TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025021605
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125422
出願日
2023-08-01
発明の名称
コネクタおよびコネクタアセンブリ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/44 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】安全性を向上できるコネクタおよびコネクタアセンブリを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、相手端子201を有する相手コネクタ200と電気的に接続される。コネクタ10は、第1方向X1に沿って相手端子201が接続される電気接触部材50と、電気接触部材50を内部に保持する樹脂製のハウジング100と、を備える。電気接触部材50は、ハウジング100の内部において第1位置と第2位置とに移動可能である。第2位置は、第1方向X1において第1位置と異なる位置であり、且つ第1方向X1と交差する第2方向Y1において第1位置と異なる位置である。ハウジング100は、第1方向X1に沿って延びる筒状に形成された触指防止用のフード部130を有する。フード部130は、電気接触部材50のうち相手端子201と接触する接触面51Aを露出している。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
相手端子を有する相手コネクタと電気的に接続されるコネクタであって、
第1方向に沿って前記相手端子が接続される電気接触部材と、
前記電気接触部材を内部に保持する樹脂製のハウジングと、を備え、
前記電気接触部材は、前記ハウジングの内部において第1位置と第2位置とに移動可能であり、
前記第2位置は、前記第1方向において前記第1位置と異なる位置であり、且つ前記第1方向と交差する第2方向において前記第1位置と異なる位置であり、
前記ハウジングは、前記第1方向に沿って延びる筒状に形成された触指防止用のフード部を有し、
前記フード部は、前記電気接触部材のうち前記相手端子と接触する接触面を露出している、コネクタ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、前記第1方向の反対方向である第1反対方向に開口するとともに前記第1方向に沿って前記相手端子が進入する開口部を有し、
前記開口部は、前記フード部の内部空間と連通するとともに、前記接触面を露出するように形成されており、
前記フード部は、前記接触面の一部を被覆するように形成されており、
前記フード部の内部空間は、前記開口部よりも開口面積が小さい、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記フード部を構成する周壁は、前記第1方向から見た平面視において、前記開口部の周縁と重なるように設けられており、
前記周壁は、前記開口部から前記第1反対方向に向かって突出している、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記フード部の内部空間のサイズは、前記フード部の前記第1反対方向の開口端から前記フード部の内部空間に挿入されるモデル指が前記接触面に達しない大きさに設定されている、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記フード部の内部空間のサイズは、前記フード部の内部空間に対して挿入限界位置まで挿入された前記モデル指の先端と前記接触面との間に隙間が設けられる大きさに設定されている、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記モデル指は、JIS-C0922:2002に規定されている検査プローブBである、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記モデル指の先端領域は、前記モデル指の先端に向かうに連れて細くなる先細り形状に形成されており、
前記フード部の内周寸法は、前記第1方向の全長にわたって一定に形成されており、
前記フード部の前記第1反対方向の端面から前記第1位置における前記接触面までの前記第1方向に沿う最短距離は、第1距離であり、
前記フード部の内周寸法は、前記モデル指の先端の外周寸法よりも大きく形成されるとともに、前記モデル指の先端から前記第1距離よりも短い第2距離だけ離れた中間位置における前記モデル指の外周寸法よりも小さく形成されている、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記電気接触部材は、電源ライン用の端子である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記コネクタは、電池パックに搭載される、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記電気接触部材を前記第1位置と前記第2位置とに移動可能に保持するケースを更に有し、
前記ケースは、前記ハウジングの内部に保持されており、
前記ケースは、前記第1方向に対して傾斜するとともに前記第2方向に対して傾斜する第1傾斜面を有し、
前記電気接触部材は、前記第1傾斜面と平行に延びる第2傾斜面を有し、
前記電気接触部材は、前記第1方向に沿って前記相手端子が接続される際に、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面に接触しながら前記第1傾斜面上をスライドしつつ、前記第1位置から前記第2位置に移動可能である、請求項1に記載のコネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタおよびコネクタアセンブリに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両には、端子モジュールを備えるコネクタが搭載される。端子モジュールでは、端子に相手端子が突き当てられることにより、端子と相手端子とが互いに電気的に接続される。上記コネクタでは、端子モジュールにおける端子の接点と相手端子の接点とを突き当てる際に両接点を互いにスライドさせることにより、接点間の異物を排除するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-198323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記コネクタでは、安全性の向上が望まれている。
