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公開番号2025057959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167822
出願日2023-09-28
発明の名称画像記録装置及び画像記録方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250402BHJP(電気通信技術)
要約【課題】対象物が認識された場合に、ユーザが過去に対象物を撮影し記録した場所や日時などとの近似度を判定し、近似度に基づいて、画像の態様を制御して記録することができる、画像記録装置及び画像記録方法を提供する。
【解決手段】画像記録装置10bは、移動体の周囲を撮像した画像を取得する画像取得部11と、画像から予め定めた対象物を画像認識する画像認識部12と、対象物を認識した際の前記移動体の位置を含む情報を履歴として記憶し管理する位置情報履歴管理部19と、対象物を画像認識した際の情報と履歴を検索して抽出した情報との近似度を判定する判定部13bと、判定の結果に少なくとも基づいた態様で画像から画像ファイルを生成する画像ファイル生成部14aと、画像ファイルを記録部に記録する制御を行う記録制御部15と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の周囲を撮像した画像を取得する画像取得部と、
前記画像から、予め定めた対象物を画像認識する画像認識部と、
前記対象物を認識した際の前記移動体の位置を含む情報を、履歴として記憶し管理する位置情報履歴管理部と、
前記対象物を画像認識した際の前記情報と、前記履歴を検索して抽出した前記情報と、の近似度を判定する判定部と、
前記判定の結果に少なくとも基づいた態様で、前記画像から画像ファイルを生成する画像ファイル生成部と、
前記画像ファイルを記録部に記録する制御を行う記録制御部と、
を備える、画像記録装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記画像ファイル生成部は、画質制御部を更に備え、前記近似度に基づいて、前記画像の画質を制御した画像ファイルを生成する、
請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記対象物を画像認識した際の位置情報と、前記履歴を検索して抽出した位置情報と、の位置の近似度、及び、前記対象物を画像認識した際の日時情報と、前記履歴を検索して抽出した日時情報と、の日時の近似度を判定し、
前記画像ファイル生成部は、前記位置の近似度及び前記日時の近似度に基づいた態様で、前記画像から画像ファイルを生成する、
請求項1または2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記画像における、前記対象物の視認性をさらに判定し、
前記画像ファイル生成部は、前記近似度及び前記視認性に基づいた態様で、前記画像から画像ファイルを生成する、
請求項1または2に記載の画像記録装置。
【請求項5】
移動体の周囲を撮像した画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像から、予め定めた対象物を画像認識する画像認識ステップと、
前記対象物を認識した際の前記移動体の位置を含む情報を、履歴として記憶し管理する位置情報履歴管理ステップと、
前記対象物を画像認識した際の前記情報と、前記履歴を検索して抽出した前記情報と、の近似度を判定する判定ステップと、
前記判定の結果に少なくとも基づいた態様で、前記画像から画像ファイルを生成する画像ファイル生成ステップと、
前記画像ファイルを記録部に記録する制御を行う記録制御ステップと、
を実行する、画像記録方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像記録装置及び画像記録方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
予め登録されている対象物が画像として認識された場合に、撮影した画像を記録装置に記録する技術が知られている。(例えば特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-68197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、予め登録した対象物が認識された場合に、撮影画像を記録装置に記録する技術が開示される。しかしながら、対象物が認識された場合であっても、例えば過去に同じ場所で対象物を撮影し記録している場合には、記録に残しておく価値が低いと考えられ、画像を記録して保存することに適さない場合がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、対象物が画像として認識された場合に、ユーザが過去に対象物を撮影し記録した場所や日時などとの近似度を判定し、近似度に基づいて、画像の態様を制御して記録することができる画像記録装置及び画像記録方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像記録装置は、移動体の周囲を撮像した画像を取得する画像取得部と、画像から予め定めた対象物を画像認識する画像認識部と、対象物を認識した際の前記移動体の位置を含む情報を履歴として記憶し管理する位置情報履歴管理部と、対象物を画像認識した際の情報と履歴を検索して抽出した情報との近似度を判定する判定部と、判定の結果に少なくとも基づいた態様で画像から画像ファイルを生成する画像ファイル生成部と、画像ファイルを記録部に記録する制御を行う記録制御部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像記録方法は、移動体の周囲を撮像した画像を取得する画像取得ステップと、画像から予め定めた対象物を画像認識する画像認識ステップと、対象物を認識した際の前記移動体の位置を含む情報を履歴として記憶し管理する位置情報履歴管理ステップと、対象物を画像認識した際の情報と履歴を検索して抽出した情報との近似度を判定する判定ステップと、判定の結果に少なくとも基づいた態様で画像から画像ファイルを生成する画像ファイル生成ステップと、画像ファイルを記録部に記録する制御を行う記録制御ステップと、を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、対象物が画像として認識された場合に、ユーザが過去に対象物を撮影し記録した場所や日時などとの近似度を判定し、近似度に基づいて、画像の態様を制御して記録することができる画像記録装置及び画像記録方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る画像記録装置の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態1に係る画像記録方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る画像記録装置の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態2に係る画像記録法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施形態3に係る画像記録装置の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態3に係る画像記録法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載および図面は、適宜、省略、および簡略化がなされている。
(【0011】以降は省略されています)

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