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公開番号
2025061202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025004055,2023517539
出願日
2025-01-10,2022-04-26
発明の名称
露光装置、及びデバイス製造方法
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250403BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】可干渉性の高い単パルスレーザを用いてインテグレータで空間光変調素子を照明するとスペックルが生じてしまい、基板に転写される空間光変調素子による回路パターンの品質に影響が現れる場合があった。
【解決手段】露光装置は、第1時間間隔で並んだ複数のパルスを含むパルス光のうち第1パルスが入射する第1空間光変調器と、前記第1空間光変調器からの光を露光対象に照射する第1投影光学系と、前記露光対象を載置可能であり、前記第1投影光学系に対して走査方向に移動可能なステージと、を有し、前記ステージの走査速度と、前記第1パルスの発光時間と、の積が、解像度の1/3以下となるように、前記走査速度または前記発光時間が設定される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1時間間隔で並んだ複数のパルスを含むパルス光のうち第1パルスが入射する第1空間光変調器と、
前記第1空間光変調器からの光を露光対象に照射する第1投影光学系と、
前記露光対象を載置可能であり、前記第1投影光学系に対して走査方向に移動可能なステージと、を有し、
前記ステージの走査速度と、前記第1パルスの発光時間と、の積が、解像度の1/3以下となるように、前記走査速度または前記発光時間が設定される、
露光装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記走査速度と、前記発光時間と、の積が、解像度の1/4以下となるように、前記走査速度または前記発光時間が設定される、
請求項1に記載の露光装置。
【請求項3】
前記第1パルスは、所定時間間隔で並んだ複数のパルスを含む光である、
請求項1に記載の露光装置。
【請求項4】
前記パルス光は、複数の光源からそれぞれ出射されるパルス光が合成された群パルス光を含む、
請求項1に記載の露光装置。
【請求項5】
前記パルス光は、前記第1パルスと前記第1時間間隔離れて並んだ第2パルスを含み、
前記第1空間光変調器は、第2時間間隔で個別に制御される複数の素子を含み、
前記第1時間間隔は、前記第2時間間隔よりも短く、
前記第2パルスは、前記第1空間光変調器とは異なる第2空間光変調器に入射する、
請求項1に記載の露光装置。
【請求項6】
複数の光源からそれぞれ出射された光を合成し、合成された前記光を分割して出射する合成分割部と、
分割された前記光の光路を切り替えて、互いに異なる空間光変調器へと導く光路切替部と、を有し、
前記パルス光は、合成された前記光である、
請求項1に記載の露光装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の露光装置を用いて露光対象を露光することと、
前記露光された露光対象を現像することと、
を含むデバイス製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、露光装置、及びデバイス製造方法に関する。
本願は、2021年4月27日に出願された日本国特願2021-075408号、2021年4月27日に出願された日本国特願2021-075409号及び2021年4月27日に出願された日本国特願2021-075410号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示素子、半導体素子(集積回路等)等の電子デバイス(マイクロデバイス)を製造するリソグラフィ工程では、主として、ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(いわゆるステッパ)、あるいはステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(いわゆるスキャニング・ステッパ(スキャナとも呼ばれる))などが用いられている。
【0003】
この種の露光装置では、露光対象物として表面に感光剤が塗布されたガラスプレート、あるいはウエハなどの基板(以下、基板と総称する)は、基板ステージ装置上に載置される。そして、回路パターンが形成された空間光変調素子にパルス光を照射し、該空間光変調素子を介したパルス光を投影レンズ等の光学系を介して基板に照射することで、回路パターンが基板上に転写される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-171426号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明の第1の態様によれば、所定パターンが形成されたマスクを照明する照明光学系において、パルス光を出射する複数の光源と、複数の前記光源からそれぞれ出射される前記パルス光を、第1パルス光と第2パルス光とに分割する分割部と、前記第1パルス光がとおる第1光路よりも長い第2光路へ前記第2パルス光を導く遅延光学系と、前記第1パルス光と前記遅延光学系をとおった前記第2パルス光とを合成し、合成した前記パルス光を分割して出射する合成分割部と、を有する光学系と、前記光学系から出射された前記パルス光のそれぞれを前記マスクへ導き、前記マスクを照明する照明系と、を備える照明光学系が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態の露光装置の外観構成の概要を示す図である。
本実施形態の照明モジュール及び投影モジュールの構成の概要を示す図である。
本実施形態の照明モジュールの構成の概要を示す図である。
本実施形態の光変調部の構成の概要を示す図である。
本実施形態の光源ユニットの構成の概要を示す図である。
本実施形態の光源ユニットの構成の詳細を示す図である。
本実施形態の偏光ビームスプリッタの一例を示す図である。
本実施形態の分配部の構成の一例を示す図である。
本実施形態の光源部が出射するパルス光の状態の一例を示す図である。
本実施形態のパルス光が光ファイバに入射する位置の一例を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の概要を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の第1変形例を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の第2変形例を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の第3変形例を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の第4変形例を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の第5変形例を示す図である。
本実施形態のリターダの構成の第6変形例を示す図である。
本実施形態の分配部の変形例を示す図である。
本実施形態の光源ユニットと照明モジュールとの対応関係の変形例を示す図である。
本実施形態の光源ユニットの第1変形例を示す図である。
本実施形態の光源ユニットの第2変形例を示す図である。
本実施形態の光源ユニットの第3変形例を示す図である。
本実施形態の光源ユニットの第4変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本発明の以下の詳細な説明は、例示的なものに過ぎず、限定するものではない。図面及び以下の詳細な説明の全体にわたって、同じ又は同様の参照符号が使用される。
【0008】
[露光装置の構成]
図1は、本実施形態の露光装置1の外観構成の概要を示す図である。露光装置1は、露光対象物に変調光を照射する装置である。特定の実施形態において、露光装置1は、液晶表示装置(フラットパネルディスプレイ)などに用いられる矩形(角型)のガラス基板を露光対象物とするステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置、いわゆるスキャナである。露光対象物であるガラス基板は、少なくとも一辺の長さ、または対角長が500mm以上であり、フラットパネルディスプレイ用の基板であってもよい。露光装置1によって露光された露光対象物(例えば、フラットパネルディスプレイ用の基板)は、現像されることによって製品に供される。
露光装置1の装置本体は、例えば、米国特許出願公開第2008/0030702号明細書に開示される装置本体と同様に構成されている。
【0009】
露光装置1は、ベース11、防振台12、メインコラム13、ステージ14、光学定盤15、照明モジュール16、投影モジュール17、光源ユニット18、光ファイバ19、及び光変調部20(不図示)を備える。
以下において、光変調部20で変調された光を露光対象物に照射する投影モジュール17の光軸方向に平行な方向をZ軸方向とし、Z軸に直交する所定平面の方向をX軸方向、Y軸方向とする三次元直交座標系を必要に応じて用いて説明する。X軸方向とY軸方向とは互いに直交(交差)する方向である。
【0010】
ベース11は、露光装置1の基台であり、防振台12の上に設置される。ベース11は、露光対象物が載置されるステージ14を、X軸方向及びY軸方向に移動可能に支持する。
(【0011】以降は省略されています)
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