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公開番号
2025001138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100568
出願日
2023-06-20
発明の名称
撮像装置
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
H04N
23/71 20230101AFI20241225BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】入射光の輝度の大きさに依存せずに自動露出機能の実行が可能な技術を提供する。
【解決手段】撮像装置10は、イメージセンサ12と、イベントセンサ14と、制御部16とを備える。イメージセンサ12は、入射光24を基に画像を生成する。イベントセンサ14は、複数の画素を有し、各画素が検出する入射光24の輝度変化が所定の検出閾値に達する場合に、当該画素の座標と、当該画素の輝度がプラス変化またはマイナス変化であったことを示す輝度変化情報と、を含むイベント信号を出力する。制御部16は、所定の期間に蓄積された複数のイベント信号に含まれる複数の画素の座標が同じ場合に1個と数えるユニーク画素数が所定数以上である場合に、当該複数のイベント信号に含まれる複数の輝度変化情報に応じて、画像の生成に用いる自動露出機能を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入射光を基に画像を生成するイメージセンサと、
複数の画素を有し、各画素が検出する前記入射光の輝度変化が所定の検出閾値に達する場合に、当該画素の座標と、当該画素の輝度がプラス変化またはマイナス変化であったことを示す輝度変化情報と、を含むイベント信号を出力するイベントセンサと、
所定の期間に蓄積された複数の前記イベント信号に含まれる複数の前記画素の座標が同じ場合に1個と数えるユニーク画素数が所定数以上である場合に、当該複数のイベント信号に含まれる複数の前記輝度変化情報に応じて、前記画像の生成に用いる自動露出機能を実行する制御部と、
を備える撮像装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記入射光の光量を調整する絞り部をさらに備え、
前記制御部は、前記絞り部を制御することで前記自動露出機能を実行する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記イメージセンサのシャッタ時間およびゲインのうちの少なくとも一方を制御することで、前記自動露出機能を実行する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記イベントセンサは、前記入射光の輝度に応じて前記検出閾値を変化させる、
請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記検出閾値は、画素ごとの現在輝度に対して高輝度側および低輝度側にそれぞれ所定の露出精度の半分の大きさの値として設定され、
前記制御部は、前記入射光の輝度変化に対して前記露出精度で前記自動露出機能を実行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラなどの、イメージセンサを備える撮像装置には、イメージセンサへの入射光の輝度に基づいて自動露出(AE(Auto Exposure))機能を実行するものがある。従来、イメージセンサを備える撮像装置は、入射光の輝度の情報を取得するタイミングをイメージセンサのフレームレートに依存していた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-231095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
入射光の輝度の情報を取得するタイミングがイメージセンサのフレームレートに依存する撮像装置は、例えば入射光の輝度が低い場合、十分な光量を確保するために通常のシャッタよりも露出時間の長いスローシャッタを設定することがある。この場合、入射光の輝度の情報の取得頻度が低下する。その結果、入射光の輝度の変化に対して、自動露出機能のレスポンスが低下する虞がある。
【0005】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、入射光の輝度の大きさに依存せずに自動露出機能の実行が可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の撮像装置は、入射光を基に画像を生成するイメージセンサと、複数の画素を有し、各画素が検出する入射光の輝度変化が所定の検出閾値に達する場合に、当該画素の座標と、当該画素の輝度がプラス変化またはマイナス変化であったことを示す輝度変化情報と、を含むイベント信号を出力するイベントセンサと、所定の期間に蓄積された複数のイベント信号に含まれる複数の画素の座標が同じ場合に1個と数えるユニーク画素数が所定値以上である場合に、当該複数のイベント信号に含まれる複数の輝度変化情報に応じて、画像の生成に用いる自動露出機能を実行する制御部と、を備える。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、入射光の輝度の大きさに依存せずに自動露出機能の実行が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る撮像装置の構成を模式的に示す図である。
図1のイベントセンサが用いる検出閾値の一例を示す概念図である。
図1の制御部の機能構成を模式的に示すブロック図である。
自動露出機能の実行タイミングの一例を模式的に示す図である。
図1のイベントセンサの動作の流れを示すフローチャートである。
図1の制御部の動作の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態に係る撮像装置の構成を模式的に示す図である。
図7の制御部の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図7のイベントセンサが用いる検出閾値の一例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。かかる実施の形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、図面において、本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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