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公開番号2025060918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024231380,2022566563
出願日2024-12-26,2020-12-02
発明の名称表示装置及び方法、測距システム、並びにプログラム
出願人株式会社ニコンビジョン
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類A63B 71/06 20060101AFI20250403BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】任意の測距対象地点についての精度の高い位置情報を得る。
【解決手段】本実施形態に係る表示装置20によれば、測距装置を用いて測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られた測距データを、測距装置から取得する取得部420、現在位置に関する情報を取得する位置情報取得部421、測距データ及び現在位置に関する情報に基づいて測距対象地点の位置情報を算出する演算部450、測距対象地点の位置情報を表示する表示部460を備える。これによれば、測距装置を用いて測距対象地点までの距離及び方位を測定した場合に、その測定精度の高い測距データを表示装置20の現在位置に関する情報に組み合わせることで、任意の測距対象地点についての精度の高い位置情報を得ることができる。
【選択図】図3C
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置から物理的に分離した測距装置と無線通信して、前記測距装置により測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られる測距データを取得する取得部と、
前記表示装置の現在位置に関する情報を取得する位置情報取得部と、
前記測距データ及び前記現在位置に関する情報に基づいて前記測距対象地点の位置情報及び標高情報を算出し、前記測距対象地点の位置情報及び標高情報の算出結果に基づいて前記測距対象地点から地図情報に登録されている目標地点までの距離及び高低差を算出する演算部と、
前記距離及び前記高低差の算出結果を表示する表示部と、
を備える表示装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記測距対象地点は、第1地点及び第2地点を含み、
前記演算部は、前記第1地点及び第2地点それぞれから前記目標地点までの距離及び高低差並びに/又は前記第1地点及び第2地点の間の距離及び高低差を算出する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記目標地点は、第3地点及び第4地点を含み、
前記演算部は、前記測距対象地点から前記第3地点までの距離及び高低差を算出するとともに前記第3地点及び前記第4地点の間の距離及び高低差を算出する、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記測距対象地点の位置情報は、前記測距データから得られる前記現在位置を基準とする前記測距対象地点までの距離及び方向を前記現在位置に関する情報に加えることで算出される、請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記取得部は、さらに、前記地図情報を記憶又は取得し、
前記表示部は、前記現在位置に関する情報及び前記測距対象地点の位置情報に基づいて、前記地図情報から得られる地形情報に重ねて前記現在位置及び前記測距対象地点を表示する、請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記地図情報に基づいて、前記目標地点を設定する設定部をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記取得部は、前記測距装置の位置情報をさらに取得し、
前記演算部は、前記現在位置に関する情報及び前記測距装置の位置情報に基づいて、前記表示装置の位置を基準とする前記測距対象地点までの距離及び方位を示すように前記測距データを補正する、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記測距対象地点までの距離及び方位を測定する測距装置と、
請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置と、
を備える測距システム。
【請求項9】
表示装置から物理的に分離した測距装置と無線通信して、前記測距装置により測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られる測距データを取得する段階と、
前記表示装置の現在位置に関する情報を取得する段階と、
前記測距データ及び前記現在位置に関する情報に基づいて前記測距対象地点の位置情報及び標高情報を算出し、前記測距対象地点の位置情報及び標高情報の算出結果に基づいて前記測距対象地点から地図情報に登録されている目標地点までの距離及び高低差を算出する段階と、
