TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115043
出願日
2023-07-13
発明の名称
充電装置、判定方法、判定プログラム、及び充電システム
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電装株式会社
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電動車のインレットとコネクタとの相対的な位置関係を判定する。
【解決手段】
充電装置は、電動車のバッテリを充電する充電装置であって、前記電動車に設けられたインレットに挿入することが可能なコネクタと、前記インレットに配置された被検出子に対する位置に応じた信号を出力する、前記コネクタに配置されたセンサと、前記センサからの出力信号に基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態を判定する判定部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車のバッテリを充電する充電装置であって、
前記電動車に設けられたインレットに挿入することが可能なコネクタと、
前記インレットに配置された被検出子に対する位置に応じた信号を出力する、前記コネクタに配置されたセンサと、
前記センサからの出力信号に基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態を判定する判定部と、
を備える、
充電装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記判定部は、第1被検出子及び第2被検出子が配置された前記インレットに対する前記コネクタの相対的な位置が変化した場合における前記センサからの前記出力信号の時間的に変化するパターンに基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態を判定する、
請求項1に記載の充電装置。
【請求項3】
前記センサが前記第1被検出子に近接したときの前記センサの出力信号の強度と、前記センサが前記第2被検出子に近接したときの前記センサの出力信号の強度とが異なる、
請求項2に記載の充電装置。
【請求項4】
前記コネクタが前記インレットへの挿入方向へ移動した場合に、前記センサは、前記第1被検出子に対向する第1位置及び前記第2被検出子に対向する第2位置を順番に通過する、
請求項2に記載の充電装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記センサからの前記出力信号の時間的に変化するパターンに基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態が、前記インレットに前記コネクタが挿入された挿入状態であるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電装置。
【請求項6】
前記充電装置は、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態が前記挿入状態であると前記判定部によって判定された場合に、充電開始信号を前記電動車へ送信する信号送信部をさらに備える、
請求項5に記載の充電装置。
【請求項7】
前記判定部は、前記センサからの前記出力信号の時間的に変化するパターンに基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態が、前記インレットから前記コネクタが引き抜かれた離脱状態であるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電装置。
【請求項8】
前記充電装置は、前記インレットに前記コネクタが接続された前記電動車との通信を制御する通信制御部をさらに備え、
前記通信制御部は、前記電動車からの通信メッセージを待機する待機期間を設定し、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態が前記離脱状態であると前記判定部によって判定された場合に、前記待機期間を解除する、
請求項7に記載の充電装置。
【請求項9】
前記判定部は、前記センサからの前記出力信号の時間的に変化するパターンに基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態が、前記インレットに前記コネクタが途中まで挿入された後引き抜かれた挿入中断状態であるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電装置。
【請求項10】
前記判定部は、前記センサからの前記出力信号の時間的に変化するパターンに基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態が、前記インレットに挿入された前記コネクタが途中まで引き抜かれた後前記コネクタに再度挿入された再挿入状態であるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、充電装置、判定方法、判定プログラム、及び充電システムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電気自動車、プラグインハイブリッド車等の電動車に対して自動充放電運転を行う充放電制御方法が開示されている。特許文献1に開示された充放電制御方法では、充放電運転を行う予定時間帯(運転時間帯)が予め設定され、現在時刻が運転時間帯に含まれる場合においてのみ、充放電装置に設けられたリレーがオンされる。リレーがオンされると、充放電装置と電動車との間でCAN(Controller Area Network)通信が開始され、CAN通信に基づいて、充放電装置のコネクタが電動車に接続されているか否かが判定される。コネクタが電動車に接続されていれば、充放電運転が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-072488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された充放電制御方法では、電動車のインレットとコネクタとの相対的な位置関係、すなわち、コネクタがインレットに挿入されている、コネクタがインレットから離脱されている等を判定することができない。このため、特許文献1に開示された充放電制御方法では、電動車に対してコネクタが接続されたか否かを判定するために、運転時間帯において充放電装置と電動車との通信状態を常時監視する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る充電装置は、電動車のバッテリを充電する充電装置であって、前記電動車に設けられたインレットに挿入することが可能なコネクタと、前記インレットに配置された被検出子に対する位置に応じた信号を出力する、前記コネクタに配置されたセンサと、前記センサからの出力信号に基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態を判定する判定部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、電動車のインレットとコネクタとの相対的な位置関係を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る充放電システムの全体構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る充放電装置の構成の一例を示すブロック図である。
