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公開番号2025023280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024211948,2022016975
出願日2024-12-05,2022-02-07
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 24/38 20110101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】容易に組み立てることができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、第1外導体15Aと、第2外導体15Bと、重畳部20と、を備えている。第1外導体15Aは、円筒状をなし、シールド電線Wの前端部に加締め付けられる。第2外導体15Bは、円筒状をなし、第1外導体15Aの前端部に同軸状に外嵌されて第1外導体15Aの前方に延びる。重畳部20は、第1外導体15Aの前端部と、第2外導体15Bのうち第1外導体15Aの前端部に重なった後端部と、によって構成されている。重畳部20は、コネクタ10の組立てを補助する補助部20Aを有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状をなし、ケーブルの前端部に加締め付けられる第1外導体と、
円筒状をなし、前記第1外導体の前端部に同軸状に外嵌されて前記第1外導体の前方に延びる第2外導体と、
前記第1外導体の前端部と、前記第2外導体のうち前記第1外導体の前記前端部に重なった後端部と、によって構成された重畳部と、
を備え、
前記第2外導体を挿入するハウジングをさらに備え、
前記ハウジングの後方から前記第2外導体が前記ハウジングに挿入され、
前記第2外導体は、径方向外向きに突出する第2突出部を有し、
前記ハウジングは、前記第2突出部に対応して凹んで形成され、前記第2突出部が収容される収容部を有しており、
前記第2突出部は、前記重畳部において、前記第1外導体の前端部の径方向外方に配置され、前記第2外導体を径方向外側に切り起こして形成されているコネクタ。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記第2外導体は、径方向外向きに突出する第3突出部を有し、
前記第3突出部と前記第2突出部とは、前記第2外導体の周方向に並んで配置され、
前記収容部は、前記第3突出部に対応して凹んで形成され、前記第3突出部を収容し、
前記第3突出部は、前記第2外導体を径方向外側に切り起して形成されている請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第3突出部は、前記重畳部において、前記第1外導体の前端部の径方向外方に配置されている請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、同軸コネクタが開示されている。このものは、同軸ケーブルに取り付けられる一方の接触部品に設けられた接触部を、ソケットやカップリングに挿入されるプラグヘッドを有する他方の接触部品に挿入して連結する。連結の手法として、接触部を加締めたり、スポット溶接したりする手法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10348044号公報
特開2021-51872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1における接触部の外形形状は、凹凸のない円筒状である。このため、接触部を他方の接触部品に挿入した後、接触部を加締めたり、スポット溶接したりするまでの間、一方の接触部品と他方の接触部品との相対位置がずれる懸念がある。
【0005】
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、容易に組み立てることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、
円筒状をなし、ケーブルの前端部に加締め付けられる第1外導体と、
円筒状をなし、前記第1外導体の前端部に同軸状に外嵌されて前記第1外導体の前方に延びる第2外導体と、
前記第1外導体の前端部と、前記第2外導体のうち前記第1外導体の前記前端部に重なった後端部と、によって構成された重畳部と、
を備え、
前記重畳部は、該コネクタの組立てを補助する補助部を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示のコネクタの側断面図である。
図2は、本開示のコネクタを後方から見た背面図である。
図3は、図2におけるA-A断面図である。
図4は、シールド電線に加締め付けられた第1外導体を示す斜視図である。
図5は、第2外導体の斜視図である。
図6は、誘電体が挿入された第2外導体が第1外導体に外嵌された様子を示す側面図である。
図7は、図2におけるB-B断面図である。
図8は、図2におけるC-C断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)第1外導体と、第2外導体と、重畳部と、を備えている。第1外導体は、円筒状をなし、ケーブルの前端部に加締め付けられる。第2外導体は、円筒状をなし、第1外導体の前端部に同軸状に外嵌されて第1外導体の前方に延びる。重畳部は、第1外導体の前端部と、第2外導体のうち第1外導体の前端部に重なった後端部と、によって構成された部分である。重畳部は、コネクタの組立てを補助する補助部を有している。
【0010】
この構成によれば、重畳部に補助部を設けることによって、第1外導体と第2外導体を容易に組み立てることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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