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公開番号2025100401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024212383
出願日2024-12-05
発明の名称クリーニング装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250626BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ブレードの支持構成の剛性を少ないスペースで効果的に高める。
【解決手段】クリーニング装置5は、像担持体1の表面からトナーを除去するブレード501と、ブレードを支持する支持板502と、支持板に固定された補強板503とを有し、支持板はブレードが固定された固定部を含む第1平坦部521と、ブレードの短手方向に関して第1平坦部の当接部に近い側である第1の一端部521bと、第1平坦部の当接部に遠い側である第1の他端部521aとを備え、補強板は第1平坦部に沿うように配置された第2平坦部531と、ブレードの短手方向に関して、第2の一端部531bと、第2の他端部531aとを備え、第2の一端部は第2平坦部からブレードの短手方向に交差する第1方向に突出する第1突出部532を備え、第2の他端部は第2平坦部から第1方向とは反対の第2方向へ突出する第2突出部534を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
像担持体の表面に長手方向に沿って当接し、前記像担持体に対する当接部において前記像担持体の表面からトナーを除去するブレードと、
前記ブレードを支持する支持板と、
前記支持板に固定された補強板と、
を有し、
前記支持板は、前記長手方向に沿って配置され、前記ブレードが固定された固定部を含む第1平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第1平坦部の前記当接部に近い側である第1の一端部と、前記第1平坦部の前記当接部に遠い側である第1の他端部と、を備え、
前記補強板は、前記第1平坦部に沿うように前記長手方向に沿って配置された第2平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第2平坦部の前記当接部に近い側である第2の一端部と、前記第2平坦部の前記当接部に遠い側である第2の他端部と、を備え、
前記第2の一端部は、前記第2平坦部から前記ブレードの短手方向に交差する第1方向に突出する第1突出部を備え、前記第2の他端部は、前記第2平坦部から前記第1方向とは反対の第2方向へ突出する第2突出部を備えることを特徴とするクリーニング装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1突出部は、前記ブレードの短手方向に関して、前記支持板の中央位置よりも前記当接部側に位置することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記第1平坦部が固定される支持板固定部を備えた容器を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記第1突出部は、前記ブレードの短手方向に関して、前記支持板固定部よりも前記当接部側に位置することを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記支持板の前記第1の他端部は、前記第1平坦部から突出するように設けられた支持板突出部を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項6】
前記補強板は、前記第2平坦部が前記第1平坦部と接触するように前記支持板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項7】
前記支持板と前記補強板とは同じ材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項8】
前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記補強板を曲げ加工して形成されることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項9】
像担持体の表面に長手方向に沿って当接し、前記像担持体に対する当接部において前記像担持体の表面からトナーを除去するブレードと、
前記ブレードを支持する支持板と、
前記支持板に固定された補強板と、
を有し、
前記支持板は、前記長手方向に沿って配置され、前記ブレードが固定された固定部を含む第1平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第1平坦部の前記当接部に近い側である第1の一端部と、前記第1平坦部の前記当接部に遠い側である第1の他端部と、を備え、
前記支持板の前記第1平坦部が固定される支持板固定部を備えた容器を有し、
前記補強板は、前記第1平坦部に沿うように前記長手方向に沿って配置された第2平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第2平坦部の前記当接部に近い側である第2の一端部と、前記第2平坦部の前記当接部に遠い側である第2の他端部と、を備え、
前記補強板の前記第2の一端部は、前記第2平坦部から前記ブレードの短手方向に交差する第1方向に突出する第1突出部を備え、前記支持板の前記第1の他端部は、前記第1平坦部から前記第1方向とは反対側の第2方向へ突出する第2突出部を備えることを特徴とするクリーニング装置。
【請求項10】
前記第1突出部は、前記ブレードの短手方向に関して、前記支持板の中央位置よりも前記当接部側に位置することを特徴とする請求項9に記載のクリーニング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置にて用いられるクリーニング装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば電子写真プロセスを用いて画像形成を行う複写機などの画像形成装置では、像担持体上のトナーをクリーニング装置により除去することが行われている。クリーニング装置としては、クリーニング部材としてのクリーニングブレード(以下、「ブレード」ともいう。)を像担持体の表面に対して圧接させて、像担持体上のトナーをブレードによって掻き取って除去するものが多く用いられている。
【0003】
このようなクリーニング装置では、ブレードの像担持体に対する当接圧が変化すると、クリーニング不良、あるいはブレードのめくれや異音を発生させてしまう可能性がある。
【0004】
ブレードの像担持体に対する当接圧は、像担持体に対するブレードの位置の変化によって引き起こされることがある。そのため、ブレードを適切に支持してブレードの像担持体に対する位置を精度良く保持することが重要である。
【0005】
特許文献1に記載の画像形成装置では、ブレードを支持する支持部材に断面略L字形状に曲げ加工された支持板が用いられている。支持板を断面略L字形状に曲げることで、支持板の剛性を高めて、ブレードにかかる反力による支持板の変形を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-130819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の構成では、支持板の剛性を高めるための断面略L字形状の曲げ部は、ブレードの像担持体に対する当接部から離れた位置に設けられている。そのため、従来の構成では、ブレードにかかる反力に対して剛性を十分に高めるためには、断面略L字形状の曲げ高さを高くする必要がある。そして、曲げ高さ分のスペースを確保するために、画像形成装置のサイズが大きくなる可能性がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、ブレードの支持構成の剛性を少ないスペースで効果的に高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的は本発明に係るクリーニング装置にて達成される。要約すれば、本発明の一態様によると、像担持体の表面に長手方向に沿って当接し、前記像担持体に対する当接部において前記像担持体の表面からトナーを除去するブレードと、前記ブレードを支持する支持板と、前記支持板に固定された補強板と、を有し、前記支持板は、前記長手方向に沿って配置され、前記ブレードが固定された固定部を含む第1平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第1平坦部の前記当接部に近い側である第1の一端部と、前記第1平坦部の前記当接部に遠い側である第1の他端部と、を備え、前記補強板は、前記第1平坦部に沿うように前記長手方向に沿って配置された第2平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第2平坦部の前記当接部に近い側である第2の一端部と、前記第2平坦部の前記当接部に遠い側である第2の他端部と、を備え、前記第2の一端部は、前記第2平坦部から前記ブレードの短手方向に交差する第1方向に突出する第1突出部を備え、前記第2の他端部は、前記第2平坦部から前記第1方向とは反対の第2方向へ突出する第2突出部を備えることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
【0010】
また、本発明の他の態様によると、像担持体の表面に長手方向に沿って当接し、前記像担持体に対する当接部において前記像担持体の表面からトナーを除去するブレードと、前記ブレードを支持する支持板と、前記支持板に固定された補強板と、を有し、前記支持板は、前記長手方向に沿って配置され、前記ブレードが固定された固定部を含む第1平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第1平坦部の前記当接部に近い側である第1の一端部と、前記第1平坦部の前記当接部に遠い側である第1の他端部と、を備え、前記支持板の前記第1平坦部が固定される支持板固定部を備えた容器を有し、前記補強板は、前記第1平坦部に沿うように前記長手方向に沿って配置された第2平坦部と、前記ブレードの短手方向に関して、前記第2平坦部の前記当接部に近い側である第2の一端部と、前記第2平坦部の前記当接部に遠い側である第2の他端部と、を備え、前記補強板の前記第2の一端部は、前記第2平坦部から前記ブレードの短手方向に交差する第1方向に突出する第1突出部を備え、前記支持板の前記第1の他端部は、前記第1平坦部から前記第1方向とは反対側の第2方向へ突出する第2突出部を備えることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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