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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025026149
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131545
出願日
2023-08-10
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250214BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】意図しないシートの剥離を低減する。
【解決手段】接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、第1側部と第2側部を接続する第1角部と、第2側部と第3側部を接続する第2角部と、第3側部と第1側部を接続する第3角部と、を含み、第1角部は、シートの第1辺と第2辺が交差する角を通るシートの対角線方向において、接着パターンのうち角に近い端部に位置し、第2角部は、シートの第1辺の方向において接着パターンのうち第2辺から遠い側の端部に位置し、第3角部は、シートの第2辺の方向において接着パターンのうち第1辺から遠い側の端部に位置しており、第2角部の曲率半径の最小値及び第3角部の曲率半径の最小値が、第1角部の曲率半径の最小値よりも大きくなるように、第2角部及び第3角部は湾曲している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
可視画像と、シート同士を接着するために粉末接着剤で形成される接着パターンと、をシートに形成する画像形成手段と、
複数枚のシートを重ねた状態で前記接着パターンを加熱することで前記複数枚のシートを接着する接着手段と、
を備えた画像形成装置であって、
前記接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、前記第1側部と前記第2側部を接続する第1角部と、前記第2側部と前記第3側部を接続する第2角部と、前記第3側部と前記第1側部を接続する第3角部と、を含み、
前記第1角部は、前記シートの第1辺と第2辺が交差する角を通る前記シートの対角線方向において、前記接着パターンのうち前記角に近い端部に位置し、
前記第2角部は、前記シートの前記第1辺の方向において前記接着パターンのうち前記第2辺から遠い側の端部に位置し、
前記第3角部は、前記シートの前記第2辺の方向において前記接着パターンのうち前記第1辺から遠い側の端部に位置しており、
前記第2角部の曲率半径の最小値及び前記第3角部の曲率半径の最小値が、前記第1角部の曲率半径の最小値よりも大きくなるように、前記第2角部及び前記第3角部は湾曲している、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第2角部の曲率半径の最小値及び前記第3角部の曲率半径の最小値は、いずれも1mm以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2角部の曲率半径の最小値及び前記第3角部の曲率半径の最小値は、いずれも2mm以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記接着パターンは、前記複数枚のシートが重ねられた状態において互いに向かい合う第1シート面と第2シート面のそれぞれに形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記接着パターンは、前記第1角部を含む第1領域と、前記第2角部及び前記第3角部を含む第2領域であって前記第1領域における前記粉末接着剤の塗布量よりも前記粉末接着剤の塗布量が多い第2領域と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
可視画像と、シート同士を接着するために粉末接着剤で形成される接着パターンと、をシートに形成する画像形成手段と、
複数枚のシートを重ねた状態で前記接着パターンを加熱することで前記複数枚のシートを接着する接着手段と、
を備えた画像形成装置であって、
前記接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、前記第1側部と前記第2側部を接続する第1角部と、前記第2側部と前記第3側部を接続する第2角部と、前記第3側部と前記第1側部を接続する第3角部と、を含み、
前記第1角部は、前記シートの第1辺と第2辺が交差する角を通る前記シートの対角線方向において、前記接着パターンのうち前記角に近い端部に位置し、
前記第2角部は、前記シートの前記第1辺の方向において前記接着パターンのうち前記第2辺から遠い側の端部に位置し、
前記第3角部は、前記シートの前記第2辺の方向において前記接着パターンのうち前記第1辺から遠い側の端部に位置しており、
前記接着パターンは、前記第1角部を含む第1領域と、前記第2角部及び前記第3角部を含む第2領域であって前記第1領域における前記粉末接着剤の塗布量よりも前記粉末接着剤の塗布量が多い第2領域と、を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記第2領域は、前記第2角部から前記第3角部に亘って前記第3側部に沿って連続している、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1側部、前記第2側部及び前記第3側部は、それぞれ直線状であって、前記第1側部と前記第2側部が前記第1角部において直交しかつ前記第3側部の延長線を斜辺とする直角三角形状を形成するように配置されており、
前記第2角部及び前記第3角部は、前記直角三角形の鋭角が円弧状に丸められた曲線である、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
可視画像と、シート同士を接着するために粉末接着剤で形成される接着パターンと、をシートに形成する画像形成手段と、
複数枚のシートを重ねた状態で前記接着パターンを加熱することで前記複数枚のシートを接着する接着手段と、
を備えた画像形成装置であって、
前記接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、第4側部と、前記第1側部と前記第2側部を接続する第1角部と、前記第1側部と前記第4側部を接続する第2角部と、前記第3側部と前記第2側部を接続する第3角部と、前記第3側部と前記第4側部を接続する第4角部と、を含み、
