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公開番号2025019369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023122942
出願日2023-07-28
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250131BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】操作性を向上可能な記録装置を提供する。
【解決手段】液体を吐出する記録ヘッドを支持するキャリッジ101であって、記録ヘッドを内部に収容可能な開口が設けられ、係止部153を有する本体15と、開口を塞ぐ閉状態と、開口を露出させる開状態との間を回動可能なカバー17であって、閉状態のときに係止部と係合する被係止部191を有するカバー17と、を有するキャリッジ101を備え、カバー17は、キャリッジ101の外壁面を構成する面よりカバー17の閉状態から開状態への回動方向に突出する突出部191と、を含む操作部19であって、突出部192が押圧されることで被係止部191と係止部153との係合が解除されるように姿勢が変化する操作部19を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する記録ヘッドを支持するキャリッジであって、
前記記録ヘッドを内部に収容可能な開口が設けられ、係止部を有する本体と、
前記開口を塞ぐ閉状態と、前記開口を露出させる開状態との間を回動可能なカバーであって、前記閉状態のときに前記係止部と係合する被係止部を有するカバーと、
を有するキャリッジを備え、
前記カバーは、前記キャリッジの外壁面を構成する面より前記カバーの前記閉状態から前記開状態への回動方向に突出する突出部と、を含む操作部であって、前記突出部が押圧されることで前記被係止部と前記係止部の係合が解除されるように姿勢が変化する操作部を有することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記突出部が設けられた前記キャリッジの前記外壁面を構成する面は、鉛直方向上方を向く面であり、
前記突出部は、前記カバーが前記閉状態のときに、前記キャリッジの前記外壁面を構成する面より高い位置に位置することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記カバーの回動時の半径方向において、回動中心が位置する側を根元側、前記根元側の反対側を先端側とすると、
前記突出部は、前記カバーの前記先端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記被係止部と前記係止部との係合を解除するための前記突出部の押圧方向は、前記先端側から前記根元側に向かう方向であることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記突出部は、前記半径方向を向く面であって、前記先端側から前記根元側に向かって凹んでいる面を有することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記被係止部と前記係止部との係合を解除するための前記突出部の押圧方向は、水平方向であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記被係止部と前記係止部との係合を解除するための前記突出部の押圧方向は、鉛直方向下向きであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
前記被係止部と前記係止部との係合を解除するための前記突出部の押圧方向は、前記カバーの回動中心線と平行な回動軸線を中心とした回動方向であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
記録媒体を搬送方向に搬送しながら前記記録ヘッドにより記録媒体上に液体を吐出して記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
前記被係止部と前記係止部との係合を解除するための前記突出部の押圧方向は前記搬送方向と反対方向であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
前記操作部は、前記本体と異なる色であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、記録ヘッドと、記録ヘッドを支持するキャリッジとを備える記録装置が知られている。特許文献1には、キャリッジの本体に対して回動して開閉可能なカバーが設けられた構成が開示されている。上述の構成においては、カバーが閉状態のときにカバーは本体と係合しており、ユーザはその係合を解除することでカバーを開くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3948959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の構成においては、ユーザは本体とカバーの係合部に直接触れて係合を解除する必要がある。しかし、係合部が記録装置に内部に位置するため、ユーザは記録装置の内部に手指を潜り込ませないと係合を解除できず、カバーの操作性に難がある。
【0005】
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、操作性を向上可能な記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明の記録装置は、
液体を吐出する記録ヘッドを支持するキャリッジであって、
前記記録ヘッドを内部に収容可能な開口が設けられ、係止部を有する本体と、
前記開口を塞ぐ閉状態と、前記開口を露出させる開状態との間を回動可能なカバーであって、前記閉状態のときに前記係止部と係合する被係止部を有するカバーと、
を有するキャリッジを備え、
前記カバーは、前記キャリッジの外壁面を構成する面より前記カバーの前記閉状態から前記開状態への回動方向に突出する突出部と、を含む操作部であって、前記突出部が押圧されることで前記被係止部と前記係止部の係合が解除されるように姿勢が変化する操作部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、操作性を向上可能な記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る記録装置の内部構成を示す斜視図である。
第1実施形態に係るインクタンクと周辺部材の斜視図である。
第1実施形態に係るキャリッジの斜視図である。
第1実施形態に係るキャリッジの正面図である。
第1実施形態に係るキャリッジのカバーの開閉動作の説明図である。
第1実施形態に係る筐体とキャリッジの位置関係を示す斜視図である。
その他実施形態に係るキャリッジの模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0010】
以下の実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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