁性コアと、第1のコアケースと軸方向に並べて配置され、第2の磁性コアを収容する第2のコアケースと、を備える。第1のコアケースは、第1の磁性コアの外周側に配置される第1外壁部と、板状であって、第1外壁部の外周面から外方側に延びるように設けられる第1鍔部と、を含む。第2のコアケースは、第2の磁性コアの外周側に配置される第2外壁部と、板状であって、第2外壁部の外周面から外方側に延びるように設けられる板状の第2鍔部と、を含む。第1鍔部は、軸方向において第2のコアケース側に突出する第1突出領域を含む。第2鍔部は、軸方向において第1のコアケース側に突出する第2突出領域を含む。コアユニットは、第1のコアケースと第2のコアケースとが、第2突出領域が第1鍔部と重なり、第1突出領域が第2鍔部と重なるよう組み合わされて構成される。
【0010】
本開示に係るコアユニットによると、第1の磁性コアと第2の磁性コアといった複数の磁性コアを備える構成であるため、大きな磁性コアを一つ備えるよりも、例えば高周波における高いインピーダンスの維持を図ることができ、特性を良好にすることができる。この場合、それぞれの磁性コアのサイズを小さくすることができ、生産性の向上を図ることができる。また、第1の磁性コアを収容する第1のコアケースは、第1外壁部の外周面から外方側に突出する第1鍔部を含み、第2の磁性コアを収容する第2のコアケースは、第2外壁部の外周面から外方側に突出する第2鍔部を含む。そしてコアユニットは、第1のコアケースと第2のコアケースとが、第2突出領域が第1鍔部と重なり、第1突出領域が第2鍔部と重なるよう組み合わされて構成される。したがって、軸方向の長さを短くしながら、第1鍔部と第2鍔部とを重ねて固定することができる。そうすると、コアユニットの取り付けの際に、従来のコア固定構造を2つ並列させた場合と比較して、並列方向のスペースを小さくすることができる。この場合、第1鍔部および第2鍔部においてそれぞれ、重ねられて組み合わされた第1のコアケースと第2のコアケースとを固定する際のスペースを十分に確保することができる。したがって、よりコンパクトな形状としながら、確実に第1のコアケースと第2のコアケースとを組み合わせた状態を維持することができる。以上より、上記コアユニットによると、特性が良好であり、搭載スペースの小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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