前記距離及び前記高低差の算出結果を表示する段階と、
を備える表示方法。
【請求項10】
コンピュータに、
表示装置から物理的に分離した測距装置と無線通信して、前記測距装置により測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られる測距データを取得する手順と、
前記表示装置の現在位置に関する情報を取得する手順と、
前記測距データ及び前記現在位置に関する情報に基づいて前記測距対象地点の位置情報及び標高情報を算出し、前記測距対象地点の位置情報及び標高情報の算出結果に基づいて前記測距対象地点から地図情報に登録されている目標地点までの距離及び高低差を算出する手順と、
前記距離及び前記高低差の算出結果を表示する手順と、
を実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び方法、測距システム、並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、GPS機能を利用して、ゴルフプレーヤの現在位置からグリーン上のピン位置までの距離及びピン位置を起点とするグリーンエッジまでの距離を算出し、その算出結果をグリーン画像に重ねて表示することで、プレーヤのゴルフラウンドを支援する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、通常、GPS機能による位置測定精度は必ずしも十分ではなく、事前に登録されている地点の位置情報のみ得られる。
特許文献1 特開2019-92685号公報
【一般的開示】
【0003】
(項目1)
表示装置は、測距装置を用いて測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られた測距データを、測距装置から取得する取得部を備えてよい。
表示装置は、現在位置に関する情報を取得する位置情報取得部を備えてよい。
表示装置は、測距データ及び現在位置に関する情報に基づいて測距対象地点の位置情報を算出する演算部を備えてよい。
表示装置は、測距対象地点の位置情報を表示する表示部を備えてよい。
(項目2)
測距対象地点の位置情報は、測距データから得られる現在位置を基準とする測距対象地点までの距離及び方向であってよい。
(項目3)
測距対象地点の位置情報は、測距データから得られる現在位置を基準とする測距対象地点までの距離及び方向を現在位置に関する情報に加えることで算出されてよい。
(項目4)
表示部は、現在位置を基準とする測距対象地点への方向を表す方向オブジェクトを表示してよい。
(項目5)
表示部は、現在位置から測距対象地点までの移動経路を表す移動オブジェクトを表示してよい。
(項目6)
取得部は、さらに、地図情報を記憶又は取得してよい。
(項目7)
表示部は、現在位置に関する情報及び測距対象地点の位置情報に基づいて、地図情報に重ねて現在位置及び測距対象地点を表示してよい。
(項目8)
表示部は、地図情報に基づいて測距対象地点おける地形情報を表示してよい。
(項目9)
地図情報は、注意対象の位置情報を含んでよい。
演算部は、地図情報に基づいて、現在位置から測距対象地点を結ぶルート上に注意対象が存在するか否かを判断し、注意対象が存在すると判断した場合にさらに、ルート上における注意対象の手前及び奥までの距離を算出してよい。
(項目10)
地図情報がゴルフコースに関する情報である場合、注意対象は、バンカー、池・川、及びペナルティーエリアのうち少なくとも1つを含んでよい。
(項目11)
地図情報は、注意ラインの位置情報を含んでよい。
演算部は、地図情報に基づいて、現在位置から測距対象地点までを結ぶルート上に注意ラインが存在するか否か判断し、存在すると判断した場合にさらに、ルートと注意ラインとの交点の位置情報を算出してよい。
(項目12)
地図情報は、目標地点の位置情報を含んでよい。
演算部は、測距対象地点から目標地点までの距離を算出してよい。
(項目13)
地図情報に基づいて、目標地点を設定する設定部をさらに備えてよい。
(項目14)
演算部は、地図情報に基づいて、測距対象地点と目標地点との間の高低差情報を算出してよい。
(項目15)
表示部は、測距対象地点から目標地点までの移動経路を表す別の移動オブジェクトを表示してよい。
(項目16)
演算部は、複数の測定対象地点に関する測距データに基づいて、複数の測定対象地点の間の距離を算出してよい。
(項目17)
測距対象地点が現在位置から予め定められた距離範囲内にあるか否か判断し、距離範囲内にあると判断した場合に音、光、及び振動のうちの少なくとも1つを用いて、測距対象地点への接近を知らせる報知部をさらに備えてよい。
(項目18)
取得部は、測距装置の位置情報をさらに取得してよい。
演算部は、現在位置に関する情報及び測距装置の位置情報に基づいて、測距データを補正してよい。
(項目19)
取得部は、測距装置により、測距装置の位置情報及び現在位置に関する情報に基づいて補正された測距データを取得してよい。
(項目20)
表示部は、測距装置の位置情報を表示してよい。
(項目21)
