TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025099701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216582
出願日
2023-12-22
発明の名称
ADコンバータの補正手段
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H03M
1/10 20060101AFI20250626BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】 単一のアナログセンサに対して相異なる複数のADコンバータを接続する構成を有する際に、複数間のADコンバータの特性そのものが異なることやADコンバータの電源供給元が異なること等から検出精度に誤差が発生することが懸念される。そこで、単一のアナログセンサに対して相異なる複数のADコンバータを接続する際に生じる検出誤差を補正する手段を有する電気回路を提供する。
【解決手段】 複数間のADコンバータ間の特性差やADコンバータの電源差を補正できるようなリファレンス電源およびADコンバータの電源供給元を切り替えるためのスイッチを構成し、適切な手段で制御することにより補正情報を得ることが可能となる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アナログ信号出力機能を有するアナログセンサと、
ADコンバータを内蔵したメインICと、
ADコンバータを内蔵したサブICと、
前記メインICに電源を供給するメイン電源と、
前記サブICに電源を供給するサブ電源と、
前記メインICと前記サブICに電源を供給するリファレンス電源と、
前記メインICに接続する電源を切り替えるためのスイッチと、
前記サブICに接続する電源を切り替えるためのスイッチと、
前記アナログセンサの出力をメインICかサブICに切り替えるためのスイッチと、
を有し、
前記メインICと前記サブICに内蔵されたそれぞれのADコンバータを用いてアナログ値を検出する際の、それぞれのADコンバータ間に存在する誤差要因を特定し補正する手段を有することを特徴とする制御回路および装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記それぞれのADコンバータ間に存在する誤差要因を特定し補正する手段に際し、
前記メインICに接続する電源を切り替えるためのスイッチと、
前記サブICに接続する電源を切り替えるためのスイッチと、
前記アナログセンサの出力をメインICかサブICに切り替えるためのスイッチを切り替える操作において、必要最小限のスイッチ操作回数で補正に必要な情報を取得する操作方法を有する請求項1に記載の制御回路および装置。
【請求項3】
前記アナログセンサと前記メイン電源と前記サブ電源間に接続されたプルアップ抵抗を有する請求項1又は2に記載の制御回路および装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ADコンバータを用いて測定対象物を測定する際に生じる測定誤差の補正に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
アナログセンサによるアナログ電気信号を検出する手段として、一般的にADコンバータが用いられる。一例としては、電源でプルアップしたサーミスタ素子をADコンバータに接続し、サーミスタの抵抗値変化を利用して温度測定に用いる回路等があげられる。加えて近年、電気機器の消費電力の環境規制要請の強まりから、機器の省電力状態時には電力消費の大きい多機能ICの電源を遮断し、一部機能を電力消費の小さい別のICで代替することで省電力を達成するような構成が発生している。これをADコンバータに適用した場合、単一のアナログセンサを複数のADコンバータに接続する構成となるが、このとき複数間のADコンバータの特性そのものが異なることやADコンバータの電源供給元が異なること等から検出精度に誤差が発生することが懸念される。
【0003】
ADコンバータによるアナログセンサの検出誤差を補正するような先行技術は以下のものがあげられる。
【0004】
特許文献1の特徴は、単一のADコンバータに対して複数のアナログセンサを接続した場合の補正手段を提供していることである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-118180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記文献においては、単一のアナログセンサに対して複数のADコンバータを接続した場合の補正手段については言及されていない。したがって、前記背景技術で述べたような複数のADコンバータ間に存在する誤差を補正することができないといった課題が存在する。
【0007】
本発明の目的は、複数のADコンバータ間に存在する検出誤差を補正することができるアナログ値検出手段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、アナログ信号出力機能を有するアナログセンサと、ADコンバータを内蔵したメインICと、ADコンバータを内蔵したサブICと、前記メインICに電源を供給するメイン電源と、前記サブICに電源を供給するサブ電源と、前記メインICと前記サブICに電源を供給するリファレンス電源と、前記メインICに接続する電源を切り替えるためのスイッチと、前記サブICに接続する電源を切り替えるためのスイッチと、前記アナログセンサの出力をメインICかサブICに切り替えるためのスイッチを有し、前記メインICと前記サブICに内蔵されたそれぞれのADコンバータを用いてアナログ値を検出したときの誤差要因を特定し補正する手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
以上より本発明によれば、上記課題を解決したアナログ値検出手段を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明における回路構成図である。
補正の際の回路構成図(1)である。
補正の際の回路構成図(2)である。
補正の際の回路構成図(3)である。
補正の際の回路構成図(4)である。
本発明の実施例におけるフローチャートである。
本発明の実施例2における回路構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
キヤノン株式会社
定着装置
4日前
キヤノン株式会社
定着装置
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
キヤノン株式会社
定着装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
光学測定装置
4日前
キヤノン株式会社
光学測定装置
4日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
ポンプユニット
6日前
キヤノン株式会社
積層体と積層体の製造方法
4日前
キヤノン株式会社
画像処理装置、画像処理方法
6日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置及びカートリッジ
6日前
キヤノン株式会社
光電変換装置及びその駆動方法
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置及び画像形成方法
5日前
キヤノン株式会社
光電変換装置及びその制御方法
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
4日前
キヤノン株式会社
画像処理装置および画像処理方法
4日前
キヤノン株式会社
画像記録装置および画像記録方法
3日前
キヤノン株式会社
画像処理装置および画像処理方法
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置、制御方法およびプログラム
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム
6日前
キヤノン株式会社
繊維部材および繊維部材を備えた熱交換器
4日前
キヤノン株式会社
露光装置、露光方法、及び物品の製造方法
5日前
キヤノン株式会社
蒸着マスク、有機電子デバイスの製造方法
5日前
キヤノン株式会社
基板処理装置、および表示装置の製造方法
6日前
キヤノン株式会社
プリンタ装置、制御方法およびプログラム
6日前
続きを見る
他の特許を見る