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公開番号2025014222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116571
出願日2023-07-18
発明の名称玩具
出願人個人
代理人個人
主分類A63H 29/00 20060101AFI20250123BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ネジを巻くことなく走行させることが可能な玩具を提供する。
【解決手段】玩具1に、筒状の本体部材10と、本体部材10の内部において、本体部材10の軸芯を中心にして回転可能に支持されており、重心が軸芯に対して偏芯している錘部材20と、両端部が本体部材10に取付けられていると共に、本体部材10に取付けられている端部から離れた部位が錘部材20に取付けられており、錘部材20が本体部材10に対して所定方向へ相対回転すると錘部材20の回転方向とは反対方向へ回転付勢力を発生させる弾性部材としての輪ゴム30と、を具備させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の本体部材と、
該本体部材の内部において、該本体部材の軸芯を中心にして回転可能に支持されており、重心が前記軸芯に対して偏芯している錘部材と、
少なくとも一方の端部が前記本体部材に取付けられていると共に、該本体部材に取付けられている前記端部から離れた部位が前記錘部材に取付けられており、該錘部材が前記本体部材に対して所定方向へ相対回転すると前記錘部材の回転方向とは反対方向へ回転付勢力を発生させる弾性部材と
を具備していることを特徴とする玩具。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記錘部材は、
前記本体部材に回転可能に支持される軸支部と、
該軸支部から前記軸芯に直交する方向へ延出している腕部と、
該腕部の先端に設けられている錘部と
を有していることを特徴とする請求項1に記載の玩具。
【請求項3】
前記弾性部材は、
ゴム紐又はゼンマイバネである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の玩具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、玩具に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ネジにより巻かれるゴムやゼンマイバネなどを動力源とし、ネジを巻いた上で手放すことにより走行する玩具が知られている。しかしながら、この種の玩具は、走行させるためにはネジを巻く必要があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、ネジを巻くことなく走行させることが可能な玩具の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、本発明に係る玩具は、
「筒状の本体部材と、
該本体部材の内部において、該本体部材の軸芯を中心にして回転可能に支持されており、重心が前記軸芯に対して偏芯している錘部材と、
少なくとも一方の端部が前記本体部材に取付けられていると共に、該本体部材に取付けられている前記端部から離れた部位が前記錘部材に取付けられており、該錘部材が前記本体部材に対して所定方向へ相対回転すると前記錘部材の回転方向とは反対方向へ回転付勢力を発生させる弾性部材と」
を具備していることを特徴とする。
【0005】
ここで、筒状の「本体部材」としては、円筒状であっても良いし、多角筒状であっても良い。多角筒状の場合は、五角形以上の多角筒状とすることが望ましく、角部が丸みを帯びているとより転動し易い。
【0006】
また、「錘部材」としては、「本体部材に回転可能に軸支される軸支部と、軸支部に取付けられている錘部と、を有するもの」、「本体部材に回転可能に軸支される軸支部と、軸支部から軸芯と直交する方向へ延出している腕部と、腕部の先端に取付けられている錘部と、有するもの」、を例示することができる。
【0007】
また、「弾性部材」としては、ゴム紐、ゼンマイバネ、ネジリ棒(ネジリゴム、ネジリバネ)、コイルバネ、を例示することができる。
【0008】
本構成の玩具は、例えば、床や卓など平らな面において転がすと、本体部材の内部において回転可能に設けられている錘部材の重心が本体部材の軸芯に対して偏芯しているため、錘部材の重心位置が常に本体部材の軸芯の下方に留まろうとし、錘部材が本体部材と一緒に回転することはなく、錘部材が本体部材に対して相対回転することとなる。これにより、弾性部材では、転がした方向とは反対方向へ回転するような回転付勢力が発生し、本体部材が転がっている間はその回転付勢力が蓄積されることとなる。そして、本体部材の転がりが停止すると、弾性部材において蓄積された回転付勢力により錘部材が回転しようとするが、錘部材の重心が本体部材の軸芯に対して偏芯しているため、その重心位置が本体部材の軸芯の下方に留まろうとし、錘部材が回転することはない。そのため、弾性部材に蓄積された回転付勢力は、錘部材に対して本体部材を相対回転させるように作用することとなり、錘部材の替りに本体部材が初めに転がした方向とは反対方向へ回転し、玩具が転がりながら戻ってくる。
【0009】
或いは、本構成の玩具(本体部材)を手で持って内部の錘部材が所定方向へ回転するように振ると、錘部材が本体部材に対して相対回転することにより弾性部材において回転付勢力を蓄積させることができる。そして、その状態で玩具を床などにおくと、上記と同様の理由により、弾性部材に蓄積された回転付勢力によって本体部材が回転して玩具が転がることとなる。この際に、蓄積された回転付勢力は、錘部材を手操作で回転させた方向とは反対方向へ回転させるように作用するため、本体部材に対しては手操作で回転させた方向と同じ方向へ回転させるように作用し、その方向に本体部材を回転させながら玩具が転がることとなる。
【0010】
このように、本構成の玩具によれば、従来の玩具とは異なりネジを巻くことなく弾性部材に回転付勢力を蓄積させることができると共に、蓄積させた回転付勢力により本体部材を回転させて転動させることができる。また、床などにおいて転がすと元の位置へ戻ってくるような玩具を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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