測距装置が現在位置から予め定められた距離範囲外にあるか否か判断し、距離範囲外にあると判断した場合に音、光、及び振動のうちの少なくとも1つを用いて、測距装置の離間を知らせる別の報知部をさらに備えてよい。
(項目22)
【0004】
(項目27)
測距対象地点までの距離及び方位を測定する測距装置は、項目1から26のいずれか一項に記載の表示装置を備えてよい。
【0005】
(項目28)
測距システムは、距対象地点までの距離及び方位を測定する測距装置を備えてよい。
測距システムは、項目1から26のいずれか一項に記載の表示装置を備えてよい。
【0006】
(項目29)
方法は、測距装置を用いて測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られた測距データを、測距装置から取得する段階を備えてよい。
方法は、現在位置に関する情報を取得する段階を備えてよい。
方法は、測距データ及び現在位置に関する情報に基づいて測距対象地点の位置情報を算出する段階を備えてよい。
方法は、測距対象地点の位置情報を表示する段階を備える。
【0007】
(項目30)
プログラムは、表示装置のプロセッサに、測距装置を用いて測距対象地点までの距離及び方位を測定することによって得られた測距データを、測距装置から取得する取得処理を実行させてよい。
プログラムは、表示装置のプロセッサに、現在位置に関する情報を取得する位置情報取得処理を実行させてよい。
プログラムは、表示装置のプロセッサに、測距データ及び現在位置に関する情報に基づいて測距対象地点の位置情報を算出する演算処理を実行させてよい。
プログラムは、表示装置のプロセッサに、測距対象地点の位置情報を表示する表示処理を実行させてよい。
(項目31)
測距対象地点の位置情報は、測距データから得られる現在位置を基準とする測距対象地点までの距離及び方向であってよい。
(項目32)
測距対象地点の位置情報は、測距データから得られる現在位置を基準とする測距対象地点までの距離及び方向を現在位置に関する情報に加えることで算出されてよい。
(項目33)
表示処理では、さらに、現在位置を基準とする測距対象地点への方向を表す方向オブジェクトを表示してよい。
(項目34)
表示処理では、さらに、現在位置から測距対象地点までの移動経路を表す移動オブジェクトを表示してよい。
(項目35)
取得処理では、さらに、地図情報を記憶又は取得してよい。
(項目36)
表示処理では、さらに、現在位置に関する情報及び測距対象地点の位置情報に基づいて、地図情報に重ねて現在位置及び測距対象地点を表示してよい。
(項目37)
地図情報は、注意対象の位置情報を含んでよい。
演算処理では、さらに、地図情報に基づいて、現在位置から測距対象地点を結ぶルート上に注意対象が存在するか否かを判断し、注意対象が存在すると判断した場合にさらに、ルート上における注意対象の手前及び奥までの距離を算出してよい。
(項目38)
地図情報は、注意ラインの位置情報を含んでよい。
演算処理では、さらに、地図情報に基づいて、現在位置から測距対象地点までを結ぶルート上に注意ラインが存在するか否か判断し、存在すると判断した場合にさらに、ルートと注意ラインとの交点の位置情報を算出してよい。
(項目39)
地図情報は、目標地点の位置情報を含んでよい。
演算処理では、さらに、測距対象地点から目標地点までの距離を算出してよい。
(項目40)
プログラムは、地図情報に基づいて、目標地点を設定する設定処理をさらにプロセッサに実行させてよい。
【0008】
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る測距システムの構成を示す。
本実施形態に係る測距装置の構成を示す。
傾斜を考慮した距離(水平距離及び高さ)検出の原理を示す。
本実施形態に係る表示装置の構成を示す。
表示装置(本体)のハードウェア構成を示す。
表示装置(本体)の機能構成を示す。
記憶部に記憶される測距データの一例を示す。
地図情報の一例を示す。
表示画面の表示(現在位置及び測定対象地点の表示)の一例を示す。
表示画面の表示(方向オブジェクトの表示)の別の例を示す。
表示画面の表示(注意対象までの距離の表示)の別の例を示す。
表示画面の表示(移動オブジェクトの表示)の別の例を示す。
表示画面の表示(飛翔ルートと注意ラインとの交点の表示)の別の例を示す。
表示画面の表示(複数の測定対象地点から目標地点までの距離の表示)の一例を示す。
表示画面の表示(複数の測定対象地点の間の距離の表示)の別の例を示す。
表示画面の表示(測定対象地点から任意に選択した目標地点までの距離の表示)の別の例を示す。
表示画面の表示(測定対象地点からの移動オブジェクトの表示)の別の例を示す。
移動距離の履歴と距離の測定結果の履歴との対比表示の一例を示す。
本実施形態に係る測距システムにより実行される測距及び表示動作のフローを示す。
変形例に係る測距装置の構成を示す。
表示画面の表示(現在位置及び測距装置の位置の表示)の変形例を示す。
表示画面の表示(測距装置の置忘れの表示)の変形例を示す。
本実施形態に係るコンピュータの構成の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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