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公開番号2024150274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063613
出願日2023-04-10
発明の名称利用管理システム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類H04N 1/34 20060101AFI20241016BHJP(電気通信技術)
要約【課題】安価な利用管理システムを提供する。
【解決手段】利用管理システムでは、端末装置(8)は、製品情報により特定される画像形成装置(1)の装置本体の利用に関する利用料金を支払う処理(S108)と、前記製品情報と、ステップS108にて前記利用料金を支払った情報である支払情報と、をサーバ(9)に送信する処理(S109)と、を実行し、サーバ(9)は、前記支払情報に基づいて前記装置本体の利用を許可する許可情報を、端末装置(8)を介して前記製品情報により特定される画像形成装置(1)に送信する処理(S120)を実行する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
装置本体を有する画像形成装置と、サーバと、外部装置と、を備えた利用管理システムであって、
前記画像形成装置は、前記装置本体を特定する第１識別情報を有し、
前記外部装置は、
前記第１識別情報と、前記第１識別情報により特定される前記装置本体の利用に関する利用料金を支払った情報である支払情報と、を前記サーバに送信する決済処理を実行し、
前記サーバは、
前記支払情報に基づいて前記装置本体の利用を許可する許可情報を、前記外部装置を介して前記第１識別情報により特定される前記画像形成装置に送信する送信処理を実行する、
利用管理システム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記画像形成装置は、前記第１識別情報が含まれる第１コードを有し、
前記外部装置は、
前記決済処理にて、前記第１コードから前記第１識別情報を読み取り、前記第１識別情報により特定される前記装置本体の利用料金を支払う第１決済処理を実行する、
請求項１に記載の利用管理システム。
【請求項３】
前記画像形成装置は、トナーを収容するトナー容器が外側から装着可能であり、
前記トナー容器は、前記トナー容器を特定する第２識別情報が含まれる第２コードを有し、
前記外部装置は、
前記決済処理にて、前記第２コードから前記第２識別情報を読み取り、前記第２識別情報により特定される前記トナー容器から前記装置本体に補給されたトナーの利用料金を支払う第２決済処理を実行する、
請求項１または２に記載の利用管理システム。
【請求項４】
前記画像形成装置は、
ディスプレイを更に備え、
前記第１決済処理及び前記第２決済処理の前に、前記装置本体及び前記トナー容器の利用料金の支払いに関する第１契約、又は前記トナー容器の利用料金の支払いに関する第２契約であるか、を選択する選択画面を前記ディスプレイに表示させる表示処理を実行する、
請求項３に記載の利用管理システム。
【請求項５】
前記外部装置は、
前記第１契約が選択された場合、前記決済処理にて前記第１決済処理を実行し、
前記第２契約が選択された場合、前記決済処理にて前記第２決済処理を実行する、
請求項４に記載の利用管理システム。
【請求項６】
前記第１コード、及び前記第２コードは、ＱＲコード（登録商標）である、
請求項３に記載の利用管理システム。
【請求項７】
前記外部装置は、カメラを有するモバイル装置であり、
前記外部装置は、
前記第１決済処理にて、前記カメラによりキャプチャされた前記第１コードから読み取られた前記第１識別情報を送信し、
前記第２決済処理にて、前記カメラによりキャプチャされた前記第２コードから読み取られた前記第２識別情報を送信する、
請求項６に記載の利用管理システム。
【請求項８】
前記外部装置は、前記画像形成装置から前記トナー容器が装着されたことを示す情報を受信した後に、前記第２決済処理を実行する、
請求項３に記載に利用管理システム。
【請求項９】
前記外部装置は、
前記第１コード及び前記第２コードを、同一の画面に含まれるようにキャプチャした場合に前記第２決済処理を実行する、
請求項７に記載の利用管理システム。
【請求項１０】
前記画像形成装置は、前記表示処理の前記選択画面にて第２契約が選択された後、且つ前記第２決済処理の実行を開始する前に、前記装置本体に装着された前記トナー容器を前記装置本体に対してロックするロック処理を実行する、
請求項４に記載の利用管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、利用管理システムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、画像形成装置に接続される補給パックに付与された固有のコードを読み取ることにより、補給パックに収容されたトナーの使用の認証を行うシステムについての記載がされている。補給パックの固有コードはユーザ端末により取得される。取得された固有コードはユーザ端末からサーバへ送信され、サーバにて補給パックの使用認証が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－２９０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１の構成では、サーバにより補給パックの使用認証が許可されると、サーバから画像形成装置へ使用許可を示す情報が送信される。サーバと画像形成装置との間にて通信を行うため、画像形成装置に対してサーバと通信を行うシステムを構築するソフトウェアを導入する必要が有る。そのため、画像形成装置に導入するソフトウェアを開発する必要が有るため、コストが増加する。
【０００５】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価な利用管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するために、本開示の第１態様に係る利用管理システムは、装置本体を有する画像形成装置と、サーバと、外部装置と、を備えた利用管理システムであって、前記画像形成装置は、前記装置本体を特定する第１識別情報を有し、前記外部装置は、前記第１識別情報と、前記第１識別情報により特定される前記装置本体の利用に関する利用料金を支払った情報である支払情報と、を前記サーバに送信する決済処理を実行し、前記サーバは、前記支払情報に基づいて前記装置本体の利用を許可する許可情報を、前記外部装置を介して前記第１識別情報により特定される前記画像形成装置に送信する送信処理を実行する。
【０００７】
本開示の第２態様に係る利用管理システムでは、前記画像形成装置は、前記第１識別情報が含まれる第１コードを有し、前記外部装置は、前記決済処理にて、前記第１コードから前記第１識別情報を読み取り、前記第１識別情報により特定される前記装置本体の利用料金を支払う第１決済処理を実行する。
【０００８】
本開示の第３態様に係る利用管理システムでは、前記画像形成装置は、トナーを収容するトナー容器が外側から装着可能であり、前記トナー容器は、前記トナー容器を特定する第２識別情報が含まれる第２コードを有し、前記外部装置は、前記決済処理にて、前記第２コードから前記第２識別情報を読み取り、前記第２識別情報により特定される前記トナー容器から前記装置本体に補給されたトナーの利用料金を支払う第２決済処理を実行する。
【０００９】
本開示の第４態様に係る利用管理システムでは、前記画像形成装置は、ディスプレイを更に備え、前記第１決済処理及び前記第２決済処理の前に、前記装置本体及び前記トナー容器の利用料金の支払いに関する第１契約、又は前記トナー容器のみの利用料金の支払いに関する第２契約であるか、を選択する選択画面を前記ディスプレイに表示させる表示処理を実行する。
【００１０】
本開示の第５態様に係る利用管理システムでは、前記外部装置は、前記第１契約が選択された場合、前記決済処理にて前記第１決済処理を実行し、前記第２契約が選択された場合、前記決済処理にて前記第２決済処理を実行する。
（【００１１】以降は省略されています）

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