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公開番号
2025013112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023204428
出願日
2023-12-04
発明の名称
電線保持具および電線保持具付き電線
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/32 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電線にかかる応力が低減される電線保持具および電線保持具付き電線を提供する。
【解決手段】電線20を保持する電線保持具1であって、一枚の金属板から形成され、電線20を保持する電線保持部10を備え、電線保持部10は、低剛性部11と、低剛性部11よりも高い剛性を有する第1高剛性部12aおよび第2高剛性部12bと、を有し、低剛性部11は、第1高剛性部12aと第2高剛性部12bとの間に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電線を保持する電線保持具であって、
一枚の金属板から形成され、前記電線を保持する電線保持部を備え、
前記電線保持部は、低剛性部と、前記低剛性部よりも高い剛性を有する第1高剛性部および第2高剛性部と、を有し、
前記低剛性部は、前記第1高剛性部と前記第2高剛性部との間に位置する、
電線保持具。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電線保持具であって、
前記第1高剛性部および前記第2高剛性部における前記電線と対向する部分の形状は、前記電線の外周面に沿った形状である、
電線保持具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の電線保持具であって、
前記低剛性部は、前記電線の長手方向において、前記第1高剛性部および前記第2高剛性部よりも短い、
電線保持具。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の電線保持具であって、
前記第1高剛性部および前記第2高剛性部はそれぞれ、前記電線の長手方向に前記電線に沿って配置される基部と、前記基部において前記電線の長手方向における端部に連設される強度補強部と、を有し、
前記強度補強部は、前記電線の周方向外側に広がって延設される、
電線保持具。
【請求項5】
請求項4に記載の電線保持具であって、
前記強度補強部は、前記基部から離れるにしたがって前記電線の周方向外側に広がって延設される、
電線保持具。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の電線保持具であって、
前記電線保持部は、単一の前記低剛性部を備える、
電線保持具。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の電線保持具であって、
前記電線保持部において前記電線の周方向における端部に連設され、前記電線の周方向外側に向かって延設される延設部をさらに有する、
電線保持具。
【請求項8】
電線と、前記電線を保持する電線保持具とを備える電線保持具付き電線であって、
前記電線保持具は、
一枚の金属板から形成され、前記電線を保持する電線保持部を備え、
前記電線保持部は、低剛性部と、前記低剛性部よりも高い剛性を有する第1高剛性部および第2高剛性部と、を有し、
前記低剛性部は、前記第1高剛性部と前記第2高剛性部の間に位置し、
前記電線に前記電線保持部が加締められることにより、前記電線が前記電線保持部に保持される、
電線保持具付き電線。
【請求項9】
請求項8に記載の電線保持具付き電線であって、
前記第1高剛性部と前記第2高剛性部との間には、隙間が形成され、
前記電線は、最外被覆部を含む被覆部を有し、
前記最外被覆部の一部が、前記第1高剛性部のうち前記隙間側の端部と、前記第2高剛性部のうち前記隙間側の端部との間で挟持される、電線保持具付き電線。
【請求項10】
請求項9に記載の電線保持具付き電線であって、
前記第1高剛性部のうち前記隙間側の端部に連設される第1延設部と、
前記第2高剛性部のうち前記隙間側の端部に連設される第2延設部と、
をさらに備え、
前記最外被覆部の一部が前記第1延設部と前記第2延設部との間で挟持される、電線保持具付き電線。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電線を保持する電線保持具および電線保持具付き電線に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この技術分野では、例えば特許文献1に記載の技術が開示される。特許文献1には、電線を保持する保持部を備える電線保持具が開示されている。特許文献1に記載の電線保持具の保持部は、電線を受け入れる開口部と、開口部を通して電線を収容する凹状部と、を有する。凹状部内に電線が収容された状態で、保持部が加締められて、電線が電線保持具に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-61935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように電線保持具が加締められることにより電線が電線保持具に保持される場合に、電線保持具の変形に伴って、電線までもが変形することがあった。仮に電線が変形した状態で保持されると、電線に対して電線保持具から常に応力がかかった状態となる。
【0005】
そこで、本開示は、電線にかかる応力が低減される電線保持具および電線保持具付き電線を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電線保持具は、電線を保持する電線保持具であって、一枚の金属板から形成され、前記電線を保持する電線保持部を備え、前記電線保持部は、低剛性部と、前記低剛性部よりも高い剛性を有する第1高剛性部および第2高剛性部と、を有し、前記低剛性部は、前記第1高剛性部と前記第2高剛性部との間に位置する。
【0007】
また、本開示の電線保持具付き電線は、電線と、前記電線を保持する電線保持具とを備える電線保持具付き電線であって、前記電線保持具は、一枚の金属板から形成され、前記電線を保持する電線保持部を備え、前記電線保持部は、低剛性部と、前記低剛性部よりも高い剛性を有する第1高剛性部および第2高剛性部と、を有し、前記低剛性部は、前記第1高剛性部と前記第2高剛性部の間に位置し、前記電線に前記電線保持部が加締められることにより前記電線が前記電線保持部に保持される。
【0008】
また、本開示の電線保持具付き電線は、電線と、前記電線を保持する電線保持具とを備える電線保持具付き電線であって、前記電線保持具は、一枚の金属板から形成され、前記電線を保持する電線保持部を備え、前記電線保持部は、前記電線の軸方向に沿った隙間を有し、前記電線に前記電線保持部が加締められることにより、前記電線が前記電線保持部に保持され、前記電線は、最外被覆部を含む被覆部を有し、前記最外被覆部の一部が前記電線保持部のうち前記隙間側の二つの端部に挟持される。
【発明の効果】
【0009】
本開示によると、電線にかかる応力が低減される電線保持具および電線保持具付き電線が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態にかかる電線保持具を示す斜視図である。
図2は、電線保持具を示す正面図である。
図3は、電線保持具を示す側面図である。
図4は、電線保持具を展開して示す説明図である。
図5は、加締められる前後の電線保持部の様子を示す説明図である。
図6は、従来の電線保持具を利用して電線保持具と電線とが加締められた後の電線にかかる応力を示す電線の断面図である。
図7は、本実施形態の電線保持具を利用して電線に電線保持具が加締められた後の電線にかかる応力を示す電線の断面図である。
図8は、他の実施形態の電線保持具を示す斜視図である。
図9は、他の実施形態の電線保持具を電線とともに示す正面図である。
図10は、他の実施形態の電線保持具に保持される電線を示す断面図である。
図11は、加締められる前の電線保持具を電線とともに示す正面図である。
図12は、他の実施形態の電線保持具を電線とともに示す正面図である。
図13は、他の実施形態の電線保持具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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