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公開番号
2025097217
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213384
出願日
2023-12-18
発明の名称
カメラハウジング
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/55 20210101AFI20250623BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】収容される撮像装置の取付位置や形状によらず、撮像装置を効果的に冷却する。
【解決手段】撮像装置を装着可能なカメラハウジングであって、撮像装置を保持するよう構成された、熱伝導性を有する台座部材と、熱交換手段と、送風手段と、を備え、熱交換手段により温度調整された空気は、送風手段によって台座部材により形成される流路に送風される、ことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置を着脱可能に装着可能なカメラハウジングであって、
前記撮像装置を保持するよう構成された、熱伝導性を有する台座部材と、
熱交換手段と、
送風手段と、を備え、
前記熱交換手段により温度調整された空気は、前記送風手段によって前記台座部材により形成される流路に送風される、
ことを特徴とするカメラハウジング。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記送風手段の排気口と前記流路とを接続するダクトを更に備え、
前記熱交換手段により温度調整された空気は、前記ダクトを介して前記流路に送風されることを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
【請求項3】
前記台座部材は、前記撮像装置が固定される固定部材を有し、
前記ダクトは、前記固定部材よりも熱伝導率が小さい材料で構成されることを特徴とする請求項2に記載のカメラハウジング。
【請求項4】
前記台座部材は、前記撮像装置が固定される固定部材と、前記固定部材と光軸に直交する方向に所定の隙間を有するように構成されるベース部材とを含み、
前記所定の隙間によって前記流路が形成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
【請求項5】
前記熱交換手段は、ペルチェモジュールを含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
【請求項6】
前記撮像装置が保持された状態で収納される第1空間と、前記カメラハウジングの外部と空気の出入りが可能な第2空間と、を有し、
前記第1空間と前記第2空間は、仕切板によってそれぞれ隔離されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
【請求項7】
前記熱交換手段は、ペルチェモジュールを含み、
前記ペルチェモジュールは、前記仕切板に配置されることで、前記熱交換手段の冷却面が前記第1空間側に露出し、前記熱交換手段の放熱面が前記第2空間側に露出することを特徴とする請求項6に記載のカメラハウジング。
【請求項8】
前記台座部材は、前記撮像装置の光軸に沿った方向における取付位置を調整可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
【請求項9】
前記流路内における前記熱交換手段によって温度調整された空気の主流方向は、前記撮像装置の光軸に沿った方向であることを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
【請求項10】
前記熱交換手段により温度調整された空気は、前記送風手段によって前記流路に送風された後、前記撮像装置が保持されている空間に排気されることを特徴とする請求項1に記載のカメラハウジング。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラハウジングに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置では高機能化に伴い、その消費電力が増加傾向にある。一方、撮像装置では、撮像素子の温度上昇に伴って熱ノイズが増大し、撮影画質が悪化することが知られている。また、撮像装置がその動作温度を超える高温環境で使用された場合には、装置の動作不良の発生や、故障の原因となる懸念がある。
【0003】
撮像装置は、防塵や防水、耐衝撃性能等の向上やパンチルト機能等を付与させるために、カメラハウジングに収容して使用される場合がある。カメラハウジング内部は、収容された撮像装置により生じる熱や、太陽光によるハウジング外装温度上昇の影響等により、外気温よりも高温となる場合がある。そのような場合においては、カメラハウジングを使用しない場合に比べて、撮像装置の温度が高温となる。特に、高い防塵・防水性能を有する密閉型のカメラハウジングにおいては、外気との空気の入れ替わりが生じないため、その傾向が顕著である。そこで、カメラハウジングには収容された撮像装置に対する高い冷却性能が求められている。そのような高い冷却性能を有するハウジングの一例として、ペルチェモジュールを用いた冷却ハウジング等がある。
【0004】
特許文献1では、雲台装置において撮像装置が収容されたパンチルト機構部に強制循環空気流路が設けられている。そして、能動的温度素子(ペルチェモジュール)によって温度調整された空気が該空気流路に対してファンにより送風されることで装置内の温度調整を可能とする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-85204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に示す技術では、ファンより送風される空気の流路が撮像装置近傍において明確に規定されていない。一般に、気流は通風抵抗の小さい方向に流れる性質を有するため、撮像装置の取付位置や形状によっては、気流の大部分が撮像装置から離間した比較的開放された空間を素通りしてしまい、撮像装置の温度低減に対して十分に寄与できなくなる懸念があった。
【0007】
そこで、本発明では、収容される撮像装置の取付位置や形状によらず、撮像装置を効果的に冷却することができるカメラハウジングを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのカメラハウジングは、撮像装置を装着可能なカメラハウジングであって、前記撮像装置を保持するよう構成された、熱伝導性を有する台座部材と、熱交換手段と、送風手段と、を備え、前記熱交換手段により温度調整された空気は、前記送風手段によって前記台座部材により形成される流路に送風される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、収容される撮像装置の取付位置や形状によらず、撮像装置を効果的に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係るカメラハウジングを前方及び後方の各々から見た斜視図である。
実施形態1に係る撮像装置が収容されたカメラハウジングを前方及び後方の各々から見た斜視図である。
実施形態1に係る熱交換ユニットを前方及び後方の各々から見た分解斜視図である。
実施形態1に係るカメラ台座に装着された撮像装置をカメラハウジングに対して収容する様子を示す、カメラハウジング前方及び後方から各々見た斜視図である。
実施形態1に係るカメラ台座に対する撮像装置の装着方法を示す分解斜視図である。
実施形態1に係る長さの異なる交換レンズが撮像装置に装着された時のカメラハウジング内における空気と熱の流れを示す要部断面図である。
実施形態2に係るカメラハウジング内における空気と熱の流れを示す要部断面図である。
実施形態2に係るカメラハウジングにおける、カメラ台座に対する撮像装置の装着方法を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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