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公開番号2025055392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164715
出願日2023-09-27
発明の名称画像読取装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/04 20060101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像読取装置1を分解等する必要なく、汚れた背景部材9が取り付けられている状態で第1清掃部65によって清掃可能にすること。
【解決手段】搬送経路2を搬送方向Fに搬送される媒体3の画像を読み取る読取部51,52と、搬送経路2を挟んで読取部51,52と対向して配置され、軸11の回りに回転可能な回転部材31,32と、回転部材31,32に設けられ、回転部材31,32が回転することで読取部51,52に対向して位置することが可能な複数の背景部材9,9,…と、背景部材9,9,…を清掃可能な第1清掃部65とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
搬送経路を搬送方向に搬送される媒体の画像を読み取る読取部と、
前記搬送経路を挟んで前記読取部と対向して配置され、軸回りに回転可能な回転部材と、
前記回転部材に設けられ、前記回転部材が回転することで前記読取部に対向して位置することが可能な複数の背景部材と、
前記背景部材を清掃可能な第1清掃部と、
を備えたことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記回転部材を軸回りに回転させる回転駆動部と、
制御部と、
前記背景部材の汚れの程度をセンシングするセンサーと、を備え、
前記第1清掃部は、前記回転部材が回転する状態で前記背景部材を清掃可能に配置されており、
前記制御部は、前記センサーの取得情報に基づいて前記第1清掃部による前記背景部材に対する清掃動作を実行する、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記センサーは、前記読取部が兼ねている、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記複数の背景部材は、同じ色の背景部材の組を有しており、
前記制御部は、前記第1清掃部による清掃が行われた背景部材に対する前記センサーによる前記取得情報に基づいて前記背景部材の切り換え動作を実行する、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記第1清掃部は、前記回転部材の外周面における前記一つの背景部材と前記他の背景部材との間に配置されている、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記回転部材は、外周面における前記一つの背景部材と前記他の背景部材との間に、基準色を有する基準部材が配置されている、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像読取装置であって、
前記読取部は、前記回転部材に対向して配置された透光部材を備え、
前記回転部材は、回転することで前記透光部材を清掃可能な第2清掃部を備え、
制御部は、前記基準部材を前記透光部材に対向させた状態で前記読取部に読み取らせた情報に基づいて前記第2清掃部による前記透光部材に対する清掃動作を実行する、
ことを特徴とする画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1には、画像読取部と、複数の読取背景面を備えた背景体と、背面体を回転させる駆動構造とを備える画像読取装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-290801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている装置は、前記背景体の背景面を清掃することについて考慮されておらず、それを示唆する記載も見当たらない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像読取装置は、搬送経路を搬送方向に搬送される媒体の画像を読み取る読取部と、前記搬送経路を挟んで前記読取部と対向して配置され、軸回りに回転可能な回転5と、前記回転部材に設けられ、前記回転部材が回転することで前記読取部に対向して位置することが可能な複数の背景部材と、前記背景部材を清掃可能な第1清掃部と、を備えたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る画像読取装置の内部を側視した要部概略構成図。
実施形態1の要部側断面図。
実施形態1の要部斜視図。
実施形態1の要部側断面図。
実施形態2の要部側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
本発明の第1の態様に係る画像読取装置は、搬送経路を搬送方向に搬送される媒体の画像を読み取る読取部と、前記搬送経路を挟んで前記読取部と対向して配置され、軸回りに回転可能な回転部材と、前記回転部材に設けられ、前記回転部材が回転することで前記読取部に対向して位置することが可能な複数の背景部材と、前記背景部材を清掃可能な第1清掃部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記回転部材に設けられ、前記回転部材が回転することで前記読取部に対向して位置することが可能な複数の背景部材と、前記背景部材を清掃可能な第1清掃部とを備えている。これにより、前記背景部材が汚れた場合に、前記第1清掃部によって簡単に清掃することができる。即ち、前記画像読取装置を分解等する必要なく、汚れた前記背景部材が取り付けられている状態で第1清掃部によって清掃することができる。
【0009】
本発明に係る画像読取装置の第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記回転部材を軸回りに回転させる回転駆動部と、制御部と、前記背景部材の汚れの程度をセンシングするセンサーと、を備え、前記第1清掃部は、前記回転部材が回転する状態で前記背景部材を清掃可能に配置されており、前記制御部は、前記センサーの取得情報に基づいて前記第1清掃部による前記背景部材に対する清掃動作を実行することを特徴とする。
ここで、「背景部材に対する清掃動作を実行する」とは、前記センサーにより取得した前記背景部材の汚れの程度に関する前記取得情報が清掃不要な状態である場合は前記背景部材を清掃することなく使用を継続し、逆に清掃が必要な状態である場合には前記第1清掃部により前記背景部材の清掃を実行することを意味する。
また、「清掃が必要な状態」とは、前記センサーでセンシングされた前記背景部材の汚れの程度に関する情報が背景部材として求められる性能を発揮できないとして設定される状態を意味する。
【0010】
本態様によれば、前記第1清掃部は、前記回転部材が回転する状態で前記背景部材を清掃可能に配置されており、前記制御部は、前記センサーの取得情報に基づいて前記第1清掃部による前記背景部材に対する清掃動作を実行する。これにより、前記背景部材の清掃が必要か否かについて判定し、清掃が必要な場合には清掃を実行するという動作を自動化して簡単に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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