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公開番号
2025159977
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2024062894
出願日
2024-04-09
発明の名称
印刷システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20251015BHJP(計算;計数)
要約
【課題】一のユーザー操作による指示を基に、用紙特性とカラープロファイルを登録できるようにする。
【解決手段】情報処理装置は、一のユーザー操作による指示を基に、画像形成装置に対して、前記画像形成装置の用紙特性検出手段による給紙される用紙の用紙特性の検出と、前記画像形成装置の印刷制御手段による給紙される用紙に対してカラーパッチが配されたチャートの印刷の制御と、前記画像形成装置の測色手段による印刷されたチャートに配されたカラーパッチの測色とを指示する指示手段と、前記画像形成装置から、検出された用紙特性と測色の結果とを受信する受信手段と、前記測色の結果を基に、前記画像形成装置で印刷する色を調整するためのカラープロファイルを作成し、前記検出された用紙特性と前記カラープロファイルとを対応付けて登録する登録手段とを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置と、
情報処理装置とを有し、
前記画像形成装置は、
給紙される用紙の用紙特性を検出する用紙特性検出手段と、
前記給紙される用紙に対して、カラーパッチが配されたチャートの印刷を制御する印刷制御手段と、
前記印刷されたチャートに配されたカラーパッチを測色する測色手段とを有し、
前記情報処理装置は、
一のユーザー操作による指示を基に、前記画像形成装置に対して、前記画像形成装置の前記用紙特性検出手段による給紙される用紙の用紙特性の検出と、前記画像形成装置の前記印刷制御手段による前記給紙される用紙に対してカラーパッチが配されたチャートの印刷の制御と、前記画像形成装置の前記測色手段による前記印刷されたチャートに配されたカラーパッチの測色とを指示する指示手段と、
前記画像形成装置から、前記検出された用紙特性と前記測色の結果とを受信する受信手段と、
前記測色の結果を基に、前記画像形成装置で印刷する色を調整するためのカラープロファイルを作成し、前記検出された用紙特性と前記カラープロファイルとを対応付けて登録する登録手段と
を有することを特徴とする印刷システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記ユーザー操作による指示は、前記画像形成装置の前記測色手段と外部の測色手段とのいずれかの選択を含む指示であり、
前記登録手段は、
前記画像形成装置の前記測色手段が選択されている場合には、前記画像形成装置の前記測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成し、
前記外部の測色手段が選択されている場合には、前記外部の測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
【請求項3】
前記指示手段は、前記選択の情報を前記画像形成装置に送信し、
前記画像形成装置の前記測色手段は、前記画像形成装置の前記測色手段が選択されている場合、前記印刷されたチャートに配されたカラーパッチを測色することを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
【請求項4】
前記指示手段は、前記用紙特性の検出の指示のための第1のジョブを前記画像形成装置に送信し、前記受信手段は、前記検出された用紙特性を前記画像形成装置から受信し、
前記指示手段は、前記チャートの印刷の制御と前記測色の指示のための第2のジョブを前記画像形成装置に送信し、前記受信手段は、前記測色の結果を前記画像形成装置から受信することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、
前記画像形成装置の前記測色手段と外部の測色手段が、それぞれ、前記検出された用紙特性に対して、測色可能であるか否かを判断する判断手段と、
前記画像形成装置の前記測色手段と前記外部の測色手段のうちの測色可能な測色手段のみを選択可能な選択画面を表示するように制御する表示制御手段とをさらに有し、
前記指示手段は、前記選択画面での選択の情報を含む前記第2のジョブを前記画像形成装置に送信し、
前記画像形成装置の前記測色手段は、前記画像形成装置の前記測色手段が選択されている場合、前記印刷されたチャートに配されたカラーパッチを測色し、
前記登録手段は、
前記画像形成装置の前記測色手段が選択されている場合には、前記画像形成装置の前記測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成し、
前記外部の測色手段が選択されている場合には、前記外部の測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成することを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
【請求項6】
前記ユーザー操作による指示は、前記画像形成装置の前記測色手段と外部の測色手段とのいずれかの選択を含む指示であり、
前記情報処理装置は、前記選択された前記画像形成装置の前記測色手段又は前記外部の測色手段が、前記検出された用紙特性に対して、測色可能であるか否かを判断する判断手段をさらに有し、
