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公開番号
2025056770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2024165152
出願日
2024-09-24
発明の名称
開放型イヤホン
出願人
安克創新科技股フン有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
1/10 20060101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】音漏れをよりうまく抑制する開放型イヤホンを提供する。
【解決手段】開放型イヤホン100は、固定構造10と、固定構造10に接続された発音構造30とを含み、固定構造10は、装着状態で発音構造30をユーザの耳の前側に設けるためのものであり、発音構造30は、発音ハウジング及び発音ユニットを含み、発音ハウジングには、発音部31c及び圧力逃がし部が設けられ、発音ユニットは、発音ハウジング内に設けられ、発音ハウジングの内部スペースをフロントキャビティとリアキャビティとに仕切り、発音部31cは、開孔(発音孔31c1)として設けられ、フロントキャビティに連通し、圧力逃がし部は、リアキャビティに連通する。圧力逃がし部は、発音部31cより耳の外耳道口に近接する。本願の技術手段は、耳の前側の音漏れを効果的に低減し、ユーザ体験を向上させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定構造と、前記固定構造に接続された発音構造とを含み、前記固定構造は、装着状態で前記発音構造をユーザの耳の前側に設けるためのものであり、前記発音構造は、
発音部及び圧力逃がし部が設けられた発音ハウジングと、
前記発音ハウジング内に設けられ、前記発音ハウジングの内部スペースをフロントキャビティとリアキャビティとに仕切る発音ユニットと、を含み、前記発音部は、前記フロントキャビティに連通し、前記圧力逃がし部は、前記リアキャビティに連通し、
装着状態で、前記圧力逃がし部は、前記発音部より前記耳の外耳道口に近接する、ことを特徴とする開放型イヤホン。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
装着状態で、前記発音構造は、前記耳の外耳道口を覆い、かつ前記耳の外耳道口に挿入しない、ことを特徴とする請求項1に記載の開放型イヤホン。
【請求項3】
前記圧力逃がし部は、前記発音ハウジングの底部に近接して設けられることにより、装着状態で前記耳の珠間切痕の前側に向かうことができる、ことを特徴とする請求項1に記載の開放型イヤホン。
【請求項4】
前記発音ハウジングは、
前記発音ユニットとともに前記フロントキャビティを形成し、前記発音部が設けられたフロントハウジングと、
前記フロントハウジングに接続され、少なくとも前記発音ユニットとともに前記リアキャビティを形成し、前記圧力逃がし部が設けられたリアハウジングと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の開放型イヤホン。
【請求項5】
前記リアハウジングは、
前記フロントハウジングに接続され、前記圧力逃がし部が設けられ、圧力逃がし孔を有するリアハウジング本体と、
前記リアハウジング本体と前記発音ユニットとの間に設けられ、前記発音ユニットとともに前記リアキャビティと前記リアキャビティ及び前記圧力逃がし孔を連通させる圧力逃がし通路とを形成するリアキャビティカバーと、を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の開放型イヤホン。
【請求項6】
前記発音ハウジングには、導音構造が設けられ、前記導音構造は、前記発音ハウジングの他の部分より外へ突出し、かつ第1表面と、前記第1表面を囲む第2表面とを含み、前記第1表面は、装着状態でユーザの矢状面と夾角γをなして設けられ、前記第2表面は、前記第1表面と夾角をなして設けられ、
前記発音部は、前記第1表面及び前記第2表面のうちの少なくとも1つに設けられ、かつ0<γ≦20°である、ことを特徴とする請求項1に記載の開放型イヤホン。
【請求項7】
前記発音部には、複数の発音孔が設けられ、前記発音孔は、孔深さLと孔径Dを有し、L/D>0.35という関係を満たす、ことを特徴とする請求項6に記載の開放型イヤホン。
【請求項8】
装着状態で、前記第1表面は、前記耳の耳甲介腔の内壁に向かい、前記第2表面は、前記耳の外耳道口に向かい、少なくとも一部の前記発音部は、前記第2表面に設けられる、ことを特徴とする請求項7に記載の開放型イヤホン。
【請求項9】
装着状態で、前記第2表面と前記耳の対耳輪との間の距離は、L1であり、0mm<L1≦15mmであり、
