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公開番号2025022954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024204665,2021156489
出願日2024-11-25,2021-09-27
発明の名称インターロックコネクタ付カバー
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/64 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インターロックコネクタの突出量を小さくし、かつ、インターロックコネクタの誤装着を抑制すること。
【解決手段】インターロックコネクタ付カバーは、シール部材2を含むカバー部と、シール部材に保持されたインターロックコネクタ5とを備える。インターロックコネクタは、相手側コネクタと嵌合する嵌合部50と、板状の取付部51とを含み、シール部材が、インターロックコネクタを移動可能に保持するコネクタ保持部230を含む。取付部が、第1側部512aと、第2側部512bと、誤装着防止凸部516とを含む。コネクタ保持部が、第1ガイド溝231a及び第2ガイド溝231bと、奥側受部232と、抜止め弾性片233とを含む。コネクタ保持部が、第1ガイド溝に対して第1方向と交差する方向にずれる位置で第1ガイド溝と連続して形成され、誤装着防止凸部を受入れる誤装着防止凹部238を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有する取付対象に取付けられ、前記開口部を覆う、インターロックコネクタ付カバーであって、
前記開口部に嵌って前記開口部を塞ぐシール部材を含むカバー部と、
前記シール部材に支持され、前記取付対象への前記カバー部の取付を保証するためのインターロックコネクタと、
を備え、
前記インターロックコネクタは、前記シール部材から前記取付対象内の相手側コネクタに向って延在し前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の基端から前記嵌合部の嵌合方向と交差する仮想フローティング平面に沿って延出する板状の取付部とを含み、
前記シール部材が、前記インターロックコネクタを前記仮想フローティング平面に沿って移動可能に保持するコネクタ保持部を含み、
前記取付部が、第1側部と、前記第1側部とは反対側の第2側部と、前記第1側部から前記第1側部に対して交差する方向に突出する誤装着防止凸部とを含み、
前記コネクタ保持部が、前記仮想フローティング平面に沿う第1方向に沿って前記第1側部及び前記第2側部をガイドする第1ガイド溝及び第2ガイド溝と、前記第1方向に沿って一方側で前記取付部を位置規制する奥側受部と、先端に抜け止凸部を有し、前記第1方向に沿って他方側で前記取付部を抜止め規制する抜止め弾性片とを含み、
前記第1側部及び前記第2側部が前記第1ガイド溝及び前記第2ガイド溝にガイドされて、前記取付部が前記コネクタ保持部に保持された状態で、前記第1方向において、前記取付部が前記奥側受部と前記抜け止凸部との間で規制される範囲で移動可能であり、前記仮想フローティング平面において前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1ガイド溝の底面と前記第2ガイド溝の底面との間で規制される範囲で移動可能であり、
さらに、
前記コネクタ保持部が、前記第1ガイド溝に対して前記第1方向と交差する方向にずれる位置で前記第1ガイド溝と連続して形成され、前記誤装着防止凸部を受入れる誤装着防止凹部を有し、
前記誤装着防止凸部が前記誤装着防止凹部内に位置する状態で、前記第2方向において、前記誤装着防止凸部が前記誤装着防止凹部を囲む面に接触するよりも前又は同時に、前記第1側部が前記第1ガイド溝の底面に接触するか、前記第2側部が前記第2ガイド溝の底面に接触するように設定され、
前記抜け止凸部が前記第1方向における前記他方側に向けて徐々に前記抜け止凸部の突出寸法を小さくする傾斜面を有する、インターロックコネクタ付カバー。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載のインターロックコネクタ付カバーであって、
前記第1方向において前記取付部が前記奥側受部と前記抜け止凸部との間で移動可能な量と、前記第2方向において前記取付部が前記第1ガイド溝の底面と前記第2ガイド溝の底面との間で移動可能な量とは、前記嵌合方向において、前記第1側部及び前記第2側部が前記第1ガイド溝及び前記第2ガイド溝内を移動可能な量より大きい、インターロックコネクタ付カバー。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のインターロックコネクタ付カバーであって、
前記嵌合部が、第1筒状端子と、第2筒状端子と、前記第1筒状端子と前記第2筒状端子とを電気的に接続する端子連結部と、前記第1筒状端子と前記第2筒状端子とを収容する端子収容部とを含み、
前記第1筒状端子、前記第2筒状端子及び前記端子連結部が、金属板のプレス加工によって一体形成されている、インターロックコネクタ付カバー。
【請求項4】
請求項3に記載のインターロックコネクタ付カバーであって、