前記接着パターンは、前記シートの第1辺に沿って細長く延びた形状を有し、
前記第1側部は、前記シートの前記第1辺に沿って延びており、
前記第3側部は、前記第1辺と交差する前記シートの第2辺の方向において、前記第1側部よりも前記シートの中央側に位置しており、
前記第3角部の曲率半径の最小値が、前記第1角部の曲率半径の最小値及び前記第2角部の曲率半径の最小値よりも大きく、かつ、前記第4角部の曲率半径の最小値が、前記第1角部の曲率半径の最小値及び前記第2角部の曲率半径の最小値よりも大きくなるように、前記第3角部及び前記第4角部は湾曲している、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記第3角部の曲率半径の最小値及び前記第4角部の曲率半径の最小値は、いずれも1mm以上である、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、接着用トナーのパターン画像を用紙の角部に形成した後で用紙束を加熱して接着する画像形成装置であって、パターン画像の面積率等を変更することで接着強度を設定可能とした装置が記載されている。
【0003】
特許文献2には、シートの長辺に沿って接着用トナーのパターンを形成した後でシート束を加熱して接着する画像形成装置であって、長辺方向端部のトナー量を中央部よりも多くすることで端部領域の接着強度を高めた装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-043751号公報
特開2005-162352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記各文献において、接着用のトナー層は直角三角形状のパターン又は長方形状のパターンで形成されていた。そのため、ユーザがシート束をめくった時にパターンの角部に応力が集中し、角部を起点にして意図せずシートが剥離する可能性があった。
【0006】
そこで、本発明は、意図しないシートの剥離を低減可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、可視画像と、シート同士を接着するために粉末接着剤で形成される接着パターンと、をシートに形成する画像形成手段と、複数枚のシートを重ねた状態で前記接着パターンを加熱することで前記複数枚のシートを接着する接着手段と、を備えた画像形成装置であって、前記接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、前記第1側部と前記第2側部を接続する第1角部と、前記第2側部と前記第3側部を接続する第2角部と、前記第3側部と前記第1側部を接続する第3角部と、を含み、前記第1角部は、前記シートの第1辺と第2辺が交差する角を通る前記シートの対角線方向において、前記接着パターンのうち前記角に近い端部に位置し、前記第2角部は、前記シートの前記第1辺の方向において前記接着パターンのうち前記第2辺から遠い側の端部に位置し、前記第3角部は、前記シートの前記第2辺の方向において前記接着パターンのうち前記第1辺から遠い側の端部に位置しており、前記第2角部の曲率半径の最小値及び前記第3角部の曲率半径の最小値が、前記第1角部の曲率半径の最小値よりも大きくなるように、前記第2角部及び前記第3角部は湾曲している、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0008】
本発明の他の一態様は、可視画像と、シート同士を接着するために粉末接着剤で形成される接着パターンと、をシートに形成する画像形成手段と、複数枚のシートを重ねた状態で前記接着パターンを加熱することで前記複数枚のシートを接着する接着手段と、を備えた画像形成装置であって、前記接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、前記第1側部と前記第2側部を接続する第1角部と、前記第2側部と前記第3側部を接続する第2角部と、前記第3側部と前記第1側部を接続する第3角部と、を含み、前記第1角部は、前記シートの第1辺と第2辺が交差する角を通る前記シートの対角線方向において、前記接着パターンのうち前記角に近い端部に位置し、前記第2角部は、前記シートの前記第1辺の方向において前記接着パターンのうち前記第2辺から遠い側の端部に位置し、前記第3角部は、前記シートの前記第2辺の方向において前記接着パターンのうち前記第1辺から遠い側の端部に位置しており、前記接着パターンは、前記第1角部を含む第1領域と、前記第2角部及び前記第3角部を含む第2領域であって前記第1領域における前記粉末接着剤の塗布量よりも前記粉末接着剤の塗布量が多い第2領域と、を有する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
本発明の他の一態様は、可視画像と、シート同士を接着するために粉末接着剤で形成される接着パターンと、をシートに形成する画像形成手段と、複数枚のシートを重ねた状態で前記接着パターンを加熱することで前記複数枚のシートを接着する接着手段と、を備えた画像形成装置であって、前記接着パターンは、第1側部と、第2側部と、第3側部と、第4側部と、前記第1側部と前記第2側部を接続する第1角部と、前記第1側部と前記第4側部を接続する第2角部と、前記第3側部と前記第2側部を接続する第3角部と、前記第3側部と前記第4側部を接続する第4角部と、を含み、前記接着パターンは、前記シートの第1辺に沿って細長く延びた形状を有し、前記第1側部は、前記シートの前記第1辺に沿って延びており、前記第3側部は、前記第1辺と交差する前記シートの第2辺の方向において、前記第1側部よりも前記シートの中央側に位置しており、前記第3角部の曲率半径の最小値が、前記第1角部の曲率半径の最小値及び前記第2角部の曲率半径の最小値よりも大きく、かつ、前記第4角部の曲率半径の最小値が、前記第1角部の曲率半径の最小値及び前記第2角部の曲率半径の最小値よりも大きくなるように、前記第3角部及び前記第4角部は湾曲している、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、意図しないシートの剥離を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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