TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025006566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107445
出願日
2023-06-29
発明の名称
アナログRoFシステム、親局装置、子局装置、データ構造および光通信方法
出願人
住友電気工業株式会社
,
日本電信電話株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
H04B
10/2575 20130101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】アナログRoFシステムにおいて、制御情報を所望の伝送頻度で伝送する。
【解決手段】アナログRoFシステムでは、親局装置は、宛先情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置である第1の子局装置に対応する第1の前記制御情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置以外の前記子局装置である第2の子局装置に対応する第2の前記制御情報とが格納された前記フレームを生成し、生成した前記フレームを含むデジタル信号と主信号とを含む光信号を複数の子局装置へ送信し、前記第1の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第1の制御情報を取得し、前記第2の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第2の制御情報を取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アナログRoF(Radio over Fiber)システムであって、
親局装置と、
複数の子局装置とを備え、
前記親局装置は、制御情報を含む前記子局装置宛のフレームであって、前記フレームの宛先を示す宛先情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置である第1の子局装置に対応する第1の前記制御情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置以外の前記子局装置である第2の子局装置に対応する第2の前記制御情報とが格納された前記フレームを生成し、生成した前記フレームを含むデジタル信号と、アナログの主信号とを含む光信号を、前記複数の子局装置へ送信し、
前記第1の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第1の制御情報を取得し、
前記第2の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第2の制御情報を取得する、アナログRoFシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記親局装置は、前記第1の子局装置および前記第2の子局装置に対応する前記第2の制御情報が格納された前記フレームを生成し、
前記第1の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第2の制御情報をさらに取得する、請求項1に記載のアナログRoFシステム。
【請求項3】
前記親局装置は、前記子局装置に1対1で対応する前記第2の制御情報が格納された前記フレームを生成する、請求項1または請求項2に記載のアナログRoFシステム。
【請求項4】
前記フレームは、前記第1の制御情報が格納される第1フィールドと、前記第2の制御情報が格納される第2フィールドと、前記複数の子局装置に共通の第3の制御情報が格納される第3フィールドとを含む、請求項1または請求項2に記載のアナログRoFシステム。
【請求項5】
アナログRoFシステムにおいて複数の子局装置へ制御情報を伝送する親局装置であって、
制御情報を含む前記子局装置宛のフレームであって、前記フレームの宛先を示す宛先情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置に対応する第1の前記制御情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置以外の前記子局装置に対応する第2の前記制御情報とが格納された前記フレームを生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記フレームを含むデジタル信号と、アナログの主信号とを含む光信号を、前記複数の子局装置へ送信する送信部とを備える、親局装置。
【請求項6】
アナログRoFシステムにおける子局装置であって、
宛先情報、第1の制御情報および第2の制御情報が格納されたフレームを含むデジタル信号と、アナログの主信号とを含む光信号を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第2の制御情報を取得する取得部とを備え、
前記取得部は、前記宛先情報が示す装置が前記子局装置である場合、前記デジタル信号から前記第1の制御情報をさらに取得する、子局装置。
【請求項7】
親局装置と複数の子局装置とを備えるアナログRoFシステムにおいて、前記親局装置から前記複数の子局装置へ伝送されるフレームのデータ構造であって、
前記フレームの宛先の前記子局装置を示す宛先情報が格納される宛先アドレスフィールドと、
前記宛先情報が示す前記子局装置に対応する第1の制御情報が格納される第1フィールドと、
前記宛先情報が示す前記子局装置以外の前記子局装置に対応する第2の制御情報が格納される第2フィールドとを備える、データ構造。
【請求項8】
親局装置と、複数の子局装置とを備えるアナログRoFシステムにおける光通信方法であって、
前記親局装置が、制御情報を含む前記子局装置宛のフレームであって、前記フレームの宛先を示す宛先情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置である第1の子局装置に対応する第1の前記制御情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置以外の前記子局装置である第2の子局装置に対応する第2の前記制御情報とが格納された前記フレームを生成し、生成した前記フレームを含むデジタル信号と、アナログの主信号とを含む光信号を、前記複数の子局装置へ送信するステップと、
前記第1の子局装置が、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第1の制御情報を取得するステップと、
前記第2の子局装置が、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第2の制御情報を取得するステップとを含む、光通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、アナログRoF(Radio over Fiber)システム、親局装置、子局装置、データ構造および光通信方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、通信データを含むアナログ信号を装置間において光ファイバ経由で伝送する光通信システムにおいて、一方の装置の動作を制御するための制御情報をアナログ信号に多重して伝送する技術が開発されている。
