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公開番号2025034260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140542
出願日2023-08-30
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シートの検知結果のバラつきを低減させることができるモードを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】制御部400はシート判定モードにおいて、メディアセンサ100による複数枚のシートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を実行する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
シートを搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送されたシートの物性を検知するシート検知部と、
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記搬送部によって搬送されたシートに対して前記画像形成部によって画像形成させる画像形成動作と、前記搬送部によって搬送されたシートを前記シート検知部により検知させ前記シート検知部による該シートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を行う一方、該シートに対して前記画像形成部によって画像形成させないシート判定モードと、を実行する制御部と、
を有し、
前記制御部は前記シート判定モードとして、前記シート検知部による１枚のシートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を実行する第１のモードと、前記シート検知部による複数枚のシートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を実行する第２のモードと、を実行する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記シート検知部による１枚目のシートの検知の結果に基づいて、前記シート検知部による２枚目のシートの検知を実行させるか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記シート検知部による１枚目のシートの検知の結果に基づいて、前記シート検知部による２枚目のシートの検知を実行させるためのキーの表示をディスプレイにさせるか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記キーがユーザに操作されたことに応じて、前記搬送部は２枚目のシートの搬送を開始し、前記シート検知部は前記搬送部によって搬送された該２枚目のシートの検知を実行する、
ことを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記シート検知部は、超音波センサを有する、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記シート検知部は、光学センサを有する、
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項７】
シートの差し込み口からユーザによって差し込まれたシートの物性を検知するシート検知部と、
前記シート検知部によるシートの検知処理の結果に基づいてシート情報の判定を行うシート判定モードと、を実行する制御部と、
を有し、
前記シート検知部は、ユーザによって前記差し込み口へシートが差し込まれてから、ユーザによって前記差し込み口からシートの抜き取られるまでにおいて、該シートの前記検知処理を実行し、
前記制御部は前記シート判定モードとして、前記シート検知部による１回のシートの前記検知処理の結果に基づいてシート情報の判定を実行する第１のモードと、前記シート検知部による複数回のシートの前記検知処理の結果に基づいてシート情報の判定を実行する第２のモードと、を実行する、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項８】
前記制御部は、前記シート検知部による１回目のシートの前記検知処理の結果に基づいて、前記シート検知部による２回目のシートの前記検知処理を促す報知をディスプレイにさせるか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項７に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、シートに画像を形成する装置に関するものである。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、電子写真方式の画像形成装置は、シートの種類を判定するためにメディアセンサを備えている。メディアセンサは光学センサ等を用いてシートの物性の検知を行う。
【０００３】
特許文献１には、メディアセンサが搬送された１枚のシートを検知し、ＣＰＵがメディアセンサの検知結果に基づいてシートの情報を判定するシート判定モードを有する装置が記載されている。ＣＰＵは、判定されたシート情報に対応した画像形成条件を設定する。そして、特許文献１には、シート判定モードとして、シート情報の判定を行うシート判定モードであって、メディアセンサにより検知されたシートに対して画像形成を行わないシート判定モードが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－２６８１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１の装置においては、画像形成動作は実行しないシート判定モードにおいてシート判定を行う際、ＣＰＵはメディアセンサによる１枚のシートの検知に基づいてシート判定を行っていた。メディアセンサによる１枚のシートの検知のみでは、シート個別のバラつきによってシートの検知結果がバラついてしまうおそれがあり、シートの判定結果に不安が生じるおそれがあった。
【０００６】
本発明は、シートの検知結果のバラつきを低減させることができるモードを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、シートを搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送されたシートの物性を検知するシート検知部と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記搬送部によって搬送されたシートに対して前記画像形成部によって画像形成させる画像形成動作と、前記搬送部によって搬送されたシートを前記シート検知部により検知させ前記シート検知部による該シートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を行う一方、該シートに対して前記画像形成部によって画像形成させないシート判定モードと、を実行する制御部と、を有し、前記制御部は前記シート判定モードとして、前記シート検知部による１枚のシートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を実行する第１のモードと、前記シート検知部による複数枚のシートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を実行する第２のモードと、を実行する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明は、シート判定モードにおいて、複数枚のシートの検知の結果に基づいてシート情報の判定を行うモードを有する。このモードにより、シートの検知結果のバラつきを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
画像形成装置を示した図
制御ブロック図を示した図
定着部においてシートを分離する様子を示した図
メディアセンサをシート搬送方向と直交する方向に見た図
メディアセンサをシート搬送方向に見た図
ラインセンサの読み取りイメージを示した図
透過係数－坪量の関係を示した図
シートＦの検知結果の例を示した図
ディスプレイの表示を示した図（画像形成モード設定）
画像形成モード設定のフローチャート図
表面性分類マトリックスを示した図
坪量範囲とシートの種類とに対応した画像形成モードを示した図
ディスプレイの表示の例を示した図（画像形成モード候補の報知結果）
複数枚検知判定のフローチャート図
複数枚検知領域テーブルを示した図
ディスプレイの表示の例を示した図（検知モードの設定画面）
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本発明に係る実施形態の画像形成装置について図１を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「坪量」とはシートの単位面積当たりの質量であり、［ｇ／ｍ＾２］で表されるものとする。
（【００１１】以降は省略されています）

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