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公開番号2025029772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134586
出願日2023-08-22
発明の名称現像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250228BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】簡易な構成で現像装置のトナー供給口に設けられたシール部材を開封する。
【解決手段】現像剤収容部と、回転可能な現像剤担持体を有する現像部と、現像剤収容部の現像剤を攪拌する攪拌部材を有し、現像剤収容部と現像部は開口部を介して連結し、現像装置が画像形成装置に装着される前は、攪拌部材に接続された封止シートが開口部の周囲の固着部に固着されて開口部が封止され、現像装置が画像形成装置に装着された後に、攪拌部材が動作して封止シートが固着部から外れることで現像剤収容部と現像部が連通する現像装置であって、攪拌部材の回転軸の延伸する第1の方向と交差する第2の方向において固着部の下流側かつ開口部の上流側に凸部が設けられ、凸部の高さは、固着位置に形成される固着位置凸部のうち少なくとも一部の高さよりも高い現像装置を用いる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置に装着可能な現像装置であって、
現像剤を収容するための現像剤収容部と、
現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体を有する現像部と、
前記現像剤収容部に配置され、収容された前記現像剤を攪拌する攪拌部材と、
を有し、
前記現像剤収容部と前記現像部は開口部を介して連結しており、
前記現像装置が前記画像形成装置に装着される前は、前記攪拌部材に接続された封止シートが、前記開口部の周囲の固着部に固着されることで前記開口部が封止されており、
前記現像装置が前記画像形成装置に装着された後に、前記攪拌部材が動作して前記封止シートが前記固着部から外れることで前記現像剤収容部と前記現像部が連通する、
現像装置であって、
前記攪拌部材の回転軸の延伸する方向を第1の方向としたとき、前記第1の方向と交差する第2の方向において前記固着部の下流側かつ前記開口部の上流側に、凸部が設けられており、
前記凸部の高さは、固着位置に形成される固着位置凸部のうち、少なくとも一部の高さよりも高い
ことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記凸部は、前記第1の方向において一連に繋がって設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記凸部は、前記第1の方向において、隙間を設けながら複数設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項4】
前記凸部は、前記開口部を囲むように一連に繋がって設けられており、
前記固着部は、前記凸部の周囲に設けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項5】
前記現像装置は、再生品であり、
前記凸部は、前記現像装置が非再生品のときに前記封止シートの固着に用いられていた固着部である
ことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【請求項6】
前記固着位置凸部は、前記第2の方向において、前記固着部の両側に、前記封止シートを固着するときに突出することで形成された部分であり、
前記凸部の高さは、前記固着位置凸部の高さから所定の範囲内である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項7】
前記攪拌部材は、前記封止シートを固定する固定部を有し、
前記固定部のうち前記第1の方向における端部に位置する端部固定部は、前記第1の方向における中央部に位置する中央部固定部と比べて、前記第2の方向における長さが短いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項8】
前記攪拌部材は、前記中央部固定部において、前記端部固定部とは回転の位相が異なることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
【請求項9】
前記現像装置が前記画像形成装置に装着され、前記封止シートが前記固着部から外れたのち、前記封止シートは、前記攪拌部材の回転に伴って回転することで、前記現像剤収容
部に収容された前記現像剤を攪拌するシートとして機能する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項10】
前記攪拌部材は、前記現像剤収容部に収容された前記現像剤を攪拌する攪拌シートを有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の現像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
印刷機、コピー機や複合機などの電子写真方式の画像形成装置において、感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給して現像する、現像装置が設けられている。現像装置は、トナーを収容するためのトナー室を有し、供給ローラがトナー室のトナーを現像ローラに供給し、現像ローラが感光ドラムに表面にトナーを供給する。
【0003】
特許文献1(特開平8-292634号公報)に記載の現像装置は、トナーを収容するトナー室と、トナー室内部に設けられた、トナーを攪拌するための攪拌部材と、トナー室から、供給ローラと現像ローラが設けられた現像室にトナーを供給する供給口と、を備えている。特許文献1において、当初は現像室とトナー室との間の供給口は攪拌部材に繋がったシール部材により封止されており、現像装置が画像形成装置本体に装着されると、攪拌部材の回転動作によりシール部材の開封が自動で行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-292634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、かかる現像装置において、シール部材の封止を開封する際のトルクが上昇する場合があった。例えば、複数のプロセスカートリッジが同時に動作する、インライン型のカラーレーザープリンタにおいて、少なくとも2つ以上の現像装置を共通の駆動源で動作させる場合、入力トルクの必要量が大きくなる。その結果、駆動が不安定化したり、モーターの大型化が必要となったりする。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で現像装置のトナー供給口に設けられたシール部材を開封することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
画像形成装置に装着可能な現像装置であって、
現像剤を収容するための現像剤収容部と、
現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体を有する現像部と、
前記現像剤収容部に配置され、収容された前記現像剤を攪拌する攪拌部材と、
を有し、
前記現像剤収容部と前記現像部は開口部を介して連結しており、
前記現像装置が前記画像形成装置に装着される前は、前記攪拌部材に接続された封止シートが、前記開口部の周囲の固着部に固着されることで前記開口部が封止されており、
前記現像装置が前記画像形成装置に装着された後に、前記攪拌部材が動作して前記封止シートが前記固着部から外れることで前記現像剤収容部と前記現像部が連通する、
現像装置であって、
前記攪拌部材の回転軸の延伸する方向を第1の方向としたとき、前記第1の方向と交差する第2の方向において前記固着部の下流側かつ前記開口部の上流側に、凸部が設けられており、
前記凸部の高さは、固着位置に形成される固着位置凸部のうち、少なくとも一部の高さよりも高い
ことを特徴とする現像装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成で現像装置のトナー供給口に設けられたシール部材を開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の画像形成装置の一例を示す概略図
実施例1のプロセスカートリッジの一例を示す概略図
実施例1の現像器構成を説明する概略図
封止シートを溶着方法を説明するための概略図
封止シートの開封を説明するための概略図
実施例2の現像器構成を説明する概略図
実施例3の現像器構成を説明する概略図
実施例3の攪拌部材回転軸、回転軸受けを説明する概略図
実施例4の攪拌部材を説明する概略図
比較例の現像器構成を説明するための概略図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り、後の説明においても初めの説明と同様のものである。特に図示あるいは記述をしない構成や工程には、当該技術分野の周知技術または公知技術を適用することが可能である。また、重複する説明は省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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