TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025073916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023185102
出願日
2023-10-27
発明の名称
読取装置、記録装置および制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250502BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】読み取り動作が完了した原稿の取り扱いを向上する読取装置、記録装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】スキャナ100は、Y方向に原稿を搬送する搬送ローラ107と上流側ピンチローラ108からなる第1ローラ対と、Y方向において第1ローラ対の下流に配され原稿を読み取る読取部106と、Y方向において読取部の下流に配され、原稿を搬送する排紙ローラ109と下流側ピンチローラ110からなる第2ローラ対と、Y方向において第2ローラ対の下流に配され原稿を装置外へ排出する排出口111と、各ローラ対を駆動する搬送モータ113と、搬送モータ113の回転を検知する搬送検知センサ112と、読取部106により読み取り動作が完了した原稿を第2ローラ対で保持した状態で停止し、搬送検知センサ112により搬送モータ113の所定の回転を検知した場合、第2ローラ対を駆動して原稿を排出口111から排出させる制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に原稿を搬送する第1ローラ対と、
前記第1方向において前記第1ローラの下流に配され原稿を読み取る読取部と、
前記第1方向において前記読取部の下流に配され原稿を搬送する第2ローラ対と、
前記第1方向において前記第2ローラ対の下流に配され原稿を装置外へ排出する排出口と、
第2ローラ対を駆動するモータと、
前記モータの回転を検知するセンサと、
前記読取部により読み取り動作が完了した原稿を前記第2ローラ対で保持した状態で停止し、前記センサにより前記モータの所定の回転を検知した場合、前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させる制御部と、を備えることを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記センサは、エンコーダであり、
前記制御部は、前記エンコーダの所定の出力を取得した場合に、前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させることを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記エンコーダから連続したパルスを第1回数取得した場合に前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させ、連続したパルスを前記第1回数より少ない第2回数取得した場合は前記第2ローラ対で原稿を保持した状態を維持することを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記センサにより前記モータが第1方向へ回転した後、前記第1方向と逆の第2方向に回転したことを検知した場合に前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させることを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記読取部により読み取り動作が完了した原稿を前記第2ローラ対で保持した状態において、ユーザに対して所定の動作を行うように指示することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項6】
前記指示を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項5に記載の読取装置。
【請求項7】
第1方向に原稿を搬送する第1ローラ対と、
前記第1方向において前記第1ローラの下流に配され原稿を読み取る読取部と、
前記第1方向において前記読取部の下流に配され原稿を搬送する第2ローラ対と、
前記第1方向において前記第2ローラ対の下流に配され原稿を装置外へ排出する排出口と、
第2ローラ対を駆動するモータと、
前記モータの回転を検知するセンサと、
前記読取部により読み取られた画像を記録する記録部と、
前記読取部により読み取り動作が完了した原稿を前記第2ローラ対で保持した状態で停止し、前記センサにより前記モータの所定の回転を検知した場合、前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させる制御部と、を備えることを特徴とする記録装置。
【請求項8】
第1方向に原稿を搬送する第1ローラ対と、前記第1方向において前記第1ローラの下流に配され原稿を読み取る読取部と、前記第1方向において前記読取部の下流に配され原稿を搬送する第2ローラ対と、前記第1方向において前記第2ローラ対の下流に配され原稿を装置外へ排出する排出口と、第2ローラ対を駆動するモータと、を備える読取装置の制御方法であって、
前記読取部により読み取り動作が完了した原稿を前記第2ローラ対で保持する保持工程と、
前記モータの回転を検知する検知工程と、
前記検知工程において所定の回転を検知した場合に、前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させる排出工程と、を有することを特徴とする制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、読取装置、記録装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に大判サイズに対応したマルチファンクションプリンタ(以後MFP)のスキャナ部は、本体サイズの小型化のため、固定されたラインセンサに対して原稿を搬送させて読み取りを行うシートフィード方式を採用する事が多い。シートフィード方式のスキャナで読み取られた原稿のうち、サイズの小さいものは原稿受け部に排紙されるが、サイズの大きな原稿や長尺の原稿の場合は、原稿受け部に収まらず、装置外に落下してしまう可能性がある。
【0003】
特許文献1には、原稿の長さに応じて読み取り後の原稿の一部を、排紙ローラで保持した状態で停止させるように構成された装置が開示されている。これにより、原稿が装置外に落下するのを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-72740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、原稿の落下を防止するために原稿の一部を排紙ローラで保持させた後、ユーザが原稿を回収する際に排紙ローラによる原稿の保持状態の解除が必要になる。原稿の保持状態の解除方法として、装置の操作パネルに排紙用のキーを用意し、ユーザに押下させるものがあるが、この場合、ユーザは原稿を片手でつかみ、もう片方の手で操作パネルを操作しなければならず、ユーザビリティの観点で改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、読み取り動作が完了した原稿の取り扱いを向上することができる読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る読取装置は、第1方向に原稿を搬送する第1ローラ対と、前記第1方向において前記第1ローラの下流に配され原稿を読み取る読取部と、前記第1方向において前記読取部の下流に配され原稿を搬送する第2ローラ対と、前記第1方向において前記第2ローラ対の下流に配され原稿を装置外へ排出する排出口と、第2ローラ対を駆動するモータと、前記モータの回転を検知するセンサと、前記読取部により読み取り動作が完了した原稿を前記第2ローラ対で保持した状態で停止し、前記センサにより前記モータの所定の回転を検知した場合、前記第2ローラ対を駆動して原稿を前記排出口から排出させる制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、読み取り動作が完了した原稿の取り扱いを向上した読取装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るスキャナの構成を示す模式図である。
第1実施形態に係るスキャナの電気構成を説明するためのブロック図である。
第1実施形態に係るスキャナの読み取り動作の一連の流れを説明するフローチャートである。
第1実施形態に係るスキャナとセンサの状態を示す横断面図である。
第1実施形態に係るセンサの出力とユーザによる所定の動作の関係を説明する図である。
その他の実施形態に係るスキャナの構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明実施形態について図面を参照して説明する。但し、以下実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、以下の実施形態はシートフィード方式のスキャナを例に説明を行うが、本発明の適用範囲はこれに限ったものではなく、同様の構成を取る他の自動用紙搬送装置にも適用することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
現像装置
今日
キヤノン株式会社
通信装置
今日
キヤノン株式会社
現像装置
今日
キヤノン株式会社
現像装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
今日
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
今日
キヤノン株式会社
放射線撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1日前
キヤノン株式会社
光電変換装置及び機器
2日前
キヤノン株式会社
移動体および撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子の製造方法
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子の製造方法
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子の製造方法
1日前
キヤノン株式会社
成形体及び硬化性組成物
1日前
キヤノン株式会社
光電変換装置および機器
2日前
キヤノン株式会社
画像処理装置、画像処理方法
今日
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
今日
キヤノン株式会社
画像読取装置および記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子及び光電変換装置
1日前
キヤノン株式会社
カートリッジ及び画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子、及び光電変換装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子、及び光電変換装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子、及び光電変換装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置及び記録装置の制御方法
今日
キヤノン株式会社
光電変換素子、及び光電変換装置
1日前
キヤノン株式会社
光電変換素子、及び光電変換装置
1日前
キヤノン株式会社
表示装置および表示装置の制御方法
1日前
キヤノン株式会社
読取装置、記録装置および制御方法
1日前
続きを見る
他の特許を見る