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公開番号2025074878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185969
出願日2023-10-30
発明の名称記録装置及び記録装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250507BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 記録ジョブを受信した際、記録データを解析してドットカウントし、記録に必要なインク量がインク貯留部に残っているかどうかを判定する方法では、全ての記録データを受信してから判定する必要があるため、記録画像のサイズが大きい長尺記録には適していない。
【解決手段】 記録ジョブに含まれる記録情報に基づいて記録中にインクがなくなるかどうかを判定することにより、長尺記録であっても、全ての記録データを受信しなくとも、簡易的に判定することができる。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体上にインクを吐出するための複数の吐出口を備える記録手段と、
前記記録手段に供給するインクを貯留するインク貯留部の残量に関する第1の情報を取得する第1の取得手段と、
記録ジョブに含まれる記録情報に基づき、前記記録ジョブで指示された画像の記録を終了するまでに必要なインク量を示す第2の情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1の情報及び前記第2の情報に基づき、通知手段を介してユーザに通知を行うかどうかを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記記録ジョブで指示された画像の記録を開始する前に、前記判定手段による判定が行われることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記記録情報は、記録画像の大きさを示す情報及び単位面積あたりのインク量を示す情報を含み、
前記第2の取得手段は、前記記録画像の大きさを示す情報及び前記単位面積あたりのインク量を示す情報に基づき、前記第2の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記第2の取得手段は、前記記録画像の大きさを示す情報から得られる面積と、単位面積あたりのインク量と、の積を算出することにより、前記第2の情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記単位面積あたりのインク量は、前記記録情報に含まれる記録媒体の種類情報、記録品位情報、カラーモード情報の少なくとも1つに対応して予め定められた最大インク付与量であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第2の取得手段は、画像の記録に必要なインク量と、前記記録ジョブで指示された画像の記録を終了するまでに行われる予備吐出でのインク量と、の合計を、第2の情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記判定手段は、前記第2の情報が示すインク量が前記第1の情報が示すインク量よりも多い場合、前記通知手段を介してユーザに通知を行うと判定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
前記判定手段により、前記通知手段を介してユーザに通知を行うと判定された場合、前記通知手段は、前記インク貯留部へのインクの補充を促す通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
前記通知手段は、前記記録ジョブで指示された画像の記録を開始する前に、記録を実行するかどうかをユーザに確認する通知を行うことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記通知手段による通知に応じて前記インク貯留部にインクが補充されたことを示す情報が検知された場合、前記第1の取得手段は、再度、前記第1の情報を取得することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体上に画像を記録するための記録装置及び記録装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタなどの記録装置においては、インク貯留部から記録ヘッドへインクを供給し、記録ヘッドからインクを吐出し、記録媒体へ着弾させることで画像の記録を実現している。インク貯留部を有したカートリッジを、記録ヘッドを走査するキャリッジに載せる方式や、記録ヘッドとは別の場所にインク貯留部を配置し、チューブを介して記録ヘッドとインク貯留部をつなぐチューブ供給方式が知られている。一般に、チューブ供給方式の方が大容量のインク貯留部を設けることができる。インクがなくなる、いわゆる「インク切れ」を起こすと画像が記録できなくなるため、インク貯留部内にインク残量を検知する機構を設けられている。
【0003】
特許文献1には、記録データを解析してドットカウントし、記録に必要なインク量を算出し、現在のインクタンク内のインク残量と比較し、インク残量が十分でないと判断した場合に、記録データを破棄するか、インクタンクを交換するかを選択する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-168043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
記録動作を実行する前にその時にインク残量で画像を記録しきれるかどうかを判断するためには、記録データを解析し、記録に必要なインク量を算出する必要がある。しかしながら、長尺記録のように1ページ分の画像データが大きい場合には、インク量の算出ができない場合がある。記録動作に必要なインク量を算出するためには、1ページ分のデータをRAMに格納するための大きな容量のメモリが必要である。また、多くのデータの転送に時間がかかるため、処理負荷が高く、処理時間がかかることなどの課題があげられる。
【0006】
このような課題に対し、本発明は、記録動作を実行する前に、記録中にインク切れを起こす可能性のある長尺記録であるかどうかを判定し、記録中のインク切れの発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、記録媒体上にインクを吐出するための複数の吐出口を備える記録手段と、前記記録手段に供給するインクを貯留するインク貯留部の残量に関する第1の情報を取得する第1の取得手段と、記録ジョブに含まれる記録情報に基づき、前記記録ジョブで指示された画像の記録を終了するまでに必要なインク量を示す第2の情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の情報及び前記第2の情報に基づき、通知手段を介してユーザに通知を行うかどうかを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、長尺記録やインクを多く消費するクリーニング時のインク切れ防止とインク残量検知精度の抑制を両立する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録装置の全体を示す図。
記録ヘッドを示す図である。
インク貯留部の断面を示す図。
搬送ローラからポンプ機構部までの駆動伝達構成を示す斜視図。
ポンプ機構部を示す斜視図。
記録装置の制御構成の概略を示すブロック図。
第1の実施形態に係る画像処理のフローを示すフローチャート。
第1の実施形態に係る記録装置の制御を示すフローチャート。
第2の実施形態に係る記録装置の制御を示すフローチャート。
第2の実施形態に係る分割記録の様子を示す図。
第3の実施形態に係る記録装置の制御を示すフローチャート。
表示パネルに表示される通知を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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