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公開番号2025020915
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124553
出願日2023-07-31
発明の名称画像読取システム
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/387 20060101AFI20250205BHJP(電気通信技術)
要約【課題】分割位置を検出し、検出できない場合でも画像データに適した分割位置を特定し、分割した画像データの境界位置の視認性を向上させて分割した画像データを表示する画像読取システムを提供する。
【解決手段】原稿101を読み取る画像読取手段と、画像読取手段によって読み取られた画像データに係る画像の特徴情報を所定の間隔で走査し検出する特徴情報検出処理手段と、画像データに係る画像の分割位置を特定する分割位置特定処理手段と、分割位置に対応させて画像データを分割する分割処理手段と、分割された画像データの保存処理をする分割画像保存処理手段と、を有し、分割位置特定処理手段は、特徴情報の位置を分割位置とすることを特徴とする。
【選択図】図7

特許請求の範囲【請求項1】
原稿を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた画像データに係る画像の特徴情報を所定の間隔で走査し検出する特徴情報検出処理手段と、
前記画像データに係る前記画像の分割位置を特定する分割位置特定処理手段と、
前記分割位置に対応させて前記画像データを分割する分割処理手段と、
分割された前記画像データの保存処理をする分割画像保存処理手段と、を有し、
前記分割位置特定処理手段は、前記特徴情報の位置を前記分割位置とすることを特徴とする画像読取システム。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記原稿は折り目を有し、前記折り目の影が前記特徴情報として前記特徴情報検出処理手段により前記画像から検出され、前記画像データが前記影の位置で分割されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項3】
前記特徴情報を所定サイズとし、前記画像データが前記所定サイズの位置で分割されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項4】
分割された前記画像データに係る前記画像の前記分割位置による境界位置を画像領域である重複領域によって重複させて表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取システムに関し、スキャンした画像データの制御方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、原稿台にセットされた原稿を、読み取り位置まで自動搬送する自動原稿送り機構ADF(AutoDocumentFeeder)を備えた画像読取装置では、読み取って得た画像データを出力する際に、画像データを処理する様々な技術が知られている。例えば、折り畳むことが可能な一枚の用紙からなり、折り目によって分けられた複数のページの其々に情報を付した媒体を読み取り、読み取った画像を処理する技術が知られている。この媒体の一例として、折り畳みパンフレットや飲食店のメニューなどがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-258913号公報
特開2012-151586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された装置では、先に示した原稿を読み取った際に、画像データが分割出力される位置をユーザーが指定し、指定された区切り位置で画像データを分割する技術が提案されている。また、特許文献2に開示された装置では、折り畳まれた原稿の折り目の位置をページ区切りの位置として、画像データを分割処理する技術が提案されている。
【0005】
しかし、特許文献1に開示された装置では、区切り位置をユーザーが指定する必要があり、原稿が長い場合や、複数枚の原稿を読み取る場合に、繰り返し指定を行わなければならないという問題がある。また、特許文献2に開示された装置では、折り目を検知できない場合に、原稿の区切り位置の特定を行えず、画像データの分割処理ができないという問題がある。さらに、特許文献1、特許文献2に開示された装置では、複数のページにわたって連続した情報が記載されている原稿の場合にも画像が分割出力されるため、得た画像データを確認する際に、境界位置の視認性に欠けるといった問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記を鑑み、本発明に係る画像読取システムは、
原稿を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた画像データに係る画像の特徴情報を所定の間隔で走査し検出する特徴情報検出処理手段と、
前記画像データに係る前記画像の分割位置を特定する分割位置特定処理手段と、
前記分割位置に対応させて前記画像データを分割する分割処理手段と、
分割された前記画像データの保存処理をする分割画像保存処理手段と、を有し、
前記分割位置特定処理手段は、前記特徴情報の位置を前記分割位置とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像データの区切り位置をユーザーが繰り返し指定することなく特定することができ、原稿の折り目を検出できない場合でも、画像データの適した区切り位置を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る画像読取システム全体の構成図。
本実施形態に係る画像読取装置の概略的な構成図。
本実施形態に係る画像読取ユニットの概略的な構成図。
本実施形態に係る折り目のある原稿の一例を示した図。
本実施形態に係る画像読取装置の制御構成図。
(a)本実施形態に係るPCの構成図、(b)本実施形態に係る、スキャンアプリケーションに関する図、(c)本実施形態に係るPC上のアプリケーションソフトウェアとドライバの構成図。
本実施形態に係る画像読取システムの処理の流れを示したフローチャート。
本実施形態に係る特徴情報検知処理の流れを示したフローチャート。
本実施形態に係る特徴情報による分割位置特定処理の流れを示したフローチャート。
所定間隔毎に分割位置検知を行うことを示した図。
本実施形態に係る所定サイズによる分割位置特定処理の流れを示したフローチャート。
本実施形態に係る画像の分割処理や分割画像の保存処理の流れを示したフローチャート。
本実施形態に係る、搬送異常が起きた際の処理を示したフローチャート。
本実施形態による、読取再開確認画面に関する図。
本実施形態に係る、ジャムを検出する処理を示したフローチャート。
本実施形態に係る、斜行を検出する処理を示したフローチャート。
本実施形態に係る、重送を検出する処理を示したフローチャート。
本実施形態に係る、原稿の戻し量算出処理を示したフローチャート。
本実施形態に係る、読取再開確認画面に関する図。
(a)本実施形態に係る、重送が発生し搬送停止するまでの読取画像、(b)本実施形態に係る、重送発生後再読取した画像、(c)本実施形態に係る、重送発生前と発生後に読み取った画像を結合した画像。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。なお、以下の各実施形態は例示であり、本発明を各実施形態の内容に限定するものではない。
【0010】
図1は、本実施形態による画像読取システム全体の構成図である。
(【0011】以降は省略されています)

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