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公開番号
2025018815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122835
出願日
2023-07-27
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250130BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】回復部を大型化することなく、吐出性能を維持することができる記録装置を提供すること。
【解決手段】記録装置は、液体を吐出するための吐出口が形成された吐出口面を覆うことが可能なキャップと、キャップを吐出口面に対して密着させる位置と吐出口面に対して離れる位置との間で、移動可能に保持するキャップ保持部と、キャップより液体を吸引することが可能な吸引手段と、吸引手段によって吸引された液体を回収するための回収部と、キャップと吸引手段とを接続する第1の流路と、吸引手段と回収部とを接続する第2の流路と、を備える。上面視において、第1の流路の一部及び第2の流路の一部は、キャップ保持部に対して重なる位置に配置されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出するための吐出口が形成された吐出口面を覆うことが可能なキャップと、
前記キャップを前記吐出口面に対して密着させる位置と前記吐出口面に対して離れる位置との間で、移動可能に保持するキャップ保持部と、
前記キャップより液体を吸引することが可能な吸引手段と、
前記吸引手段によって吸引された液体を回収するための回収部と、
前記キャップと前記吸引手段とを接続する第1の流路と、
前記吸引手段と前記回収部とを接続する第2の流路と、
を備え、
上面視において、前記第1の流路の一部及び前記第2の流路の一部は、前記キャップ保持部に対して重なる位置に配置されていることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1の流路の一部及び前記第2の流路の一部を保持することが可能な流路保持部を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記流路保持部は、鉛直方向に並ぶ上板部と、下板部と、を含み、
前記第1の流路の一部及び前記第2の流路の一部は、前記上板部と前記下板部との間に挟まれることによって、固定されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記上板部は、前記キャップから垂れた液体を受けることが可能なトレイ部を有し、
上面視において、前記トレイ部は前記キャップと重なる位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記キャップ保持部、及び、前記吸引手段は、第1の方向に沿って並ぶ位置に配置され、
前記第1の流路は、前記第1の方向に沿って延在し、
前記第2の流路は、前記吸引手段から前記第1の方向に沿って前記第1の流路と並列に配置される部分、及び、前記流路保持部から離れて前記回収部に対して接続される部分と、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第1の流路の一部及び前記第2の流路の一部は、水平面において、前記第1の方向に沿って延在し、且つ、前記第1の方向に対して交差する第2の方向に沿って並ぶ様に配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第1の方向に沿って、前記回収部、前記キャップ保持部、及び、前記吸引手段の順で配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第1の流路及び前記第2の流路は、前記第2の方向において、前記流路保持部の範囲内に収まる様に配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項9】
回転動作することが可能なカムと、
端部が前記カムに対して摺動することが可能であり、且つ、端部が前記キャップ保持部に対して固定されたアームと、を更に備え、
前記カムが一方向に回転することにより、回転動作が前記キャップ保持部の昇降動作に変換され、
前記キャップ保持部が上昇した際に前記吐出口面が覆われ、前記キャップ保持部が下降した際に前記キャップが前記吐出口面に対して離れる、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
前記キャップは、ブラックインクを収容するための第1のキャップとカラーインクを収容するための第2のキャップとを含み、
前記第1の流路は、前記第1のキャップと前記吸引手段とを接続する第1のチューブと、前記第2のキャップと前記吸引手段とを接続する第2のチューブと、を含み、
前記第2の流路は、前記吸引手段と前記回収部とを接続する第3のチューブ及び第4のチューブを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
記録媒体に対して液体を吐出することにより記録を行うことが可能な記録装置において、装置本体を小型化することが望まれている。
【0003】
一般に、記録装置は、液体の吐出性能を回復及び維持(メンテナンス)するための回復部を備える。当該回復部には、吐出口に詰まっている異物や固着した液体等を吸引することが可能な吸引機構、及び、吸引された液体を廃液として回収するための廃液回収部等が含まれる。
【0004】
特許文献1には、メンテナンス時に吐出口を覆うことが可能なキャップ、キャップに収容された液体を吸引することが可能なポンプ、及び、吸引された液体を、廃液チューブを介して回収することが可能な廃液回収部を備える記録装置が開示されている。特許文献1の記録装置では、廃液回収部の配置を工夫することによって、装置本体の小型化が実現されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-107031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1の記録装置では、廃液チューブが廃液回収部の側面に沿って配置されている。この様に廃液回収部の幅方向にはみ出した廃液チューブの配置では、記録装置本体が幅方向に大型化してしまう虞がある。
【0007】
そこで、本開示は、回復部を大型化することなく、吐出性能を維持することができる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の記録装置は、液体を吐出するための吐出口が形成された吐出口面を覆うことが可能なキャップと、前記キャップを前記吐出口面に対して密着させる位置と前記吐出口面に対して離れる位置との間で、移動可能に保持するキャップ保持部と、前記キャップより液体を吸引することが可能な吸引手段と、前記吸引手段によって吸引された液体を回収するための回収部と、前記キャップと前記吸引手段とを接続する第1の流路と、前記吸引手段と前記回収部とを接続する第2の流路と、を備え、上面視において、前記第1の流路の一部及び前記第2の流路の一部は、前記キャップ保持部に対して重なる位置に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示の記録装置によれば、回復部を大型化することなく、吐出性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に適用することが可能な記録装置の概略図。
一実施形態に適用することが可能な制御系を示すブロック図。
一実施形態に適用することが可能な流路を説明する図。
一実施形態に適用することが可能な回復部の一例を示す斜視図。
一実施形態に適用することが可能なチューブの接続を説明する図。
回復部における内部構成の一例を示す斜視図。
一実施形態におけるキャップの周辺に配置された構成の斜視図。
一実施形態における回復部の模式的な上面図。
一実施形態における回復部の模式的な底面図。
一実施形態に適用することが可能なワイピング機構の一例を示す斜視図。
一実施形態に適用することが可能な戻しばねの伸縮を説明する図。
一実施形態に適用することが可能なカムユニットの斜視図。
一実施形態に適用することが可能なブレードスライダの斜視図。
一実施形態に適用することが可能なワイピング機構の側面図。
一実施形態に適用することが可能なブレード及びブレードクリーナの斜視図。
ワイピング機構における動作の一例が示された側面図。
ブレードクリーナにおける裏面の構成が示された斜視図。
ワイピング機構における動作の一例が示された側面図。
ワイピング機構における動作の一例が示された側面図。
ワイピング機構における動作の一例が示された側面図。
一実施形態に適用することが可能なカムユニットの斜視図。
一実施形態に適用することが可能なブレードスライダの斜視図。
ワイピング機構における動作の一例が示された側面図。
一実施形態に適用することが可能なメンテナンス動作時に行われる一連の動作の流れが示されたフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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