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公開番号2025021537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125306
出願日2023-08-01
発明の名称端子モジュール
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/24 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子モジュールと相手側端子との接続に要する力を小さくできるようにすることを目的とする。
【解決手段】端子モジュール20は、相手側端子10と接続される端子モジュールであって、基部32を有するばね受け部30と、基部と間隔をあけて配置された接触部42を有すると共に、ばね受け部によって移動可能に支持された電気的接触部材40と、基部と接触部との間に介在する形状記憶コイルばね50と、を備え、接触部は、初期位置と、初期位置よりも基部に近い押込位置との間で移動可能であり、形状記憶コイルばね50は、温度上昇により、接触部を押込位置から初期位置に向けて付勢する力を大きくするように形状記憶されている形状記憶合金によって構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
相手側端子と接続される端子モジュールであって、
基部を有するばね受け部と、
前記基部と間隔をあけて配置された接触部を有すると共に、前記ばね受け部によって移動可能に支持された電気的接触部材と、
前記基部と前記接触部との間に介在する形状記憶コイルばねと、
を備え、
前記接触部は、初期位置と、前記初期位置よりも前記基部に近い押込位置との間で移動可能であり、
前記形状記憶コイルばねは、温度上昇により、前記接触部を前記押込位置から前記初期位置に向けて付勢する力を大きくするように形状記憶されている形状記憶合金によって構成されている、端子モジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子モジュールであって、
前記形状記憶コイルばねのうち前記接触部に接触する部分が、前記接触部と面接触する接触平面を有する、端子モジュール。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の端子モジュールであって、
前記ばね受け部は、前記基部の両側縁から対向状態で前記接触部側に突出する一対の側壁を有し、
前記一対の側壁のそれぞれに、前記側壁の先端から前記基部側に向うガイドスリットが形成され、
前記接触部の一対の側縁のそれぞれに、前記ガイドスリットに沿って移動可能な被ガイド突部が突設され、
前記接触部の一対の側縁のそれぞれの前記被ガイド突部が、前記一対の側壁のそれぞれの前記ガイドスリットに沿って移動することで、前記接触部が、前記初期位置と前記押込位置との間で移動可能に支持されている、端子モジュール。
【請求項4】
請求項3に記載の端子モジュールであって、
前記接触部の一対の側縁のそれぞれに、前記被ガイド突部とは離れた位置で突出する抜止め突部が形成され、
前記一対の側壁のそれぞれに、前記ガイドスリットの延在方向延長上において前記ガイドスリットから離れた位置で、前記抜止め突部に前記基部とは反対側から接触可能な規制片が突設されている、端子モジュール。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の端子モジュールであって、
前記基部または前記接触部が、前記形状記憶コイルばねを位置決めする位置決め突部または位置決め凹部を有する、端子モジュール。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の端子モジュールであって、
前記基部と前記接触部との間には、1つの前記形状記憶コイルばねのみ介在する、端子モジュール。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の端子モジュールであって、
前記基部と前記接触部との間に介在する追加コイルばねをさらに備える、端子モジュール。
【請求項8】
請求項7に記載の端子モジュールであって、
前記形状記憶コイルばねと前記追加コイルばねとが同心状に配置されている、端子モジュール。
【請求項9】
請求項8に記載の端子モジュールであって、
前記追加コイルばねの外周側に前記形状記憶コイルばねが配置されている、端子モジュール。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の端子モジュールであって、
前記形状記憶コイルばねは、摂氏25度±15度の温度範囲から摂氏50度以上への温度上昇により、付勢する前記力を高めるように形態記憶されている、端子モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子モジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、金属製のケースと、コイルばねとを備えた端子モジュールを開示している。ケースは、天井壁と底壁と一対の側壁と一対の抜止片とを有している。天井壁と一対の側壁と一対の抜止片とによってコイルばねの天井壁側の端部を受けるばね受け部が構成されている。底壁は、相手側接点と電気的に接続される電気接触部材を構成し、初期位置と接続位置との間を移動可能とされている。
【0003】
端子モジュールと相手側端子との接続時に、コイルばねが圧縮される。端子モジュールと相手側端子との接続状態では、コイルばねの付勢力によって底壁が相手側端子に押付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-198323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
端子モジュールと相手側端子との接続に要する力を小さくできるようにすることが望まれている。
【0006】
そこで、本開示は、端子モジュールと相手側端子との接続に要する力を小さくできるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の端子モジュールは、相手側端子と接続される端子モジュールであって、基部を有するばね受け部と、前記基部と間隔をあけて配置された接触部を有すると共に、前記ばね受け部によって移動可能に支持された電気的接触部材と、前記基部と前記接触部との間に介在する形状記憶コイルばねと、を備え、前記接触部は、初期位置と、前記初期位置よりも前記基部に近い押込位置との間で移動可能であり、前記形状記憶コイルばねは、温度上昇により、前記接触部を前記押込位置から前記初期位置に向けて付勢する力を大きくするように形状記憶されている形状記憶合金によって構成されている、端子モジュールである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、端子モジュールと相手側端子との接続に要する力を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態1に係る端子モジュールを示す斜視図である。
図2は同上の端子モジュールを示す斜視図である。
図3は同上の端子モジュールを示す分解斜視図である。
図4は図1のIV-IV線断面図である。
図5はコネクタハウジング内に収容された端子モジュールを示す断面図である。
図6は端子モジュールと相手側端子との接続状態を示す断面図である。
図7は変形例に係る端子モジュールを示す断面図である。
図8は実施形態2に係る端子モジュールを示す断面図である。
図9は端子モジュールを示す平面図である。
図10は変形例に係る端子モジュールを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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