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公開番号
2025056539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166073
出願日
2023-09-27
発明の名称
撮像素子、および撮像装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
25/40 20230101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮像素子は、動作の高速化を望まれる。
【解決手段】光を電荷に変換する第1光電変換部D1と、光を電荷に変換する第2光電変換部D2とを有する複数の画素が列方向に並んで配置される画素部30Aと、複数の画素のうち第1画素の第1光電変換部D1で変換された電荷の蓄積と、複数の画素のうち第2画素の第1光電変換部D1で変換された電荷の蓄積とが行われているときに、第1画素の第2光電変換部D2で変換された電荷に基づく信号と、第2画素の前記第2光電変換部D2で変換された電荷に基づく信号とを順番に読み出す第1モードを実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光を電荷に変換する第1光電変換部と、光を電荷に変換する第2光電変換部とを有する複数の画素が列方向に並んで配置される画素部と、
前記複数の画素のうち第1画素の前記第1光電変換部で変換された電荷の蓄積と、前記複数の画素のうち第2画素の前記第1光電変換部で変換された電荷の蓄積とが行われているときに、前記第1画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを順番に読み出す第1モードを実行する制御部と、を備える撮像素子。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1モードの後に実行するモードであって、前記第1画素の前記第2光電変換部で変換された電荷の蓄積と、前記第2画素の前記第2光電変換部で変換された電荷の蓄積とが行われているときに、前記第1画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを順番に読み出す第2モードを実行する請求項1に記載の撮像素子。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1モードにおいて、前記第1画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号とをグローバルシャッター動作により読み出しを行う請求項2に記載の撮像素子。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記第1画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号とをグローバルシャッター動作により読み出しを行う請求項3に記載の撮像素子。
【請求項5】
前記画素は、前記第1光電変換部で変換された電荷と、前記第2光電変換部で変換された電荷とを保持する保持部をそれぞれが有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像素子。
【請求項6】
前記第2光電変換部は、前記第1光電変換部とは感度が異なる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像素子。
【請求項7】
前記第2光電変換部は、前記第1光電変換部とは入射された光を受光する受光面積が異なる請求項6に記載の撮像素子。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像素子と、
前記第1画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを用いて生成された第1画像が表示される表示部を備え、
前記第1画像は、前記第1モードにおいてそれぞれ読み出された信号を用いて生成される撮像装置。
【請求項9】
前記表示部は、前記第1画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを用いて生成された第2画像が表示される請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の撮像素子と、
前記第1画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを用いて生成された第1画像データと、前記第1画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを用いて生成された第2画像データとから合成画像を生成する画像処理部を備え、
前記第1画像データは、前記第1モードにおいてそれぞれ読み出された信号を用いて生成され、
前記第2画像データは、前記第2モードにおいてそれぞれ読み出された信号を用いて生成される撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像素子、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ライブビュー表示機能を有する撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1)。従来より、ライブビュー表示が行われない期間、すなわちブラックアウト期間が生じてしまうことが問題となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-50630号公報
【発明の概要】
【0004】
撮像素子は、光を電荷に変換する第1光電変換部と、光を電荷に変換する第2光電変換部とを有する複数の画素が列方向に並んで配置される画素部と、前記複数の画素のうち第1画素の前記第1光電変換部で変換された電荷の蓄積と、前記複数の画素のうち第2画素の前記第1光電変換部で変換された電荷の蓄積とが行われているときに、前記第1画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号と、前記第2画素の前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく信号とを順番に読み出す第1モードを実行する制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
実施形態に係る撮像素子の構成を示すブロック図である。
実施形態に係る画素を示す電気回路図である。
実施形態に係る画素を示す回路配置図である。
実施形態に係る信号読み出し動作を示すチャートである。
実施形態に係る撮像素子の動作を示すシーケンスチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0006】
[撮像装置10]
図1が示すように、撮像装置10は、レンズ部11、レンズ駆動部12、撮像素子20、画像処理部13、表示部14、記録部15、制御部70および操作部16を備える。
【0007】
レンズ部11は、1つの光学レンズ、または複数の光学レンズから構成される光学系を備える。レンズ駆動部12は、撮像素子20の焦点面近傍に被写体光束を結像させるように、レンズ部11を駆動する。
【0008】
撮像素子20は、被写体を撮像する。撮像素子20で撮像された被写体の画像データは、画像処理部13に出力される。画像処理部13は、撮像素子20から出力された画像データに各種の画像処理を施す。表示部14は、画像処理部13で画像処理が施された画像データの画像を表示する。記録部15は、画像処理部13で画像処理が施された画像データを記録する。制御部70は、レンズ駆動部12、撮像素子20、画像処理部13、表示部14および記録部15等の制御を行う。操作部16は、ユーザから受け付けた操作に基づく指示信号を制御部70に出力する。
【0009】
操作部16は、ライブビューボタン、およびハイダイナミックレンジボタンを備える。
ライブビューボタンが押下されたとき、制御部70は、撮像素子20にローリングシャッター動作を実行させて、画像処理部13による画像処理を通じ、表示部14にリアルタイムの画像であるライブビュー画像を表示させる。
【0010】
ハイダイナミックレンジボタンが押下されたとき、制御部70は、撮像素子20にグローバルシャッター動作を実行させて、画像処理部13による画像処理を通じ、表示部14にハイダイナミックレンジの画像であるHDR画像を表示させる。
(【0011】以降は省略されています)
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