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公開番号2025004785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104601
出願日2023-06-27
発明の名称車両用の撮像装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類H04N 23/55 20230101AFI20250108BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車外を撮影する撮像部を隠すことのできる車両用の撮像装置を提供する。
【解決手段】車両Cの車外から視認し得る位置に設けられ車外を撮影する撮像部104と、車外の視認し得る位置に設けられ画像を表示する表示部103と、撮像部104及び表示部103を制御する制御部109と、備え、撮像部104の前方に印加電圧の電圧値に応じて光の透過と不透過を変化させる調光部101を有し、制御部109は、調光部101の透過と不透過を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両の車外から視認し得る位置に設けられ前記車外を撮影する撮像部と、
前記車外の視認し得る位置に設けられ画像を表示する表示部と、
前記撮像部及び前記表示部を制御する制御部と、備え、
前記撮像部の前方に印加電圧の電圧値に応じて光の透過と不透過を変化させる調光部を有し、
前記制御部は、前記調光部の前記透過と前記不透過を制御することを特徴とする車両用の撮像装置。
続きを表示（約 580 文字）【請求項２】
前記車両のユーザの接近を検知する検知部を有し、
前記制御部は、前記ユーザの前記接近を検知した場合、前記調光部を前記透過とし、前記撮像部で前記ユーザを撮影することを特徴とする請求項１に記載の車両用の撮像装置。
【請求項３】
前記車両のユーザの接近を検知する検知部を有し、
前記制御部は、前記ユーザの前記接近を検知しない場合、前記調光部を前記不透過とすることを特徴とする請求項１に記載の車両用の撮像装置。
【請求項４】
前記調光部の背後に、前記車外に前記撮影のための投射光を発する光源を有することを特徴とする請求項１に記載の車両用の撮像装置。
【請求項５】
前記表示部は前記撮像部の近辺に配置され、
前記調光部は、前記表示部の前記前方にも配置され、
前記制御部は、前記ユーザの前記接近を検知した場合、前記表示部で前記撮像部の位置を前記ユーザに報知することを特徴とする請求項２に記載の車両用の撮像装置。
【請求項６】
前記制御部は、前記撮像部により撮影されたユーザが事前に登録された人物登録画像と一致する場合、前記車両のドアを開錠すると共に前記表示部で前記ドアの開錠状況を前記ユーザに報知することを特徴とする請求項１に記載の車両用の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両用の撮像装置に関するものであり、特に、車両に搭載する車両用の撮像装置に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車両の外部に搭載される撮像部で車外の人物及びその動作を撮影し、その認識結果に基づき車両のドアの施錠・開錠を行うシステムが特許文献１に開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
再公表２０１９－１０７４５９
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、車両の所有者以外の人物が車両の撮影部を見たときに、無断撮影されているかもしれないといった不安を感じるという問題点があった。
【０００５】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、車外を撮影する撮像部を隠すことのできる車両用の撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、車両Ｃの車外から視認し得る位置に設けられ前記車外を撮影する撮像部１０４と、前記車外の視認し得る位置に設けられ画像を表示する表示部１０３と、前記撮像部１０４及び前記表示部１０３を制御する制御部１０９と、備え、前記撮像部１０４の前方に印加電圧の電圧値に応じて光の透過と不透過を変化させる調光部１０１を有し、前記制御部１０９は、前記調光部１０１の前記透過と前記不透過を制御することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本開示の車両用の撮像装置の車両への搭載位置示す外観図。
本開示の車両用の撮像装置の第１の実施形態の表示例を示す図。
図２のＡ－Ａ線に沿った断面図。
本開示の車両用の撮像装置の第１の実施形態の制御フローを示す図。
同上実施形態の調光フィルムの透過状態と不透過状態を示す図。
本開示の車両用の撮像装置の第２の実施形態における図２のＡ－Ａ線に沿った断面図。
同上実施形態における表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、添付の図面に基づいて、本開示の車両用の撮像装置の実施形態を自動車である車両用の撮像装置を用いて説明する。本開示は、車両用の撮像装置に関し、例えば、自動車や農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される車両用の撮像装置に適用することができる。
【０００９】
尚、以下では、車両用の撮像装置の構成の理解を容易にするために、各図に示すように、車両Ｃについては、進行方向を前（Ｆｒ．）、その反対側を後（Ｒｅ．）とし、上下方向（図のＴｏ．、Ｂｏ．）は車両の天地方向に対応する。また、左右方向（図のＬ、Ｒ）は車両の右左折方向に対応する。
【００１０】
また、各図に示すように、車両用の撮像装置については、進行方向を前（Ｆｒ．）、その反対側を後（Ｒｅ．）とし、上下方向（図のＴｏ．、Ｂｏ．）は車両の天地方向に対応する。また、左右方向（図のＬ、Ｒ）は車両の左右折方向に対応する。
（【００１１】以降は省略されています）

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