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公開番号2025054913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164142
出願日2023-09-27
発明の名称画像読取装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04N 1/10 20060101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像読取装置において、輸送などに起因する、破損及び読取不良を抑制する。
【解決手段】画像読取装置1は、装置本体10と、画像を読取る読取部21が装着され、装置本体10に対して移動可能に配置されたキャリッジ20と、押圧部30,40とを備える。この押圧部30,40は、ロック解除位置P1とロック位置P2とに固定可能に配置され、ロック位置P2において、キャリッジ20に設けられた被押圧部22,23を、押圧方向D1,D2とは異なる第1方向(例えば、上下方向や副走査方向)への移動を規制した状態で押圧方向D1,D2に押圧することによってキャリッジ20を装置本体10内で挟持する。
【選択図】図10


特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
画像を読取る読取部が装着され、前記装置本体に対して移動可能に配置されたキャリッジと、
ロック解除位置とロック位置とに固定可能に配置され、前記ロック位置において、前記キャリッジに設けられた被押圧部を、押圧方向とは異なる第1方向への移動を規制した状態で前記押圧方向に押圧することによって前記キャリッジを前記装置本体内で挟持する押圧部と
を備えることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記押圧部と前記被押圧部とのうち少なくとも一方は、前記押圧部を前記ロック位置へガイドするためのテーパ部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記押圧方向が互いに接近する方向である2つの前記押圧部を備える
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記装置本体は、前記キャリッジをガイドするシャフトを有し、
前記押圧部は、前記被押圧部を前記押圧方向に押圧することによって前記キャリッジを前記シャフトとの間で挟持する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記第1方向は、前記押圧方向に直交する方向であり、
前記押圧部は、前記被押圧部を、前記第1方向への移動及び当該第1方向と前記押圧方向とに直交する第2方向への移動を規制した状態で前記押圧方向に押圧する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置本体に対して移動可能に配置されたキャリッジを備える画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザによる操作レバーの誤操作によって画像読取部が固定されてしまうのを防止するために、規制位置への移動のしやすさが異なる複数の規制解除位置に画像読取部を移動させる画像読取装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6997961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像読取装置において、画像を読取る読取部は、装置本体に対して移動可能なキャリッジに装着される。また、読取部は、受光面の光学像を表す画像データを生成するために、撮像素子、複数の鏡、複数のレンズなどを有する。そのため、製品輸送時の振動や衝撃によりキャリッジが移動すると、装置が破損したり、或いは、部品同士の擦れにより摩耗粉が装置内で飛散し、読取画像に映り込み読取不良が発生したりする。
【0005】
上述のように読取部が規制位置に移動可能な画像読取装置は、スナップフィットによるはめ込みを用いてロックを行うため、部品寸法のバラつきなどによって製品輸送時などにガタが大きくなる。そのため、製品輸送時の振動や衝撃によって、装置が破損したり或いは読取不良が発生したりする。
【0006】
本発明の目的は、輸送などに起因する、破損及び読取不良を抑制することができる画像読取装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、画像読取装置は、装置本体と、画像を読取る読取部が装着され、前記装置本体に対して移動可能に配置されたキャリッジと、ロック解除位置とロック位置とに固定可能に配置され、前記ロック位置において、前記キャリッジに設けられた被押圧部を、押圧方向とは異なる第1方向への移動を規制した状態で前記押圧方向に押圧することによって前記キャリッジを前記装置本体内で挟持する押圧部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
前記態様によれば、輸送などに起因する、破損及び読取不良を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る画像読取装置の内部構造を示す斜視図である。
第1実施形態における装置本体を示す斜視図である。
第1実施形態におけるキャリッジを示す斜視図である。
第1実施形態における前部側の押圧部を示す斜視図である。
第1実施形態における前部側の被押圧部を示す斜視図である。
第1実施形態における後部側の押圧部を示す斜視図である。
第1実施形態における後部側の被押圧部を示す斜視図である。
第1実施形態における前部側の押圧部(ロック解除位置)及び被押圧部を示す斜視図である。
第1実施形態における前部側の押圧部(ロック位置)及び被押圧部を示す斜視図である。
第1実施形態における前部側及び後部側の押圧部(ロック解除位置)及び被押圧部を左側から見た断面図である。
第1実施形態における前部側及び後部側の押圧部(ロック位置)及び被押圧部を左側から見た断面図である。
第1実施形態における前部側の押圧部(ロック位置)及び被押圧部を示す拡大斜視図である。
第1実施形態の変形例におけるキャリッジを示す斜視図である。
第2実施形態における前部側及び後部側の押圧部(ロック位置)及び被押圧軸を左側から見た断面図である。
第3実施形態における前部側及び後部側の押圧部(ロック位置)及び被押圧部を左側から見た断面図である。
第4実施形態における前部側の押圧部(ロック解除位置)及び被押圧部を示す拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1~第4実施形態に係る画像読取装置について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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