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公開番号2025077069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023188988
出願日2023-11-05
発明の名称ゲーム玩具
出願人個人
代理人
主分類A63F 1/02 20060101AFI20250512BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】多種多様なカードの上を、プレイヤーの駒が移動することを用いる新規のトレーディングカードゲーム系のゲームに適用するのに好適なゲーム玩具を提供する。
【解決手段】
ゲーム玩具は収集用遊戯媒体群の上を移動用遊戯媒体が移動することでゲームが進行するゲーム玩具であって、13のプレイエリアに配置された収集用遊戯媒体群と9乃至12に山札として配置された収集用遊戯媒体群と、5乃至8の移動用遊戯媒体群と、14の特別な遊戯媒体群と、15の非常用遊戯媒体群を備え、収集用遊戯媒体群と移動用遊戯媒体群はそれぞれ異なる識別情報の付され、収集用遊戯媒体群は正方形の形状を備え、収集用遊戯媒体がゲーム盤の役割を担うことを特徴とするゲーム玩具である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収集用遊戯媒体群の上を移動用遊戯媒体が移動することでゲームが進行するゲーム玩具であって、
それぞれ異なる識別情報の付された(M(Mは5以上の自然数)×N(Nは1以上の自然数)+i(iは0乃至15))種類であり総数(P(PはM×N+i以上の自然数))からなる収集用遊戯媒体群と、それぞれ異なる識別情報の付された(S(Sは2以上の自然数))種類の移動用遊戯媒体群を含む遊技媒体群を備え、プレイヤー人数は(T(TはS以下の自然数))人であり、
ゲーム開始時に収集用遊戯媒体群を縦(X(Xは5以上の自然数))マス、横(Y(Yは5以上の自然数))マスの計(Z(ZはXにYを乗じた数))マスある第1の場に1枚ずつ配置し、残りの収集用遊技媒体群を山札としてその山札を第2の場に配置する、
移動用遊戯媒体は、第1の場に配置された収集用遊戯媒体群の上のそれぞれ異なるマスに配置することを特徴とするゲーム玩具。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1において、
収集用遊戯媒体は正方形の形状を備えていることを特徴としたゲーム玩具。
【請求項3】
請求項1において
各プレイヤーは自分の手番に、自分の手持ちとなった収集用遊戯媒体を自分の第3の場に配置するロックステップと、自分の手持ちの収集用遊戯媒体に示された効果の説明文に従い効果を使用する手札ステップと、第1の場に配置された自分の移動用遊戯媒体を移動する移動ステップを行うことでゲームが進行することを特徴とするゲーム玩具。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項において、
プレイヤーは、収集用遊戯媒体群の有する、ある特定の識別情報の種類の総種類数分の個数の収集用遊戯媒体を、他のプレイヤーよりも先にそれぞれ異なる種類になるように自分の第3の場にすべて配置することでゲームに勝利する。
【請求項5】
請求項4において、
ロックステップではゲーム中に自分の手持ちとなった収集用遊戯媒体を自分の第3の場に1個配置してもよいが、自分の第3の場にすでに配置された収集用遊戯媒体と同一の、ある特定の識別情報を有した収集用遊戯媒体は配置することができないことを特徴とするゲーム玩具。
【請求項6】
請求項1乃至3のいずれか1項において、
収集用遊戯媒体群に示された識別情報は、遊戯媒体名称、イラスト、移動用遊戯媒体が収集用遊戯媒体の上に移動したときの効果の説明を示した文字、手札ステップで使用するときの効果の説明を示した文字、色、であることを特徴としたゲーム玩具。
【請求項7】
請求項1乃至3のいずれか1項において、
自分の移動用遊戯媒体は移動ステップでは自分の移動用遊戯媒体の現在地の上下左右に隣接する任意のマスへ移動し、移動先のマスに配置された収集用遊戯媒体に示された効果の説明文に従い効果を使用し、その収集用遊戯媒体を自分の手持ちとすることを特徴としたゲーム玩具。
【請求項8】
請求項7において、
移動用遊戯媒体は移動ステップで収集用遊戯媒体の配置されていないマスへは移動できず、移動可能なマスが無い場合は山札から収集用移動媒体1個を、自分の移動用遊戯媒体の現在地の上下左右に隣接する任意のマスへ配置することができることを特徴としたゲーム玩具。
【請求項9】
請求項7において、
移動ステップでは自分の移動用遊戯媒体の現在地の上下左右に隣接するマスに相手プレイヤーの移動用遊戯媒体が配置されている場合は、その相手プレイヤーの移動用遊戯媒体が配置されたマスへの移動を宣言することで、その相手プレイヤーの移動用遊戯媒体をゲーム開始時の位置へ配置し、相手プレイヤーの手持ちの収集用遊戯媒体のうち1個を自分の手持ちとすることができることを特徴とするゲーム玩具。
【請求項10】
請求項1乃至3のいずれか1項において、
収集用遊戯媒体の正方形は縦55mm、横55mmの規格を備えていることを特徴とするゲーム玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カード等から構成された複数の遊技媒体を用いて行われるトレーディングカードゲーム系のゲームに用いられるゲーム玩具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トレーディングカードゲーム系のゲームの1種として、例えば、特許文献1に記載のトレーディングカードゲームがある。特許文献1に記載のトレーディングカードゲームは、2人のプレイヤーが効果の記載されたカードを使って山札を組み立て、相手プレイヤーと対戦するトレーディングカードゲームであり、手番ごとに召喚獣カードなどをプレイして対戦する。ゲームの勝敗は勝利ポイントが規定の数に達するか、相手の山札を尽きさせることで勝利するゲームであるが、プレイヤーの駒を用いてカードの効果を引き出すことはなく。また山札は自分の山札を使用する必要がある。
