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公開番号
2024177735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096039
出願日
2023-06-12
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20241217BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成装置により形成される画像の濃度を適切に制御する。
【解決手段】画像形成装置100は、画像形成条件に基づき画像を形成する画像形成エンジン101と、画像形成エンジン101によりパターン画像が形成される中間転写体と、中間転写体上のパターン画像を読み取る画像濃度センサ230と、画像濃度センサ230によるパターン画像の読取結果に基づいて画像形成条件を生成する画像形成条件生成部370と、時間の経過に伴う画像濃度の変化に関するデータを決定し、画像形成条件をデータに基づき更新する予測濃度算出部305と、を備える。画像形成エンジン101は、予測濃度算出部305により画像形成条件が更新された後にパターン画像を形成する条件が満たされた場合に、予測濃度算出部305による更新前の画像形成条件生成部370により生成された画像形成条件に基づきパターン画像を形成する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置であって、
画像形成条件に基づき画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によりパターン画像が形成される像担持体と、
前記像担持体上の前記パターン画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段による前記パターン画像の読取結果に基づいて前記画像形成条件を生成する生成手段と、
時間の経過に伴う画像濃度の変化に関するデータを決定し、前記画像形成条件を前記データに基づき更新する更新手段と、を備え、
前記画像形成手段は、前記更新手段により前記画像形成条件が更新された後にパターン画像を形成する条件が満たされた場合に、前記更新手段による更新前の前記生成手段により生成された前記画像形成条件に基づき前記パターン画像を形成することを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記更新手段は、前記画像形成装置の環境条件の変動に基づいて前記データを決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記更新手段は、前記画像形成装置の構成部品の状態に基づいて前記データを決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成手段は、前記更新手段による更新前の前記画像形成条件に基づいて印刷ジョブによる画像形成を行うことを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記更新手段による前記画像形成条件の更新は、前記生成手段による前記画像形成条件の生成よりも高頻度で行われることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記像担持体に形成された前記画像をシートに転写する転写手段と、
前記シートに転写された前記画像を該シートに定着させる定着手段と、
前記シートに形成された画像を読み取ることができる第2読取手段と、
前記パターン画像が形成されたシートの前記第2読取手段による読取結果に基づいて生成した画像形成条件により、前記生成手段により生成された前記画像形成条件と前記更新手段により更新された前記画像形成条件を更新する第2更新手段と、をさらに備えることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記生成手段は、前記第2更新手段により更新された画像形成条件に基づいて前記像担持体に形成されたパターン画像の前記読取手段による読取結果から前記画像形成条件の目標値を生成することを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記更新手段は、前記第2更新手段により更新された画像形成条件に基づいて前記像担持体に形成されたパターン画像の前記読取手段による読取結果から、前記データの基準値を生成することを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する、プリンタ、複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、環境変動による短期的な画像形成条件の変動や、構成部品等の経時変化による長期的な画像形成条件の変動により、シートに印刷する画像の品質(画像濃度、階調等)を維持できなくなることがある。環境変動は、画像形成装置の内外の環境条件(温度、湿度等)の変動である。構成部品等は、画像形成に直接関与する像担持体や現像剤である。
【0003】
画像形成装置は、画像濃度や階調を調整するために、様々な変動要因に応じて画像形成条件を随時補正する必要がある。画像濃度や階調の変化を適切に補正する処理は、一般に「キャリブレーション」とよばれる。例えば画像形成装置は、キャリブレーション用のパターン画像を像担持体に形成し、このパターン画像の読取結果に基づいて画像形成条件を補正することで、画像濃度や階調を調整する(キャリブレーションを行う)。
【0004】
特許文献1に開示される画像形成装置は、装置の状態や環境条件に基づいて、パターン画像を形成せずにキャリブレーションを行う。この場合、画像形成装置は、階調のキャリブレーション用のパターン画像の読取結果である階調パターン情報を装置の状態や環境条件に基づいて予測し、予測した階調パターン情報に基づいてキャリブレーションを行う。階調パターン情報の予測によるキャリブレーション(予測制御)は、画像の形成及び画像の読み取りが不要であるために、例えば連続した印刷の実行中であっても実行可能である。また、キャリブレーションによる現像剤の消費が無いために、高頻度で行うことができる。しかし階調パターン情報の予測によるキャリブレーション(予測制御)は、予測方法、機械学習に用いる学習データの数、及び環境条件の網羅度等に依存しているために、必ずしも高精度の結果が得られるとは限らない。
【0005】
パターン画像を用いたキャリブレーション(実測制御)は、補正精度が高いが、生産性の低下や現像剤の消費量の増加につながる。そのため、実測制御は頻繁に実行することができない。実測制御と予測制御の両方を採用することで、生産性を維持しつつ現像剤の消費量を抑えながらキャリブレーションを行うことができる。この場合、予測制御が実測制御よりも高頻度で行われる。実測制御は予測制御に比べて実行頻度が低いものの定期的に行われる。
【0006】
また、予測制御が適切にできていない場合であっても、定期的にパターン画像を用いたキャリブレーション(実測制御)を行うことで、画像形成条件が適切にリセットされる。それ以降、実測制御でリセットされた画像形成条件を基準として、予測制御が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-74574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
実測制御と予測制御の両方を採用する場合、いずれの場合も同じ画像形成条件が更新される。そのため、パターン画像を形成する際に、予測制御で更新された画像形成条件に基づいてパターン画像が形成される。
【0009】
予測制御の予測精度が低い場合、予測結果に誤差が生じる。この誤差が蓄積すると、画像形成条件が最適な条件から大きく外れてしまう可能性がある。このような画像形成条件でパターン画像を用いたキャリブレーション(実測制御)を行うと、実測制御が実行される前後の濃度変化が顕著に画像に現れてしまったり、画像濃度を目標とする濃度に安定させるまでに時間がかかってしまう可能性がある。これにより、実測制御と予測制御の両方が実行される画像形成装置において、予測制御の予測精度が低い場合には画像の濃度を適切に制御することができない可能性がある。
【0010】
本発明は、上述の問題に鑑み、画像形成装置により形成される画像の濃度を適切に制御することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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