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公開番号
2025035017
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141754
出願日
2023-08-31
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナーの劣化が画像形成に与える影響を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】帯電部材が像担持体の表面を帯電し、露光ユニットが像担持体の表面を露光することにより、像担持体の表面に形成された静電潜像を、現像剤担持体が担持する現像剤を用いて現像し、該現像によって像担持体の表面に形成された現像剤像を記録材に転写することで、記録材に画像を形成する画像形成装置において、像担持体を第1の周速で回転させ、露光ユニットが第1の露光強度で像担持体の表面を露光する第1の動作モードと、像担持体を第1の周速よりも遅い第2の周速で回転させ、露光ユニットが第1の露光強度よりも強い第2の露光強度で像担持体の表面を露光する第2の動作モードと、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回転する像担持体と、
前記像担持体に接触して前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
前記帯電部材に帯電電圧を印加する帯電電圧印加部と、
前記像担持体の表面を露光して前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光ユニットと、
現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部に収容された現像剤を担持し、担持した現像剤を前記像担持体の表面に供給する、回転する現像剤担持体と、
前記像担持体と前記現像剤担持体を駆動する駆動部と、
前記駆動部、前記帯電電圧印加部、前記帯電電圧印加部、前記露光ユニット、をそれぞれ制御する制御部と、
を備え、前記静電潜像を前記現像剤担持体が担持する現像剤を用いて現像した現像剤像を記録材に転写して記録材に画像を形成する画像形成装置において、
前記制御部が、
前記像担持体を第1の周速で回転させ、前記露光ユニットが第1の露光強度で前記像担持体の表面を露光する第1の動作モードと、
前記像担持体を前記第1の周速よりも遅い第2の周速で回転させ、前記露光ユニットが前記第1の露光強度よりも強い第2の露光強度で前記像担持体の表面を露光する第2の動作モードと、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
記録材の画像形成可能領域に対して現像剤像の占める割合である印字率について、
前記第2の動作モードにおける前記印字率は、前記第1の動作モードにおける前記印字率よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記像担持体の周速に対する前記現像剤担持体の周速の比である周速比について、
前記第1の動作モードにおける前記周速比と、前記第2の動作モードにおける前記周速比と、が同じであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記像担持体の周速に対する前記現像剤担持体の周速の比である周速比について、
前記第2の動作モードにおける前記周速比は、前記第1の動作モードにおける前記周速比よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
画像の形成に用いる画像データを階調補正する際に用いる階調テーブルとして、
前記第1の動作モードで用いられる第1の階調テーブルと、
前記第2の動作モードで用いられる第2の階調テーブルと、
を有し、
同じ入力データに対して、前記第2の階調テーブルを用いたときの出力データの濃度が、前記第1の階調テーブルを用いたときの出力データの濃度よりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第2の動作モードにおいて、画像におけるテキスト又はラインの形成領域に含まれる非画像部画素のうち画像部画素に隣接する非画像部画素を画像部画素に置き換えるように画像データを処理する画像処理部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
ユーザから画像形成動作に用いる動作モードの選択に関する入力を受け付ける入力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像形成動作が行われる前に前記印字率を取得する取得部を備え、
前記制御部は、
前記取得部が取得した前記印字率が所定の印字率より高い場合に、前記第1の動作モードで前記画像形成動作を実行し、
前記取得部が取得した前記印字率が所定の印字率以下の場合に、前記第2の動作モードで前記画像形成動作を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記記録材に転写されずに前記像担持体に残った現像剤を、前記現像剤担持体を介して前記現像剤収容部に回収可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記露光ユニットが前記像担持体の表面に照射するレーザ光の単位面積当たりの光量について、
前記第2の動作モードにおける前記光量は、前記第1の動作モードにおける前記光量よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式を用いて記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる画像記録方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式は、レーザビームを照射して感光ドラム上に静電潜像を形成し、帯電した色材としての現像剤(以下、トナーと称する)により静電潜像を現像させることによりトナー像を形成する方式である。そのようにして形成したトナー像を記録材に転写して定着することにより、記録材上に画像が形成されることになる。
【0003】
トナーは現像容器内に収容されており、画像形成を繰り返すと現像容器内のトナーは次第に消費されていく。そのため、現像容器を独立したユニットとして、単独で、あるいはプロセスカートリッジの一部として、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成し、必要に応じて交換可能にした構成がよく知られている。そして、近年では、環境負荷低減やプリントコスト低減を目的として、現像容器内のトナー残量が少なくなった場合に、トナーのみを直接現像容器に補給する構成の画像形成装置も提案されてきている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-027631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、かぶり等の画像不良の原因としてトナーの劣化が挙げられる。トナーの劣化の要因の一つとして、現像容器内でのトナーの流動、撹拌が挙げられる。画像形成動作時において現像容器内のトナーは流動することになるが、現像に供されるトナーは現像容器内のトナーの一部であり、多くトナーは現像に供されることなく現像容器内に留まることになる。トナーの劣化は、画像形成動作の度に、現像に供されることなく現像容器内に留まり続けることで、より進行することになる。
【0006】
本発明の目的は、トナーの劣化が画像形成に与える影響を低減することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
回転する像担持体と、
前記像担持体に接触して前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
前記帯電部材に帯電電圧を印加する帯電電圧印加部と、
前記像担持体の表面を露光して前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光ユニットと、
現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部に収容された現像剤を担持し、担持した現像剤を前記像担持体の表面に供給する、回転する現像剤担持体と、
前記像担持体と前記現像剤担持体を駆動する駆動部と、
前記駆動部、前記帯電電圧印加部、前記帯電電圧印加部、前記露光ユニット、をそれぞ
れ制御する制御部と、
を備え、前記静電潜像を前記現像剤担持体が担持する現像剤を用いて現像した現像剤像を記録材に転写して記録材に画像を形成する画像形成装置において、
前記制御部が、
前記像担持体を第1の周速で回転させ、前記露光ユニットが第1の露光強度で前記像担持体の表面を露光する第1の動作モードと、
前記像担持体を前記第1の周速よりも遅い第2の周速で回転させ、前記露光ユニットが前記第1の露光強度よりも強い第2の露光強度で前記像担持体の表面を露光する第2の動作モードと、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、トナーの劣化が画像形成に与える影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例に係る画像形成装置の説明図
本発明の実施例に係る画像形成装置における制御構成の説明図
トナーパックの概略正面図及びトナーパックを装着した状態の画像形成装置の概略断面図
階調テーブルの説明図
膨張処理の説明図
トナー残量パネルの構成例の図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施例1)
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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