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公開番号2025073500
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184357
出願日2023-10-27
発明の名称撮像装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/34 20210101AFI20250502BHJP(光学)
要約【課題】2つの光学系のAFを容易に行い、AFの完了をユーザに適切に通知する。
【解決手段】撮像装置100は、並列配置された第1光学系201Rと第2光学系201Lのそれぞれにより形成される2つの被写体像を撮像する撮像素子120と、撮像素子から出力される信号を用いて焦点状態を検出する焦点検出手段180と、焦点状態に基づいて第1および第2光学系のそれぞれのフォーカス制御を行う制御手段190と、第1光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置をユーザに入力させる入力手段161とを有する。制御手段は、第1目標位置での焦点状態に応じた第1光学系のフォーカス制御と、第2光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置に対応する第2目標位置の設定および該第2目標位置の焦点状態に応じた第2光学系のフォーカス制御とを行い、フォーカス制御が完了した際にユーザへの通知を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
並列配置された第1光学系と第2光学系のそれぞれにより形成される2つの被写体像を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子から出力される信号を用いて焦点状態を検出する焦点検出手段と、
前記焦点状態に基づいて前記第1および第2光学系のそれぞれのフォーカス制御を行う制御手段と、
前記第1光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置をユーザに入力させる入力手段とを有し、
前記制御手段は、
前記第1目標位置での前記焦点状態に応じた前記第1光学系のフォーカス制御と、前記第2光学系を通した撮像範囲のうち前記第1目標位置に対応する第2目標位置の設定および該第2目標位置の前記焦点状態に応じた前記第2光学系のフォーカス制御とを行い、
前記フォーカス制御が完了した際にユーザへの通知を行うことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記第1目標位置が設定された被写体と同一の被写体に対して前記第2目標位置を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記第1光学系のフォーカス制御と、
前記第1光学系のフォーカス制御が完了した際の前記通知と、
前記第2光学系のフォーカス制御と、
前記第2光学系のフォーカス制御が完了した際の前記通知とをこの順で行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記第1および第2光学系のフォーカス制御と、
前記第1および第2光学系のフォーカス制御が完了した際の前記通知とをこの順で行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1光学系を通した撮像により得られた第1撮像画像と前記第2光学系を通した撮像により得られた第2撮像画像とを表示する表示手段を有し、
前記制御手段は、
前記第1撮像画像上に前記第1目標位置を表示させて前記第1光学系のフォーカス制御を行い、
該第1光学系のフォーカス制御が完了した後に、前記第2撮像画像上に前記第2目標位置を表示させて前記第2光学系のフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記表示手段に、
前記第1撮像画像のうち前記第1目標位置を含む部分を拡大した画像を表示させ、
前記第2撮像画像のうち前記第2目標位置を含む部分を拡大した画像を表示させることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1光学系を通した撮像により得られた第1撮像画像と前記第2光学系を通した撮像により得られた第2撮像画像とを表示する表示手段を有し、
前記制御手段は、
前記第1撮像画像上に前記第1目標位置を、前記第2撮像画像上に前記第2目標位置をそれぞれ表示させて、前記第1および第2光学系のフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、フォーカス制御において、前記第1光学系を駆動する第1駆動手段と、前記第2光学系を駆動する第2駆動手段をそれぞれ制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、フォーカス制御において、前記第1および第2光学系を駆動する第1駆動手段と、前記第2光学系を駆動する第2駆動手段をそれぞれ制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1および第2光学系のフォーカス制御と前記第1および第2光学系のマニュアルフォーカスとを切り替えることが可能であり、
前記マニュアルフォーカスにおいて、
前記制御手段は、
前記入力手段を通じた前記第1目標位置の入力に応じて、フォーカス操作部材の操作に応じた前記第1光学系の制御を行い、
前記入力手段を通じた前記第2目標位置の入力に応じて、前記フォーカス操作部材の操作に応じた前記第2光学系の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立体撮像が可能な撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
立体撮像を可能とする撮像レンズとして、特許文献1、2には、2つの光学系が並列配置され、2つの光学系のそれぞれのイメージサークルを単一の撮像素子上に形成するものが開示されている。2つの光学系のそれぞれにより形成される被写体像を撮像して互いに視差を有する2つの撮像画像を生成し、これらをユーザが右眼と左眼で観察することで立体感のある画像を鑑賞することができる。
【0003】
このような撮像レンズを用いて撮像を行う際には、2つの光学系のそれぞれが同一の被写体に対してピントが合う必要がある。特許文献3には、左右の光学系の視度調整を片方の光学系を動かすことで行い、ピント調整を左右の光学系を動かすことで同時に行い、かつこれらの機能を1つの操作部材で切り替えて行う双眼鏡が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-3022号公報
特開2012-113281号公報
特開2009-175498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献3のように視度調整機能とピント調整機能とを同じ1つの操作部材の操作で切り替える構成では、操作が煩雑で、迅速かつ正確なピント調整が困難となる。
【0006】
また、同一の被写体に対する2つの光学系のピント調整をオートフォーカス(AF)で行う場合には、これらの光学系の視差を考慮しつつ、2つ光学系のそれぞれを通した撮像範囲内での被写体の位置に対応するAFの目標位置を個別に設定する必要がある。さらに2つの光学系のAFが完了したことを、ユーザに適切に通知することが望ましい。
【0007】
本発明は、2つの光学系の立体撮像に適したAFを容易に行うことができるとともに、AFが完了したことをユーザに適切に通知することができるようにした撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての撮像装置は、並列配置された第1光学系と第2光学系のそれぞれにより形成される2つの被写体像を撮像する撮像素子と、撮像素子から出力される信号を用いて焦点状態を検出する焦点検出手段と、焦点状態に基づいて第1および第2光学系のそれぞれのフォーカス制御を行う制御手段と、第1光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置をユーザに入力させる入力手段とを有する。制御手段は、第1目標位置での焦点状態に応じた第1光学系のフォーカス制御と、第2光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置に対応する第2目標位置の設定および該第2目標位置の焦点状態に応じた第2光学系のフォーカス制御とを行い、フォーカス制御が完了した際にユーザへの通知を行うことを特徴とする。
【0009】
また本発明の他の一側面としての制御方法は、並列配置された第1光学系と第2光学系のそれぞれにより形成される2つの被写体像を撮像する撮像素子を有し、撮像素子から出力される信号を用いて焦点状態を検出する撮像装置に適用される。制御方法は、第1光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置をユーザに入力させるステップと、第1目標位置での焦点状態に応じた第1光学系のフォーカス制御と、第2光学系を通した撮像範囲のうち第1目標位置に対応する第2目標位置の設定および該第2目標位置の焦点状態に応じた第2光学系のフォーカス制御とを行うステップと、フォーカス制御が完了した際にユーザへの通知を行うステップとを有することを特徴とする。なお、上記制御方法に従う処理を撮像装置のコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、2つの光学系の立体撮像に適したAFを容易に行うことができるとともに、AFが完了したことをユーザに適切に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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