TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025099206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215672
出願日2023-12-21
発明の名称画像処理システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】現実被写体と仮想被写体を同時に撮影および記録する場合において、仮想被写体毎に記録するか否かを変更することが可能な画像処理システムを提供する。
【解決手段】現実物体を撮影して現実画像を生成する撮像部と、仮想物体の表示情報を外部より取得する仮想物体情報取得部と、前記仮想物体の種別情報に基づいて前記仮想物体の表示情報を変更する仮想物体情報変更部と、前記現実画像と前記仮想物体情報変更部が生成した仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部と、を有することを特徴とする画像処理システム。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
現実物体を撮影して現実画像を生成する撮像部と、
仮想物体の表示情報を外部より取得する仮想物体情報取得部と、
前記仮想物体の種別情報に基づいて前記仮想物体の表示情報を変更する仮想物体情報変更部と、
前記現実画像と前記仮想物体情報変更部が生成した仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、
前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部と、
を有する画像処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記仮想物体の種別情報は、前記仮想物体情報取得部が前記外部より取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項3】
前記表示情報に基づいて前記仮想物体の種別情報を生成する種別情報生成部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項4】
前記種別情報は、前記仮想物体に対して複数設定されており、
前記仮想物体情報変更部は、複数の前記種別情報のそれぞれに応じた、前記仮想物体の表示情報の変更を行い、
前記仮想物体合成部は、前記現実画像と前記仮想物体情報変更部が生成した複数の仮想物体画像それぞれを合成した複数の合成画像を生成し、
前記記録部は、前記複数の合成画像のそれぞれを記録する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項5】
前記種別情報は、前記仮想物体のセキュリティレベルを表す情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項6】
前記種別情報は、前記仮想物体が主被写体であるかを表す情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項7】
前記仮想物体情報変更部は、前記種別情報に基づいて、前記仮想物体の画像を消去する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項8】
前記仮想物体情報変更部は、前記種別情報に基づいて、前記仮想物体の画像を予め記憶装置に記憶された画像に変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項9】
前記仮想物体情報変更部は、前記種別情報に基づいて、前記仮想物体の画像を予め記憶装置に記憶された複数の画像の中から選択した画像に変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項10】
前記仮想物体の位置情報を基に、前記現実物体または前記仮想物体が他の前記仮想物体に遮蔽されているかを判定する被写体遮蔽判定部を有し、
前記仮想物体情報変更部は、前記被写体遮蔽判定部の判定に基づいて、消去されていない前記仮想物体の画像の一部または全部の透明度を変更する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、仮想現実(Virtual Reality:VR)、拡張現実(Augmented Reality:AR)や複合現実(Mixed Reality:MR)などの技術が進んできている。これらの技術は、頭部装着型表示装置(Head Mounted Display:HMD)、カメラ搭載のスマートフォン、タブレット端末などを利用することで実現されている。これらの機器のカメラを利用すると、撮影した現実の被写体である現実被写体と、現実被写体と同じ場所には存在しない仮想的な物体を表すコンピュータグラフィックスである仮想被写体を一枚の画像に合成して表示、記録することができる。この技術により、遠く離れた場所に存在する人や物体を仮想人物、仮想物体として表示することで、あたかも同じ空間にいるかのように撮影することができる。
【0003】
また、上記技術とは別に、撮影者の操作によらず自動でフレーミングやレリーズなどを行って自律的に撮影を行うことが可能な撮影装置が普及している。セキュリティカメラは、防犯用途で所望の場所を撮影するための製品が広く普及している。近年では、用途は多様化し、より個人利用者を対象とした、動き回る人物や物体を撮影する自動撮影カメラも登場している。
【0004】
特許文献1では、HMDを用いてユーザーに仮想空間、仮想物体を認識させており、複数の仮想物体が重なり合う時は、1つの仮想物体を移動または消去することで、適正な表示を実現している。また、特許文献2は、現実物体を撮影して表示する際、プライバシー保護の観点から、一部の画像をマスク処理して表示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-136944号公報
特開2017-228853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
撮影した現実空間と、仮想物体とを合成した画像をHMD等のディスプレイに表示する装置において、ユーザーが視認する用途では仮想物体を表示する必要があるが、撮影する場合にはセキュリティの観点から仮想物体を画像に記録したくないことがある。しかしながら従来技術では、表示画像に対して消去、マスク等の処理を施している為、被写体を視認する為に表示は行うが、セキュリティ、プライバシー保護の観点で記録画像には残さないということが出来ない。このように、従来技術では、現実被写体と仮想被写体を同時に撮影および記録する場合において、表示画像と記録画像を異なる画像にすることができないという課題があった。
【0007】
そこで、本開示の目的は、現実被写体と仮想被写体を同時に撮影および記録する場合において、仮想被写体毎に記録するか否かを変更することが可能な画像処理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第一の態様は、
現実物体を撮影して現実画像を生成する撮像部と、
仮想物体の表示情報を外部より取得する仮想物体情報取得部と、
前記仮想物体の種別情報に基づいて前記仮想物体の表示情報を変更する仮想物体情報変更部と、
前記現実画像と前記仮想物体情報変更部が生成した仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、
前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部と、
を有することを特徴とする画像処理システムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、現実被写体と仮想被写体を同時に撮影よび記録する場合において、仮想被写体毎に記録するか否かを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成図
実施形態に係る仮想物体表示装置の外観図
実施形態に係る画像処理装置の外観図
実施形態における画像処理装置が現実空間を撮像する処理を説明する図
実施形態における画像処理装置が現実被写体と仮想被写体を合成する処理を説明する
実施形態における種別情報を説明する図
第1の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時記録する処理を説明する図
第1の実施形態に係る、現実被写体と仮想被写体を同時に記録する処理を説明する図
第2の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成図
第2の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時記録する処理を説明する図
第2の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時に記録する処理を説明する図
第3の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成図
第3の実施形態における記録優先度を説明する図
第3の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時記録する処理を説明する図
第3の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時に記録する処理を説明する図
第3の実施形態におけるる仮想被写体を透明化処理する説明する図
第3の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時記録する処理を説明する図
第3の実施形態における現実被写体と仮想被写体を同時に記録する処理を説明する図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
10日前
キヤノン株式会社
トナー
23日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
移動体
23日前
キヤノン株式会社
トナー
23日前
キヤノン株式会社
顕微鏡
24日前
キヤノン株式会社
トナー
10日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
10日前
キヤノン株式会社
トナー
10日前
キヤノン株式会社
トナー
10日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
電源装置
2日前
キヤノン株式会社
記憶装置
23日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
処理装置
23日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
電子部品
12日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
記録装置
9日前
キヤノン株式会社
記録装置
9日前
キヤノン株式会社
記録装置
9日前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
キヤノン株式会社
測距装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
続きを見る