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公開番号2025001335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100854
出願日2023-06-20
発明の名称映像表示装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 5/64 20060101AFI20241225BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像部に光軸ずれを生ぜしめることなく、表示倍率のずれの軽減と共に映像表示装置の小型化を実現する。
【解決手段】映像表示装置10は、撮像カメラ20L,20R、位置合わせカメラ30L,30R、表示ユニット100L,100Rを制御するための各種の電子回路を有する制御基板200を備えており、制御基板200に設けられた開口210L,210Rに撮像カメラ20L,20Rが位置整合し、開口210L,210Rから撮像カメラ20L,20Rが露出し、撮像カメラ20L,20Rは、制御基板200との関係で互いに非拘束の独立状態、ここでは制御基板200の開口210L,210Rの縁部と離間した非接触状態とされている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ映像を取得する、使用者の左眼及び右眼に対応した第1の撮像部及び第2の撮像部と、
前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部で撮影した画像を表示する第1の表示部及び第2の表示部と、
前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部を制御する制御基板と、
を備え、
前記制御基板は露出領域が設けられており、
前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部は、前記制御基板との関係で互いに非拘束の独立状態とされており、少なくとも一部が前記露出領域から露出している、
ことを特徴とする映像表示装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記露出領域は、
前記第1の撮像部の少なくとも一部を露出させる第1の露出領域と、
前記第2の撮像部の少なくとも一部を露出させる第2の露出領域と、
を有している、
請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項3】
前記露出領域は、前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部の双方の少なくとも一部を露出させる一体的な領域である、
請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項4】
前記露出領域は、前記制御基板に形成された開口である、
請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項5】
前記露出領域は、前記制御基板に形成された切り欠きである、
請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項6】
前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部は、前記制御基板と離間している、
請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項7】
前記制御基板は、互いに分割された第1の制御基板と第2の制御基板とを有し、
前記第1の撮像部は、前記露出領域から少なくとも一部が露出するように前記第1の制御基板に固定されており、
前記第2の撮像部は、前記露出領域から少なくとも一部が露出するように前記第2の制御基板に固定されている、
請求項1に記載の映像表示装置。
【請求項8】
前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部は、後端側が非固定状態とされている、
請求項7に記載の映像表示装置。
【請求項9】
前記第1の制御基板と前記第2の制御基板とは、大きさが異なり、一方の大きい方における電子回路の実装量が他方の小さい方における電子回路の実装量よりも多い、
請求項7に記載の映像表示装置。
【請求項10】
側面視において、前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部は、少なくとも一部が前記制御基板と重なっている、
請求項1に記載の映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、観察者の頭部に装着し、当該観察者の眼前に映像を表示する映像表示装置が利用されるようになってきている。映像表示装置は、手軽に映像を大画面で見ることが可能であること、立体視が容易であること等の理由から、人工現実感(バーチャルリアリティ:VR)、複合現実感(ミックスドリアリティ:MR)を体験可能な機器として使用されている。
【0003】
MRを実現する映像表示装置は、観察者の左右の眼に対応した被写体の画像を取り込むための撮像部、当該撮像部により撮影された画像にPC等により作成された3DCG画像を重畳して表示するための表示部、観察者に投影するための観察光学系を有している。このような映像表示装置は、ビデオシースルー型映像表示装置と言われる。
【0004】
観察者に投影される映像は、先ず観察者の左右の眼に対応した小型の液晶パネル等の表示素子に映像を表示し、この映像を観察者の左右それぞれの眼に対応した観察光学系を介して拡大した後に、観察者の左右の眼に投影される。撮影された被写体の画像は、左右の眼に対応する視差を有した画像になっている。更に、3次元のCG画像(3DCG画像)を観察者の左右の眼に対応した視差画像を作成し、撮像部で撮影された映像に重畳して観察光学系を介して表示部に表示する。これにより、あたかも仮想の3DCG画像が現実に存在するかのように表現することが可能となっている。
【0005】
映像表示装置には、撮像部及び表示部を制御するための制御基板が設けられるところ、制御基板を撮像部や表示部の上部や下部に配置すると、映像表示装置の大型化を招くという問題がある。そこで、ビデオシースルー型映像表示装置を小型化するために、撮像部及び表示部と装置の厚み方向に並ぶように制御基板を配置することが考えられる。但し、撮像部と表示部との間に制御基板を配置する場合には、撮像部と表示部との間に制御基板の入るスペースが必要となる。これによって撮像部と表示部とが離れると、その分だけ現実と撮像部により撮影された画像との倍率にずれが生じ、表示画像に違和感が生じる虞がある。例えば特許文献1では、制御基板に開口を設け、この開口を塞ぐように撮像部を制御基板に固定し、撮像部と制御基板とを電気的に接続する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-323396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術を利用する場合、撮像部の撮影光軸が制御基板の傾きの影響を受けてしまう。そのため、上記の映像表示装置のように複数の撮像部を一枚の制御基板上に固定する場合には、左右の撮像部に光軸ずれが発生するという問題がある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、左右の撮像部に光軸ずれを生ぜしめることなく、表示倍率のずれの軽減と共に装置の小型化を実現できる映像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の映像表示装置は、それぞれ映像を取得する、使用者の左眼及び右眼に対応した第1の撮像部及び第2の撮像部と、前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部で撮影した画像を表示する第1の表示部及び第2の表示部と、前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部を制御する制御基板と、を備え、前記制御基板は露出領域が設けられており、前記第1の撮像部及び前記第2の撮像部は、前記制御基板との関係で互いに非拘束の独立状態とされており、少なくとも一部が前記露出領域から露出している。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、左右の撮像部に光軸ずれを生ぜしめることなく、表示倍率のずれの軽減と共に映像表示装置の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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