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公開番号
2025029468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023134164
出願日
2023-08-21
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20250227BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 紙粉や填料の凝集によるクリーニング不良と色ずれの発生を有効に抑制し、安定した画像形成を実行可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 クリーニングブレードの下流に、中間転写ベルトに対する当接圧が長手方向で異なるスクレーパーを設ける。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の像担持体と、
複数の前記像担持体からトナー像が転写される中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトの表面に当接して前記中間転写ベルトをクリーニングするクリーニング部材と、
前記中間転写ベルトの移動方向において、前記クリーニング部材よりも下流に配置され、前記中間転写ベルトに当接するスクレーパー部材と、
前記中間転写ベルトから記録材にトナーを転写する転写部よりも記録材搬送方向において上流に配置され、記録材を前記転写部に向けて搬送する搬送部材と、を備えた画像形成装置において、
前記スクレーパー部材は、前記中間転写ベルトの移動方向と交差する幅方向において、前記搬送部材が配置されている領域に対応する所定領域における当接圧は、他の領域における当接圧よりも低くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記スクレーパー部材は、前記スクレーパー部材の前記幅方向と交差する方向において、前記スクレーパー部材の自由端部とは反対側の基端部側で前記スクレーパー部材の自由長を規制する規制部を備え、
前記スクレーパー部材は、記録材搬送方向と交差する幅方向において、前記搬送部材が配置されている領域に対応する所定領域における自由長は第1長さであり、前記他の領域における自由長は、前記第1長さよりも短い第2長さである。
【請求項3】
前記スクレーパー部材は、記録材搬送方向と交差する幅方向において、前記搬送部材が配置されている領域に設けられている一方、前記他の領域には設けられていない。
【請求項4】
前記搬送部材は、前記幅方向において、前記記録材と接触して前記記録材を搬送する複数のローラを備える。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及び、これらの機能を複数備えた複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置の高速化に伴い、フルカラーの画像形成装置としては、ベルト部材に対応して複数の画像形成部を並べて配置し、各色の作像プロセスを並行処理する構成が主流となっている。例えば、電子写真方式の画像形成装置では、中間転写ベルトを用いたフルカラータンデム方式が挙げられる。
【0003】
フルカラータンデム方式とは、並んで配列された複数の画像形成ユニットによってフルカラー画像を得る画像形成方式である。具体的には、各画像形成ユニットによって形成された、それぞれ色の異なるトナー像を中間転写ベルト上に重ねて一次転写し、中間転写ベルト上のトナー像を一括して記録材に二次転写する。そして、記録材に転写されたトナー像を定着装置により定着する。この方式のフルカラー画像形成装置は、二次転写後に中間転写ベルト上に残留した転写残トナーを除去するクリーニング装置を備えている。
【0004】
このクリーニング装置としては、ゴム等の弾性材料を支持板金に接着したクリーニングブレードが広く用いられている。特に、クリーニングブレードを中間転写ベルトの駆動方向に対向するように当接させるカウンター方式がクリーニング性が高いため、一般的に採用されている。
【0005】
一方、二次転写時に記録材が中間転写ベルトと当接することにより、記録材から紙粉や填料が中間転写ベルトへと転移することがある。これらの紙粉や填料はクリーニングブレードのエッジ部に凝集しやすく、クリーニング不良の原因となることが知られている。
【0006】
そこで特許文献1では、中間転写ベルトの移動方向において、クリーニングブレードの下流側にスクレーパー部材を設け、クリーニングブレードをすり抜けたトナーをスクレーパーで回収する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-278319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1の構成ではクリーニングブレードとスクレーパーの両方が当接するため、中間転写ベルトの搬送負荷が増加し、カラー画像のレジストレーションが悪化する「色ずれ」が発生する可能性があった。
【0009】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、紙粉や填料の凝集によるクリーニング不良と色ずれの発生をともに抑制し、安定した画像形成を実行可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る画像形成装置は、複数の像担持体と、複数の前記像担持体からトナー像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの表面に当接して前記中間転写ベルトをクリーニングするクリーニング部材と、前記中間転写ベルトの移動方向において、前記クリーニング部材よりも下流に配置され、前記中間転写ベルトに当接するスクレーパー部材と、前記中間転写ベルトから記録材にトナーを転写する転写部よりも記録材搬送方向において上流に配置され、記録材を前記転写部に向けて搬送する搬送部材と、を備えた画像形成装置において、前記スクレーパー部材は、前記中間転写ベルトの移動方向と交差する幅方向において、前記搬送部材が配置されている領域に対応する所定領域における当接圧は、他の領域における当接圧よりも低くなるように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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