本開示の目的は、安全性を向上できるコネクタおよびコネクタアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、相手端子を有する相手コネクタと電気的に接続されるコネクタであって、第1方向に沿って前記相手端子が接続される電気接触部材と、前記電気接触部材を内部に保持する樹脂製のハウジングと、を備え、前記電気接触部材は、前記ハウジングの内部において第1位置と第2位置とに移動可能であり、前記第2位置は、前記第1方向において前記第1位置と異なる位置であり、且つ前記第1方向と交差する第2方向において前記第1位置と異なる位置であり、前記ハウジングは、前記第1方向に沿って延びる筒状に形成された触指防止用のフード部を有し、前記フード部は、前記電気接触部材のうち前記相手端子と接触する接触面を露出している。
【発明の効果】
【0006】
本開示のコネクタおよびコネクタアセンブリによれば、安全性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す斜視図である。
図2は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す断面斜視図である。
図3は、一実施形態のコネクタを示す分解斜視図である。
図4は、一実施形態の端子モジュールを示す斜視図である。
図5は、一実施形態の端子モジュールを示す分解斜視図である。
図6は、一実施形態の端子モジュールを示す分解斜視図である。
図7は、一実施形態のコネクタを示す平面図である。
図8は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す断面図(図7における8-8線断面図)である。
図9は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す断面図である。
図10は、一実施形態のコネクタを示す斜視図である。
図11は、一実施形態のコネクタを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
[1]本開示のコネクタは、相手端子を有する相手コネクタと電気的に接続されるコネクタであって、第1方向に沿って前記相手端子が接続される電気接触部材と、前記電気接触部材を内部に保持する樹脂製のハウジングと、を備え、前記電気接触部材は、前記ハウジングの内部において第1位置と第2位置とに移動可能であり、前記第2位置は、前記第1方向において前記第1位置と異なる位置であり、且つ前記第1方向と交差する第2方向において前記第1位置と異なる位置であり、前記ハウジングは、前記第1方向に沿って延びる筒状に形成された触指防止用のフード部を有し、前記フード部は、前記電気接触部材のうち前記相手端子と接触する接触面を露出している。
【0009】
この構成によれば、電気接触部材の接触面を露出するフード部が、第1方向に沿って延びる筒状に形成される。このフード部を設けたことにより、フード部のうち第1方向の反対方向である第1反対方向の開口端から接触面までの距離を長くすることができる。このため、フード部を通じて作業者の指等が接触面に触れることを好適に抑制できる。したがって、作業者の指等が接触面に触れて感電してしまうことを好適に抑制できる。この結果、コネクタの安全性を向上できる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記ハウジングは、前記第1方向の反対方向である第1反対方向に開口するとともに前記第1方向に沿って前記相手端子が進入する開口部を有し、前記開口部は、前記フード部の内部空間と連通するとともに、前記接触面を露出するように形成されており、前記フード部は、前記接触面の一部を被覆するように形成されており、前記フード部の内部空間は、前記開口部よりも開口面積が小さくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
イリソ電子工業株式会社
電子部品
2日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
20日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
6日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
26日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
26日前
オムロン株式会社
電磁継電器
6日前
オムロン株式会社
電磁継電器
6日前
オムロン株式会社
電磁継電器
6日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
6日前
日新電機株式会社
変圧器
14日前
株式会社ヨコオ
ソケット
13日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
20日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
19日前
国立大学法人信州大学
トランス
6日前
三洲電線株式会社
撚線導体
20日前
住友電装株式会社
コネクタ
26日前
TDK株式会社
コイル部品
26日前
大和電器株式会社
コンセント
26日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
26日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
13日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
20日前
河村電器産業株式会社
接続装置
14日前
ローム株式会社
半導体発光装置
26日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
13日前
株式会社村田製作所
電池パック
20日前
ローム株式会社
半導体発光装置
5日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
5日前
河村電器産業株式会社
接続装置
14日前
住友電気工業株式会社
耐熱電線
6日前
株式会社村田製作所
コイル部品
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
原田工業株式会社
複合平面アンテナ装置
19日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
続きを見る
他の特許を見る