前記端子連結部が、前記第1筒状端子と前記第2筒状端子とが並ぶ方向に交差し、かつ、前記嵌合方向に対して交差する方向に延出している、インターロックコネクタ付カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、インターロックコネクタ付カバーに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、通電回路の導通と非導通とを切り替えるための待ち受け端子を有する待ち受けコネクタが配されている機器に設けられた開口部を塞ぐシールカバーであって、前記開口部の開口を覆う蓋部と、前記蓋部の裏面側において前記開口部に嵌合可能に配された嵌合部と、前記嵌合部から前記待ち受けコネクタと嵌合可能に突設されているインターロックコネクタとを備えるシールカバーを開示している。インターロックコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング、コネクタハウジングに収容されている一対の雌端子、及び、一対の雌端子間を繋ぐ被覆電線を備えている。インターロックコネクタは、嵌合方向に直交する方向に変位可能なフローティング状態で嵌合部に保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2015-220572号(特開2017-091809号公報)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
待ち受けコネクタが配されている機器におけるスペース上の制約等から、嵌合部からのインターロックコネクタの突出長を小さくすることが望まれている。
【0005】
また、インターロックコネクタを嵌合部に組付ける際に、インターロックコネクタの誤装着を抑制することが望まれている。
【0006】
そこで、本開示は、インターロックコネクタの突出量を小さくすること、及び、インターロックコネクタの誤装着を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のインターロックコネクタ付カバーは、開口部を有する取付対象に取付けられ、前記開口部を覆う、インターロックコネクタ付カバーであって、前記開口部に嵌って前記開口部を塞ぐシール部材を含むカバー部と、前記シール部材に支持され、前記取付対象への前記カバー部の取付を保証するためのインターロックコネクタと、を備え、前記インターロックコネクタは、前記シール部材から前記取付対象内の相手側コネクタに向って延在し前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の基端から前記嵌合部の嵌合方向と交差する仮想フローティング平面に沿って延出する板状の取付部とを含み、前記シール部材が、前記インターロックコネクタを前記仮想フローティング平面に沿って移動可能に保持するコネクタ保持部を含み、前記取付部が、第1側部と、前記第1側部とは反対側の第2側部と、前記第1側部から前記第1側部に対して交差する方向に突出する誤装着防止凸部とを含み、前記コネクタ保持部が、前記仮想フローティング平面に沿う第1方向に沿って前記第1側部及び前記第2側部をガイドする第1ガイド溝及び第2ガイド溝と、前記第1方向に沿って一方側で前記取付部を位置規制する奥側受部と、先端に抜け止凸部を有し、前記第1方向に沿って他方側で前記取付部を抜止め規制する抜止め弾性片とを含み、前記第1側部及び前記第2側部が前記第1ガイド溝及び前記第2ガイド溝にガイドされて、前記取付部が前記コネクタ保持部に保持された状態で、前記第1方向において、前記取付部が前記奥側受部と前記抜け止凸部との間で規制される範囲で移動可能であり、前記仮想フローティング平面において前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1ガイド溝の底面と前記第2ガイド溝の底面との間で規制される範囲で移動可能であり、さらに、前記コネクタ保持部が、前記第1ガイド溝に対して前記第1方向と交差する方向にずれる位置で前記第1ガイド溝と連続して形成され、前記誤装着防止凸部を受入れる誤装着防止凹部を有する、インターロックコネクタ付カバーである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、インターロックコネクタの突出量を小さくすることができ、かつ、インターロックコネクタの誤装着を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1はインターロックコネクタ付カバーの一例を示す概略斜視図である。
図2はインターロックコネクタ付カバーの一例を示す概略斜視図である。
図3はインターロックコネクタ付カバーの一例を示す概略側面図である。
図4は取付対象の一例を示す概略平面図である。
図5はインターロックコネクタ付カバーの一例を示す概略分解斜視図である。
図6はインターロックコネクタ付カバーの一例を示す概略分解斜視図である。
図7はシールドカバー及び第1シール部材の断面構造の一例を示す概略図である。
図8はシールドカバー及び第2シール部材の断面構造の一例を示す概略図である。
図9は第2シール部材の断面構造の一例を示す概略図である。
図10はインターロックコネクタがコネクタ保持部に保持された状態を示す斜視図である。
図11はインターロックコネクタをコネクタ保持部に取付ける前の状態を示す斜視図である。
図12は図11のXII-XII線断面図である。
図13はインターロックコネクタの分解斜視図である。
図14は図10におけるXIV-XIV線断面図である。
図15はインターロックコネクタの取付過程の一例を示す概略図である。
図16はインターロックコネクタの取付方法の一例を示す概略図である。
図17はインターロックコネクタの取付方法の一例を示す概略図である。
図18はインターロックコネクタの取付方法の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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