前記登録手段は、前記判断手段により測色可能であると判断された場合には、前記選択された前記画像形成装置の前記測色手段又は前記外部の測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
【請求項7】
前記登録手段は、前記判断手段により測色可能でないと判断された場合には、前記外部の測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成することを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
【請求項8】
前記指示手段は、前記用紙特性の検出と前記チャートの印刷の制御と前記測色の指示のための第3のジョブを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
【請求項9】
前記ユーザー操作による指示は、前記画像形成装置の前記測色手段と外部の測色手段とのいずれかの選択を含む指示であり、
前記情報処理装置は、前記選択された前記画像形成装置の前記測色手段又は前記外部の測色手段が、前記検出された用紙特性に対して、測色可能であるか否かを判断する判断手段をさらに有し、
前記登録手段は、前記判断手段により測色可能であると判断された場合には、前記選択された前記画像形成装置の前記測色手段又は前記外部の測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成することを特徴とする請求項8に記載の印刷システム。
【請求項10】
前記情報処理装置は、前記判断手段により測色可能でないと判断された場合には、前記第3のジョブのキャンセルコマンドと、前記チャートの印刷の制御と前記外部の測色手段での測色の指示のための第4のジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段をさらに有し、
前記登録手段は、前記判断手段により測色可能でないと判断された場合には、前記外部の測色手段による前記カラーパッチの測色の結果を基に、前記カラープロファイルを作成することを特徴とする請求項9に記載の印刷システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷システム、情報処理装置、印刷システムの処理方法、情報処理装置の処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザビーム光により感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成したトナー像を用紙に転写し、熱定着する画像形成装置において、用紙等のメディアの厚みや表面性等の特性情報が制御パラメータとして重要である。メディアの特性情報を使用することで、用紙に最適な定着温度や、搬送速度を実現することが可能である。用紙の特性情報は、画像形成装置に設けられた操作部や、ドライバ画面上から、ユーザーの操作により設定されることが一般的に知られている。
【0003】
しかし、近年では、メディアの特性を検知するセンサ(以下、メディアセンサとする)を画像形成装置内部に設ける構成が提案されており、ユーザーの操作を不要とする等、利便性を高めている。例えば、画像形成装置の搬送路上の用紙の特性を検知するメディアセンサを配し、印刷時に給紙される用紙に対して検知を行い、検知した用紙の特性を用紙情報として設定及び登録することができる。
【0004】
また、商業印刷分野においては、高品位の印刷出力結果が求められる。そのため、入力される画像の色空間に対して画像形成装置のCMYK色空間の信号に変換するためのカラープロファイルを、用紙の特性ごとに登録を行うことができる。
【0005】
特許文献1には、用紙の種類ごとに既存のプロファイルを適用する方法が開示されている。
【0006】
カラープロファイルの作成方法として、例えばカラープロファイル作成対象の用紙に対して目標色に対応するカラーパッチが配されたチャートを印刷し、カラーパッチごとの色値を測色器で測定し、目標色と測定値とを比較することで作成される。以下、この測色器を測色センサという。
【0007】
近年では、用紙上に配されたカラーパッチを測定する測色センサを画像形成装置内部に設ける構成が提案されている。これにより、カラーパッチを印刷するだけで測色センサによる測定からカラープロファイルの作成までを自動的に実行することができ、ユーザーの操作を不要とする等、利便性を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2006-218803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
印刷時にメディアセンサで測定することにより自動で用紙特性を用紙情報として登録が可能となり、さらに対象の用紙にカラーパッチを印刷し、測色センサで測定することにより、自動で用紙特性ごとのカラープロファイル作成することが可能となる。
【0010】
従来、カラープロファイルは、すでに登録されている用紙情報に対して作成されるものであり、ユーザーはメディアセンサにより用紙情報の設定を完了したのちに、別途カラープロファイルの作成を実行せざるを得なかった。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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