【0003】
一方、トレーディングカードゲーム系のゲームではないが、公知のチェスは、縦8マス、横8マスの計64マスのゲーム盤の上を2人のプレイヤーが互いに、動き方の異なる6種類16個の駒を使って相手のキングの駒を追い詰めて競うゲームであるが、老若男女が楽しむにはルールが複雑であり、初心者が当該ルールを理解するには時間を要し、盤上の色等は地味であり、一見しただけで興趣をそそる構成のものではなく、持ち運ぶ際にもボードと駒は持ち運び辛いものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-188155号公報
〔令和5年11月4日検索〕、インターネット(URL:https://japanchess.org/chess_rule/)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、トレーディングカードゲーム系のゲームにおいて、非特許文献2記載のチェスのような、動き方の異なる複数の種類の駒が、ボードの上を動くといったゲーム要素を含むゲームは存在しない。また、仮に、上記特許文献1に記載のトレーディングカードゲームのようなトレーディングカードゲーム系のゲームにおいて、複数のカード効果や複数の種類の駒の動きがある場合、ゲームが複雑になりすぎてしまうといった問題があり、また持ち運ぶ際に駒とゲーム盤に加えカードも持ち運ぶとなるとチェス等のゲームに比べ持ち運び辛くなってしまう問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、プレイヤーの駒がカードの上に移動することで使用する効果を備える遊技媒体を用いる新規のトレーディングカードゲーム系のゲームに適用するのに好適なゲーム玩具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
〔発明1〕上記目的を達成するために、発明1のゲーム玩具は、それぞれ異なる識別情報の付された(M(Mは5以上の自然数)×N(Nは1以上の自然数)+i(iは0乃至15))種類であり総数(P(PはM×N+i以上の自然数))からなる収集用遊戯媒体群と、それぞれ異なる識別情報の付された(S(Sは2以上の自然数))種類の移動用遊戯媒体群を含む遊技媒体群を備え、プレイヤー人数は(T(TはS以下の自然数))人であり、ゲーム開始時に収集用遊戯媒体群を縦(X(Xは5以上の自然数))マス、横(Y(Yは5以上の自然数))マスの計(Z(ZはXにYを乗じた数))マスある第1の場に1枚ずつ配置し、残りの収集用遊技媒体群を山札としてその山札を第2の場に配置し、移動用遊戯媒体は、第1の場に配置された収集用遊戯媒体群の上のそれぞれ異なるマスに配置することで、収集用遊戯媒体がゲーム盤の役割を担うことを特徴とするゲーム玩具である。
図1はプレイヤーA、B、C、Dの計4人でプレイした場合の初期配置の具体例であり、それぞれ異なる識別情報の付された14種類で総数98個の収集用遊戯媒体があり、13の第1の場であるプレイエリアには縦7マス、横7マスの計49マスに49個の収集用遊戯媒体が裏向きで配置され、残りの収集用遊技媒体群を山札としてその山札を9乃至12の山札A乃至Dへ任意の枚数振り分けて配置していて、また各プレイヤーにつき1個の計4個の5乃至8の駒A乃至Dの移動用遊戯媒体である駒を第1の場に配置された収集用遊戯媒体群の上のそれぞれ異なるマスに配置している。
また図1では、第2の場の山札は山札から収集用遊戯媒体を手に入れやすいように各プレイヤーの近くである山札A乃至Dの4か所に分けて配置しているが、1か所にまとめてプレイしてもゲーム進行は変わらない。
【0008】
〔発明2〕さらに発明2のゲーム玩具は、発明1のゲーム玩具において、収集用遊戯媒体群はトレーディングカードによく見られるような、異なる長さと幅を有する長方形ではなく、正方形の形状を備えている。
【0009】
〔発明3〕さらに発明3のゲーム玩具は、発明1のゲーム玩具において、各プレイヤーは自分の手番に、ゲーム中に自分の手持ちとなった収集用遊戯媒体を自分の第3の場に1個配置してもよいロックステップと、自分の手持ちの収集用遊戯媒体に示された効果を使用してもよい手札ステップと、第1の場に配置された自分の移動用遊戯媒体を移動する移動ステップを行い、次のプレイヤーに手番が移ることを繰り返すことでゲームが進行することを備えている。
【0010】
〔発明4〕さらに発明4のゲーム玩具は、発明1乃至3のいずれか1つのゲーム玩具において、ロックステップではゲーム中に自分の手持ちとなった収集用遊戯媒体を自分の第3の場に1個配置してもよいが、自分の第3の場にすでに配置された収集用遊戯媒体と同一の、ある特定の識別情報を有した収集用遊戯媒体は配置することができないことを備えている。
仮に前記の、ある特定の識別情報が色であり、収集用遊戯媒体群に含まれる異なる色の色種類が赤、橙、黄、緑、青、桃、紫の7種類である場合で、すでに自分の第3の場に赤色の収集用遊戯媒体が配置されているならば、自分の手番のプレイヤーはロックステップで赤色の収集用遊戯媒体を自分の第3の場に配置することはできない。
(【0011】以降は省略されています)

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