【0003】
たとえば、特許文献1(特開2021-64861号公報)には、以下のような光送信装置が開示されている。すなわち、光送信装置は、情報を搬送する第1電気信号と複数のトーン信号とを周波数多重して多重信号を生成する多重手段と、前記多重信号で連続光の搬送波抑圧振幅変調を行う変調手段とを備える。
【0004】
また、特許文献2(特開2020-43488号公報)には、以下のような増幅器ユニットが開示されている。すなわち、増幅器ユニットは、変調周波数fmのデジタル信号を生成し、前記デジタル信号を出力するデジタル信号生成部と、振幅に情報を有する周波数fcのアナログ信号を生成し、前記アナログ信号を出力するアナログ信号生成部と、前記デジタル信号と前記アナログ信号とを重畳した重畳信号を生成し、前記重畳信号を出力する重畳部と、前記重畳信号を増幅した増幅信号を生成し、前記増幅信号を出力する増幅部と、前記増幅信号の電圧に関する情報を検知する検知部と、 前記検知部が検知した前記情報に基づいて、前記増幅部の増幅度を決定する増幅度決定部とを備える。前記増幅部に入力される入力信号の入力電圧と、前記増幅部から出力される出力信号の出力電圧との関係は、前記入力電圧が増加するにつれて前記出力電圧が増加する領域から、前記出力電圧があらかじめ定められた一定値になるように前記増幅度が変化する領域を有する関係を有する。また、前記増幅部に入力される前記デジタル信号の入力電圧は、前記増幅度で増幅された前記デジタル信号の出力電圧が前記一定値になる電圧である。また、前記増幅部に入力される前記アナログ信号の入力電圧は、前記増幅度で増幅された前記アナログ信号の出力電圧が前記増幅度に比例した値になる電圧である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-64861号公報
特開2020-43488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1および2に記載の技術を超えて、アナログRoFシステムにおいて、制御情報を所望の伝送頻度で伝送することが可能な技術が望まれる。
【0007】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、制御情報を所望の伝送頻度で伝送することが可能なアナログRoFシステム、親局装置、子局装置、データ構造および光通信方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のアナログRoFシステムは、アナログRoFシステムであって、親局装置と、複数の子局装置とを備え、前記親局装置は、制御情報を含む前記子局装置宛のフレームであって、前記フレームの宛先を示す宛先情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置である第1の子局装置に対応する第1の前記制御情報と、前記宛先情報が示す前記子局装置以外の前記子局装置である第2の子局装置に対応する第2の前記制御情報とが格納された前記フレームを生成し、生成した前記フレームを含むデジタル信号と、アナログの主信号とを含む光信号を、前記複数の子局装置へ送信し、前記第1の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第1の制御情報を取得し、前記第2の子局装置は、前記親局装置から受信した前記光信号に含まれる前記デジタル信号から前記第2の制御情報を取得する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、アナログRoFシステムにおいて、制御情報を所望の伝送頻度で伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の第1の実施の形態に係るアナログRoFシステムの構成を示す図である。
図2は、本開示の第1の実施の形態の比較例に係るアナログRoFシステムにおいて親局装置から子局装置へ送信されるフレームを示す図である。
図3は、本開示の第1の実施の形態に係るアナログRoFシステムにおいて親局装置から子局装置へ送信されるフレームを示す図である。
図4は、本開示の第1の実施の形態に係る親局装置の構成を示す図である。
図5は、本開示の第1の実施の形態に係る親局装置の生成部により生成されるフレームのデータ構造の一例を示す図である。
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る子局装置の構成を示す図である。
図7は、本開示の第1の実施の形態に係るアナログRoFシステムにおける通信のシーケンスの一例を示す図である。
図8は、本開示の第1の実施の形態の変形例に係る親局装置の生成部により生成されるフレームのデータ構造の一例を示す図である。
図9は、本開示の第2の実施の形態に係るアナログRoFシステムの構成を示す図である。
図10は、本開示の第2の実施の形態に係る親局装置の構成を示す図である。
図11は、本開示の第2の実施の形態に係る子局装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
挿耳装置
2か月前
個人
仮想アース
2か月前
個人
環境音制御方法
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
1か月前
個人
ヘッドホンカバー
9日前
個人
押しボタン式側圧調整器
1か月前
個人
投げ銭管理システム
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
24日前
BoCo株式会社
聴音装置
24日前
17LIVE株式会社
サーバ
2か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
2日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
太陽誘電株式会社
超音波装置
3か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
個人
平面映像の回転による立体映像
3か月前
株式会社クボタ
作業車両
2か月前
キヤノン株式会社
無線通信装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
10日前
リオン株式会社
聴取装置
1日前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
2か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
3か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
10日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1日前
株式会社ACSL
確認方法
2か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
2か月前
続きを見る
他の特許を見る