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公開番号
2025025212
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129788
出願日
2023-08-09
発明の名称
電気接続箱
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250214BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組み付け性を向上可能とした電気接続箱を提供すること。
【解決手段】電気接続箱11は、下ケース12と、下ケース12に固定され、下ケース12との間に収容部17を構成する上ケース13と、中継端子19を有し収容部17に収容されるとともに下ケース12に保持されるバスバー14と、中継端子19に嵌合される接続端子15aを有し収容部17の外部に配置される電気部品15とを備える。下ケース12は、貫通孔12bを有し、中継端子19は、貫通孔12bと対応した部位に配置され、電気部品15は、収容部17の外部で下ケース12に保持され、接続端子15aは、貫通孔12bを介して中継端子19に嵌合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ケースと、
前記第1ケースに固定され、前記第1ケースとの間に収容部を構成する第2ケースと、
第1端子を有し前記収容部に収容されるとともに前記第1ケースに保持されるバスバーと、
前記第1端子に嵌合される第2端子を有し前記収容部の外部に配置される電気部品と、
を備えた、電気接続箱であって、
前記第1ケースは、貫通孔を有し、
前記第1端子は、前記貫通孔と対応した部位に配置され、
前記電気部品は、前記収容部の外部で前記第1ケースに保持され、
前記第2端子は、前記貫通孔を介して前記第1端子に嵌合されている、
電気接続箱。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記バスバーは、金属板材よりなるバスバー本体と、前記バスバー本体に嵌合されて前記第1端子を構成する中継端子とを有する、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記第2ケースは、空気孔を有する、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記第1ケースは、前記第2端子を前記第1端子に嵌合させるように前記電気部品を前記第1ケースと相対移動させることで、前記電気部品と系合して前記電気部品を保持する保持爪を有する、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記第1ケースは、前記第2ケースよりも下方に配置されるように固定対象に対して固定される下ケースである、
請求項1に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電気接続箱としては、例えば、中継端子が嵌合されたバスバーが第1ケースに保持されたものがある(例えば、特許文献1参照)。この第1ケースには、第1ケースと共にバスバーを収容する第2ケースが固定される。第2ケースには、中継端子と対応した部位に貫通孔が形成されている。そして、中継端子には、収容部の外部から貫通孔を介して外部端子が嵌合されることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-185921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような電気接続箱では、バスバーを保持する第1ケースとは別の第2ケースが貫通孔を有している構成であるため、貫通孔と中継端子との位置ずれ生じ易いという問題があった。よって、例えば、第2ケースを第1ケースに組み付ける際に、中継端子が貫通孔の周囲に衝突してしまう虞があった。また、例えば、貫通孔を介して中継端子に嵌合される外部端子が中継端子に上手く嵌合しないという虞があった。これらのことから、上記のような電気接続箱では、組み付け性が悪いという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、組み付け性を向上可能とした電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電気接続箱は、第1ケースと、前記第1ケースに固定され、前記第1ケースとの間に収容部を構成する第2ケースと、第1端子を有し前記収容部に収容されるとともに前記第1ケースに保持されるバスバーと、前記第1端子に嵌合される第2端子を有し前記収容部の外部に配置される電気部品と、を備えた、電気接続箱であって、前記第1ケースは、貫通孔を有し、前記第1端子は、前記貫通孔と対応した部位に配置され、前記電気部品は、前記収容部の外部で前記第1ケースに保持され、前記第2端子は、前記貫通孔を介して前記第1端子に嵌合されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の電気接続箱によれば、組み付け性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態における電気接続箱の一部の模式断面図である。
図2は、一実施形態における電気接続箱の一部の模式分解断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]第1ケースと、前記第1ケースに固定され、前記第1ケースとの間に収容部を構成する第2ケースと、第1端子を有し前記収容部に収容されるとともに前記第1ケースに保持されるバスバーと、前記第1端子に嵌合される第2端子を有し前記収容部の外部に配置される電気部品と、を備えた、電気接続箱であって、前記第1ケースは、貫通孔を有し、前記第1端子は、前記貫通孔と対応した部位に配置され、前記電気部品は、前記収容部の外部で前記第1ケースに保持され、前記第2端子は、前記貫通孔を介して前記第1端子に嵌合されている。
【0010】
同構成によれば、バスバーを保持する第1ケースが貫通孔を有し、その貫通孔と対応した部位にバスバーの第1端子が配置される構成であるため、貫通孔に対して第1端子の位置がずれてしまうことが抑えられる。すなわち、例えば、バスバーを保持する第1ケースとは別の第2ケースが貫通孔を有している構成では、貫通孔と第1端子との位置ずれ生じ易いが、この位置ずれが抑えられる。さらに、貫通孔を介して第1端子に嵌合される第2端子を有する電気部品は、第1ケースに保持される構成のため、第1端子と第2端子との位置ずれも抑えられる。これらのことから、組み付け性が良好となる。具体的には、例えば、バスバーを保持する第1ケースとは別の第2ケースが貫通孔を有している構成では、第2ケースを第1ケースに組み付ける際に、第1端子が貫通孔の周囲に衝突してしまう虞があるが、これを回避できる。また、例えば、バスバーを保持する第1ケースとは別の第2ケースが貫通孔を有しつつ電気部品を保持する構成では、電気部品を第2ケースに組み付ける際に、第1端子と第2端子とが上手く嵌合しない虞があるが、これが抑制される。
(【0011】以降は省略されています)
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