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公開番号2025100345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024186517
出願日2024-10-23
発明の名称光走査装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 26/12 20060101AFI20250626BHJP(光学)
要約【課題】 小型な光走査装置を提供すること。
【解決手段】 光走査装置は、第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面のそれぞれを主走査方向に走査する共通の偏向面を含む偏向器と、偏向面によって偏向された第1及び第2の光束を第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の光学系とを備え、第1の光学系は、偏向面の側から第1の被走査面の側に向かって順に配置された第1の屈折素子、第2の屈折素子、及び第1の反射素子を有し、第2の光学系は、偏向面の側から第2の被走査面の側に向かって順に配置された第3の屈折素子、第2の反射素子、第4の屈折素子、及び第3の反射素子を有し、第1及び第3の屈折素子の少なくとも一方は、副走査断面において母線上での法線が光軸に対して非平行である光学面を含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面のそれぞれを主走査方向に走査する共通の偏向面を含む偏向器と、
前記偏向面によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の光学系とを備え、
前記第1の光学系は、前記偏向面の側から前記第1の被走査面の側に向かって順に配置された第1の屈折素子、第2の屈折素子、及び第1の反射素子を有し、
前記第2の光学系は、前記偏向面の側から前記第2の被走査面の側に向かって順に配置された第3の屈折素子、第2の反射素子、第4の屈折素子、及び第3の反射素子を有し、
前記第1及び第3の屈折素子の少なくとも一方は、光軸を含む副走査断面において母線上での法線が光軸に対して非平行である光学面を含み、
前記偏向面における軸上偏向点から第2及び第4の屈折素子までの光軸上での距離は、互いに異なることを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第1及び第3の屈折素子は、互いに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記第1及び第3の屈折素子の夫々の入射面は、有効領域において互いに同じ形状であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項4】
副走査断面における前記法線の光軸に対する傾きは、主走査方向において変化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置。
【請求項5】
軸上偏向点から第2の屈折素子までの光軸上での距離は、軸上偏向点から第4の屈折素子までの光軸上での距離よりも短いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記第1及び第3の屈折素子の夫々の出射面が前記光学面であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置。
【請求項7】
前記第1及び第3の屈折素子の夫々の出射面について、光軸との交点を原点、光軸に平行な軸をx軸、主走査断面において光軸に垂直な軸をy軸、副走査断面において光軸に垂直な軸をz軸、非球面係数をm
i,j
、光軸を含む副走査断面における曲率半径をr、変化係数をEiとし、前記第1及び第3の屈折素子の夫々の出射面の副走査断面での形状Sを
TIFF
2025100345000016.tif
31
93
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2025100345000017.tif
24
93
なる式で表したとき、前記第1の屈折素子の出射面の非球面係数の値が、前記第3の屈折素子の出射面の非球面係数の値よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置。
【請求項8】
請求項1乃至3の何れか一項に記載の光走査装置と、該光走査装置により被走査面に形成される静電潜像をトナー像として現像する現像器とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から出力されたコードデータを画像信号に変換して該光走査装置に入力するプリンタコントローラとを備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光走査装置に関し、特にレーザービームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(MFP)等の画像形成装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、小型化を図るために、複数の光源から出射した複数の光束を一つの(共通の)偏向器で偏向して複数の結像光学系を介して複数の被走査面を走査するように構成された光走査装置が知られている。
【0003】
そのような光走査装置において、結像光学系内に設けられた光学素子同士の干渉を回避しつつ更なる小型化を図るために、特許文献1は、各結像光学系の光路長を互いに異ならせた光走査装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-013754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されているように、各結像光学系の光路長を互いに異ならせると、被走査面同士の間隔が広がってしまい、装置全体が大型化してしまう。
【0006】
そこで本発明は、小型な光走査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための、本発明の一側面としての光走査装置は、第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面のそれぞれを主走査方向に走査する共通の偏向面を含む偏向器と、前記偏向面によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の光学系とを備え、前記第1の光学系は、前記偏向面の側から前記第1の被走査面の側に向かって順に配置された第1の屈折素子、第2の屈折素子、及び第1の反射素子を有し、前記第2の光学系は、前記偏向面の側から前記第2の被走査面の側に向かって順に配置された第3の屈折素子、第2の反射素子、第4の屈折素子、及び第3の反射素子を有し、前記第1及び第3の屈折素子の少なくとも一方は、副走査断面において母線上での法線が光軸に対して非平行である光学面を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型な光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係る光走査装置を示す図であって、(a)は副走査断面を示す図、(b)及び(c)は主走査断面における光路展開図、(d)は副走査断面における光路展開図である。
第一実施形態(a)及び従来例(b)に係る光走査装置の副走査断面を示す図である。
第二実施形態に係る光走査装置を示す図であって、(a)は副走査断面を示す図、(b)及び(c)は主走査断面における光路展開図、(d)は副走査断面における光路展開図である。
カラー画像形成装置の副走査断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本実施形態に係る光走査装置を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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