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公開番号
2025006208
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106862
出願日
2023-06-29
発明の名称
聴取装置
出願人
リオン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04R
25/00 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】充電池を容易に交換可能な構造を有した聴取装置の提供。
【解決手段】補聴器1においては、フェイスプレート3にフレーム10が固定され、その外周面に沿って回路基板40等が取り付けられた後に、フレームトップ20が接着された充電池30がフレーム10の内側に収容されて、充電池30に接合された2本リード線が回路基板40に半田付けされる。電池交換時には、2本のリード線を回路基板40から外し、フレームトップ20を持ち上げて充電池30をフレーム10から取り出してから、新しいフレームトップ20が接着された新しい充電池30をフレーム10の内側に収容し、リード線を半田付けすれば作業が完了する。このように、補聴器1の充電池交換は、回路基板40等を取り外すことなく容易に行うことができる。また、爪部11が切欠き21にぴたりと嵌るため、充電池30の回転ひいてはこれに起因するリード線の切断を未然に防止することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
装用時に外耳に収まる部位をなすシェルと外から見える部位をなすフェイスプレートとが筐体に含まれる聴取装置であって、
フェイスプレートにおけるシェルに対向する面に固定され、充電池の外周面を取り囲む壁を有した、上部が開放されたフレーム本体部と、
前記壁を取り囲んで配置される回路基板と
を備え、
開放された前記フレーム本体部の上部から充電池の出し入れが可能であることを特徴とする聴取装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の聴取装置において、
充電池に取り付けられるフレーム蓋部をさらに備え、
前記フレーム本体部は、
前記壁から上方に伸びた複数の第1係合部をさらに有しており、
前記フレーム蓋部は、
前記複数の第1係合部の形状及び位置に対応する複数の第2係合部を有しており、
前記フレーム蓋部が取り付けられた充電池が前記壁の内側に収容されると、前記複数の第1係合部と前記複数の第2係合部とが係合し合うことで充電池が前記フレーム本体部に対して固定されることを特徴とする聴取装置。
【請求項3】
請求項2に記載の聴取装置において、
前記第1係合部は、
前記壁から上方に伸びつつ先端部が前記壁の内側空間の中心軸の方向に屈曲した爪であり、
前記第2係合部は、
前記爪の形状及び位置に対応して形成された切欠きであり、
充電池が前記壁の内側に収容されると、前記爪が前記切欠きに嵌ることを特徴とする聴取装置。
【請求項4】
請求項2に記載の聴取装置において、
前記第1係合部は、
前記壁から上方に伸びつつ先端部が略コの字形状をなしており、
前記第2係合部は、
前記フレーム蓋部における蓋板の外端部から下方に伸びつつ先端部が略コの字形状をなしており、
充電池の前記壁の内側への収容時に充電池が周方向に回転されることで、複数の前記第2係合部が複数の前記第1係合部に係合することを特徴とする聴取装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載の聴取装置において、
前記フレーム本体部は、
予め複数種類のサイズが用意されており、いずれかのサイズのものを前記フェイスプレートに固定可能であることを特徴とする聴取装置。
【請求項6】
請求項2に記載の聴取装置において、
前記フレーム蓋部は、
取り付けられた充電池との間の一部領域に隙間を形成することを特徴とする聴取装置。
【請求項7】
請求項2に記載の聴取装置において、
前記フレーム蓋部は、
上部にリング状の部位を有していることを特徴とする聴取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、補聴器をはじめとする聴取装置、特に、二次電池が内蔵された小型の聴取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
補聴器の小型化が進むのに伴い、その電源として使用される電池にもより小型のものが採用されるようになってきている。耳かけ型や耳あな型の補聴器には、通常、小型のボタン型電池が使用される(例えば、特許文献1を参照。)。小さな電池の交換は難しく、また、環境への配慮も必要なことから、最近の補聴器においては、電池交換の回数を大きく減らすことが可能な二次電池が内蔵された機種が増えている(例えば、特許文献2を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2006-514464号公報
特開2012-191448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二次電池は消耗品であるため、一般的には数年毎に交換を要する。補聴器の耐用年数である5年は一般的な二次電池の交換目安期間より長いため、販売された補聴器の多くは電池交換がなされることになる。補聴器に内蔵された二次電池(充電池)の交換は、メーカにて補聴器本体を開けて行われる。個々人の耳に適合するよう作製された耳あな型のオーダーメイド補聴器においては、装用時に外から見えるフェイスプレートと呼ばれる部位の裏側に回路基板や充電池等が設置されるが、このような構造においては特に、充電池を交換する際に回路基板を取り外して作業しなければならない場合が多く、本体が小さいためその作業に様々な困難が伴う。
【0005】
具体的には、回路基板にはマイクロホンやスピーカ、アンテナ等の各部品に繋がるリード線が半田付けされているため、回路基板をフェイスプレートから取り外す際にはこれらのリード線も外さなければならない。また、一般的な補聴器に使用されるボタン型電池は、正負の端子が近接していることから、これらの端子をショートさせないよう配慮しながら充電池を交換しなければならない。電池交換の度に、小さな本体に対し上記のような精密かつ慎重な作業を行うのは作業性が悪いため、改善策が求められている。こうした問題は、補聴器に限られず、小型の聴取装置全般に共通したことである。
【0006】
そこで、本発明は、充電池を容易に交換可能な構造を有した聴取装置の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の聴取装置を採用する。なお、以下の括弧書中の文言はあくまで例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
【0008】
すなわち、本発明の聴取装置は、装用時に外耳に収まる部位をなすシェルと外から見える部位をなすフェイスプレートとが筐体に含まれる聴取装置であって、フェイスプレートにおけるシェルに対向する面に固定され、充電池の外周面を取り囲む壁を有した、上部が開放されたフレーム本体部と、壁を取り囲んで配置される回路基板とを備えており、開放されたフレーム本体部の上部から充電池の出し入れが可能である。
【0009】
この態様の聴取装置によれば、充電池の収容空間を区画するフレームを取り囲んで回路基板が配置されており、開放されたフレームの上部から充電池を出し入れすることができるため、充電池を交換する際に回路基板を取り外す必要がなく、充電池を容易に交換することができる。
【0010】
好ましくは、上述した態様の聴取装置において、充電池に取り付けられるフレーム蓋部をさらに備え、フレーム本体部は、壁から上方に伸びた複数の第1係合部をさらに有しており、フレーム蓋部は、複数の第1係合部の形状及び位置に対応する複数の第2係合部を有しており、フレーム蓋部が取り付けられた充電池が壁の内側に収容されると、複数の第1係合部と複数の第2係合部とが係合し合うことで充電池がフレーム本体部に対して固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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