図3は、制御回路のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、制御回路の機能の一例を示す機能ブロック図である。
図5Aは、コネクタのインレットに対する位置と、ラッチとの関係の一例を示す図であり、離脱状態を示す図である。
図5Bは、コネクタのインレットに対する位置と、ラッチとの関係の一例を示す図であり、半挿入状態を示す図である。
図5Cは、コネクタのインレットに対する位置と、ラッチとの関係の一例を示す図であり、挿入状態を示す図である。
図6Aは、インレットにコネクタが挿入される場合におけるスイッチからの出力信号の一例を示すグラフである。
図6Bは、インレットからコネクタが引き抜かれる場合におけるスイッチからの出力信号の一例を示すグラフである。
図7Aは、コネクタのインレットに対する位置と、被検出子に対するセンサの位置との関係の一例を示す図であり、離脱状態を示す図である。
図7Bは、コネクタのインレットに対する位置と、被検出子に対するセンサの位置との関係の一例を示す図であり、半挿入状態の第1例を示す図である。
図7Cは、コネクタのインレットに対する位置と、被検出子に対するセンサの位置との関係の一例を示す図であり、半挿入状態の第2例を示す図である。
図7Dは、コネクタのインレットに対する位置と、被検出子に対するセンサの位置との関係の一例を示す図であり、挿入状態を示す図である。
図8は、光電センサによる被検出子の検出原理を説明するための図である。
図9Aは、インレットから離脱されていたコネクタがインレットに挿入される場合のセンサの出力信号の時間変化の一例を示すグラフである。
図9Bは、インレットに挿入されていたコネクタがインレットから引き抜かれる場合のセンサの出力信号の時間変化の一例を示すグラフである。
図10Aは、挿入中断状態におけるセンサの出力信号の時間的変化の第1例である第1信号パターンを示すグラフである。
図10Bは、挿入中断状態におけるセンサの出力信号の時間的変化の第2例である第2信号パターンを示すグラフである。
図10Cは、挿入中断状態におけるセンサの出力信号の時間的変化の第3例である第3信号パターンを示すグラフである。
図11Aは、再挿入状態におけるセンサの出力信号の時間的変化の第1例である第1信号パターンを示すグラフである。
図11Bは、再挿入状態におけるセンサの出力信号の時間的変化の第2例である第2信号パターンを示すグラフである。
図11Cは、再挿入状態におけるセンサの出力信号の時間的変化の第3例である第3信号パターンを示すグラフである。
図12は、実施形態に係る充放電制御装置による充放電制御処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
【0009】
(1) 本実施形態に係る充電装置は、電動車のバッテリを充電する充電装置であって、前記電動車に設けられたインレットに挿入することが可能なコネクタと、前記インレットに配置された被検出子に対する位置に応じた信号を出力する、前記コネクタに配置されたセンサと、前記センサからの出力信号に基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態を判定する判定部と、を備える。これにより、電動車のインレットとコネクタとの相対的な位置関係を判定することができる。
【0010】
(2) 上記(1)において、前記判定部は、第1被検出子及び第2被検出子が配置された前記インレットに対する前記コネクタの相対的な位置が変化した場合における前記センサからの前記出力信号の時間的に変化するパターンに基づいて、前記コネクタの前記インレットに対する相対的な位置に関する状態を判定してもよい。これにより、第1被検出子及び第2被検出子を使用することにより、コネクタのインレットに対する相対的な位置に関する状態を正確に判定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友電気工業株式会社
光センサ
6日前
住友電気工業株式会社
基板保持体
9日前
住友電気工業株式会社
ピーキング調整回路
3日前
住友電気工業株式会社
ゲルマニウムの回収方法
3日前
住友電気工業株式会社
ゲルマニウムの回収方法
6日前
住友電気工業株式会社
光ファイバ用母材の製造方法
9日前
住友電気工業株式会社
画像認識装置及び画像認識方法
2日前
住友電気工業株式会社
絶縁コンバータ、および制御方法
9日前
住友電気工業株式会社
銅合金線、および銅合金線の製造方法
6日前
住友電気工業株式会社
検知用ケーブル、および検知システム
17日前
住友電気工業株式会社
情報管理システムおよび情報管理方法
2日前
住友電気工業株式会社
検知装置、検知システムおよび検知方法
9日前
住友電気工業株式会社
センシングハーネスおよびセンシングシステム
2日前
住友電気工業株式会社
通信装置、通信装置の設定方法および通信システム
9日前
住友電気工業株式会社
推定装置、推定方法、およびコンピュータプログラム
2日前
住友電気工業株式会社
表示処理装置、表示処理方法および表示処理プログラム
10日前
住友電気工業株式会社
充電装置、判定方法、判定プログラム、及び充電システム
2日前
住友電気工業株式会社
電力供給システム、蓄電システム、充放電器および制御方法
11日前
住友電気工業株式会社
ウエハ保持体
17日前
住友電気工業株式会社
充電装置、異常検出方法、異常検出プログラム、及び充電システム
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
6日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
6日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
6日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
6日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子ユニット
17日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電池システム
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電池システム
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電線接続構造
2日前
住友電気工業株式会社
アナログRoFシステム、親局装置、子局装置、データ構造および光通信方法
9日前
住友電気工業株式会社
光フィルタ、光フィルタの製造方法、設計方法、設計装置および設計プログラム
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
シールドコネクタ
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
遮断装置、及び遮断器
9日前
続きを見る
他の特許を見る