TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025035240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142160
出願日2023-09-01
発明の名称画像処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】歪み補正処理前の画像を用いて(歪み補正処理後の画像を用いずに)、歪み補正処理後の画像の特徴と同等の特徴を示すアシスト表示を可能にする。
【解決手段】本発明の画像処理装置は、入力画像から各画素値の頻度を取得する取得手段と、前記入力画像の歪みに基づいて、前記取得手段によって取得された頻度を補正する補正手段と、前記補正手段による補正後の頻度に基づいて、各画素値の頻度を示すアシスト画像を生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力画像から各画素値の頻度を取得する取得手段と、
前記入力画像の歪みに基づいて、前記取得手段によって取得された頻度を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の頻度に基づいて、各画素値の頻度を示すアシスト画像を生成する生成手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記補正手段は、前記歪みが大きいと判断される領域での各画素値の頻度を上げる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記補正手段は、前記歪みが小さいと判断される領域での各画素値の頻度を下げる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記入力画像は、魚眼レンズを用いて撮像された画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記入力画像は、正距円筒方式の画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記入力画像は、等距離射影方式の画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記補正手段は、前記入力画像の複数の領域のそれぞれについて、その領域での画像の歪みに基づいて、当該領域での各画素値の頻度を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記複数の領域は、格子状に並んだ複数の領域である
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記複数の領域は、同心円状に並んだ複数の領域である
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記入力画像の撮像に用いたレンズの情報を取得する取得手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記情報から判断される前記入力画像の歪みに基づいて、前記取得手段によって取得された頻度を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置に関し、特にアシスト表示のための画像処理に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
xR(クロスリアリティ)と呼ばれる技術が知られている。xRは、現実世界と仮想世界を融合する技術であり、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、およびMR(複合現実)を含む。
【0003】
xRのための画像を撮像する際には、高い没入感を実現するために、魚眼レンズといった歪曲収差が前提の広角レンズを用いることが多い。魚眼レンズを用いて四角い被写体を撮像すると、四角い被写体が樽型に歪んだ画像(魚眼画像)が得られる。撮像された画像をVRゴーグルといった表示装置に表示する際には、透視投影変換処理といった、画像の歪みを低減する画像処理(歪み補正処理)が行われる。特許文献1には、魚眼画像の歪みを低減する技術が開示されている。また、特許文献1には、魚眼画像から人物を検出する技術が開示されている。
【0004】
また、撮像時において、WFM(波形モニタ)表示またはピーキング表示といったアシスト表示が行われることがある。WFM表示では、画像の輝度値の分布と頻度を示すWFM画像(波形モニタ画像)が表示される。WFM表示を行うことによって、白飛びの有無を確認したり、黒潰れの有無を確認したりすることができる。ピーキング表示では、画像の高周波成分が強調される。ピーキング表示を行うことによって、ピントを確認することができ、所望のピント調整が行いやすくなる。複数のレンズをそれぞれ用いて複数の画像(複数の画像領域)を得る場合には、当該複数の画像の間でのピントの違いを確認することもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-61260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、歪み補正処理前の画像(歪んだ画像)における特徴は、歪み補正処理後の画像(歪み低減された画像)における特徴とは異なる。そのため、歪み補正処理後の画像の表示中に、歪み補正処理前の画像を用いて(歪み補正処理後の画像を用いずに)アシスト表示を行うと、アシスト表示によって、表示中の画像(歪み補正処理後の画像)の特徴とは異なる特徴が示されてしまう。その結果、ユーザは、表示中の画像の特徴を容易に把握できなかったり、誤って把握したりしてしまう。歪み補正処理後の画像を用いれば、当該画像の特徴を表すアシスト表示を行うことができるが、歪み補正処理に時間や負荷がかかるため、ライブビューの被写体画像の表示の遅延が生じてしまう。
【0007】
本発明は、歪み補正処理前の画像を用いて(歪み補正処理後の画像を用いずに)、歪み補正処理後の画像の特徴と同等の特徴を示すアシスト表示を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像処理装置は、入力画像から各画素値の頻度を取得する取得手段と、前記入力画像の歪みに基づいて、前記取得手段によって取得された頻度を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の頻度に基づいて、各画素値の頻度を示すアシスト画像を生成する生成手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、歪み補正処理前の画像を用いて(歪み補正処理後の画像を用いずに)、歪み補正処理後の画像の特徴と同等の特徴を示すアシスト表示が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
撮像装置の構成例を示すブロック図である。
複数の分割領域の一例を示す模式図である。
透視投影画像、魚眼画像、およびアシスト画像の一例を示す模式図である。
被写体領域と魚眼画像領域の一例を示す模式図である。
パラメータnの決定方法を説明するための模式図である。
透視投影画像、魚眼画像、およびアシスト画像の一例を示す模式図である。
透視投影画像、魚眼画像、およびアシスト表示の一例を示す模式図である。
魚眼画像の輝度値の遷移の一例を示す模式図である。
アシスト生成部の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
個人
インターホンシステム
20日前
個人
ヘッドホンカバー
2か月前
株式会社奥村組
通信設備
27日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
29日前
オムロン株式会社
通信装置
27日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
28日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
今日
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
28日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
10日前
日本放送協会
無線伝送システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
6日前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
日本無線株式会社
無線受信装置
10日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
BoCo株式会社
骨伝導聴音装置
今日
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
28日前
株式会社アーク
情報処理システム
2か月前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
1か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
24日前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
1か月前
株式会社PFU
原稿読取装置
14日前
個人
共鳴管型スピーカーエンクロージャー
24日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
2か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
24日前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
三菱電機株式会社
無線受信装置
21日前
Rita合同会社
第1装置、システム
1か月前
続きを見る