装着状態で、前記第2表面と前記耳の外耳道口との間の距離は、L2であり、1mm≦L2≦40mmである、ことを特徴とする請求項8に記載の開放型イヤホン。
【請求項10】
前記第1表面の法線方向と前記第2表面の法線方向とは、夾角β(0°≦β≦70°)をなして設定される、ことを特徴とする請求項8に記載の開放型イヤホン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、イヤホンの技術分野に関し、特に開放型イヤホンに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、開放型のイヤホン製品は、外耳道の外側に貼り付けられ、イヤホンは、外耳道を遮蔽しないため、消費者がイヤホンの音を聴取するとともに、外部の音を聞くことができることを確保し、安全性及び快適性を向上させる。しかしながら、開放型イヤホンは、スピーカから外耳道口まで非密閉状態であるため、イヤホンの音漏れが深刻である。
【発明の概要】
【0003】
本願の実施例に係る開放型イヤホンは、音漏れをよりうまく抑制するという効果を達成することができる。
【0004】
本願の実施例に係る開放型イヤホンは、固定構造と、前記固定構造に接続された発音構造とを含み、前記固定構造は、装着状態で前記発音構造をユーザの耳の前側に設けるためのものであり、前記発音構造は、
発音部及び圧力逃がし部が設けられた発音ハウジングと、
前記発音ハウジング内に設けられ、前記発音ハウジングの内部スペースをフロントキャビティとリアキャビティとに仕切る発音ユニットと、を含み、前記発音部は、前記フロントキャビティに連通し、前記圧力逃がし部は、前記リアキャビティに連通し、
装着状態で、前記圧力逃がし部は、前記発音部より前記耳の外耳道口に近接する。
【0005】
本願の実施例に係る開放型イヤホンによれば、発音部及び圧力逃がし部から発された音に逆位相が与えられ、逆位相相殺を行うことができる。本願の実施例では、圧力逃がし部は、発音部より外耳道口に近接し、発音部と外耳道口との間にある程度の音の逆位相相殺を行うことにより、耳の前側の音漏れを効果的に低減し、ユーザ体験を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本願の実施例又は従来技術における技術手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に説明される図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労働をすることなく、これらの図面に示される構造に基づいて他の図面を得ることができる。
【0007】
本願の開放型イヤホンの一実施例の概略構成図である。
図1における開放型イヤホンを耳に合わせて装着した状態を示す概略図である。
図1における発音構造の断面の概略構成図である。
図3における発音ユニットの断面の概略構成図である。
図2における耳の概略構成図である。
図1における開放型イヤホンを耳に合わせた場合での別の視点から見た概略図である。
人体参照概略図である。
発音構造の別の実施例の断面の概略構成図である。
図1における開放型イヤホンの別の視点から見た概略構成図である。
図1における発音構造の別の視点から見た一部の概略構成図である。
図1における発音構造のさらなる別の視点から見た断面の概略構成図である。
本願の分流構造の一実施例の断面の概略構成図である。
本願の分流構造の別の実施例の概略構成図である。
本願の分流構造の別の実施例の概略構成図である。
本願の分流構造のさらなる別の実施例の概略構成図である。
【0008】
本願の目的の達成、機能特徴及び利点について、実施例と組み合わせて、図面を参照しながらさらに説明する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本願の目的、技術手段及び利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら本願の実施例をさらに詳細に説明する。
【0010】
以下の説明が図面に関する場合、他に説明しない限り、異なる図面における同一の数字は、同一又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施例において説明される実施形態は、本願と一致する全ての実施形態を表すものではない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に詳細に記載された、本願のいくつかの態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
(【0011】以降は省略されています)
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