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公開番号2025012481
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115340
出願日2023-07-13
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250117BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】給紙段の予約設定を解除し忘れて、その給紙段を使用できなくなる状況を改善できるようにする。
【解決手段】画像形成装置は、複数の給紙段のうちのいずれかの給紙段の開閉又は用紙の設置を検知したか否かを判定する判定手段と、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中である場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除し、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が予約中である場合には、前記検知された給紙段の予約中の設定を解除しない解除手段とを有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項１】
複数の給紙段のうちのいずれかの給紙段の開閉又は用紙の設置を検知したか否かを判定する判定手段と、
前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中である場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除し、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が予約中である場合には、前記検知された給紙段の予約中の設定を解除しない解除手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記解除手段は、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段に用紙がある場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記解除手段は、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ又は用紙種類が前記検知の前後で同じでない場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ又は用紙種類が前記検知の前後で同じである場合には、前記検知された給紙段が一時予約中である旨を通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記解除手段は、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ及び用紙種類が前記検知の前後で同じでない場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ及び用紙種類が前記検知の前後で同じである場合には、前記検知された給紙段が一時予約中である旨を通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記解除手段は、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段に用紙があり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ又は用紙種類が前記検知の前後で同じでない場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段に用紙があり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ又は用紙種類が前記検知の前後で同じである場合には、前記検知された給紙段が一時予約中である旨を通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記解除手段は、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段に用紙があり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ及び用紙種類が前記検知の前後で同じでない場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中であり、かつ、前記検知された給紙段に用紙があり、かつ、前記検知された給紙段の用紙サイズ及び用紙種類が前記検知の前後で同じである場合には、前記検知された給紙段が一時予約中である旨を通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項９に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像形成装置、画像形成システム、画像形成装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、複合機の高機能化や高画質化、扱うことができる用紙種類の拡大により、これまで印刷工場で出力していた印刷物を、オフィスに設置された複合機で内製化するケースが増えてきている。このような印刷環境で使用されている複合機は、通常のオフィス文書の印刷と共有されていることが多く、給紙段には通常印刷用の普通紙と、内製化印刷用の特殊な印刷用紙（以下、特殊紙）の２種類が一時的に同時に設置されることがある。このとき、内製化印刷を行うための特殊紙が設置された給紙段を一時的に予約状態にすることで、誤ってオフィス文書の印刷に使用されてしまうことが無いように、給紙を制御する仕組みが知られている。
【０００３】
特許文献１には、投入された印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行手段と、複数の給紙装置の中から印刷ジョブで使用する給紙装置をユーザに選択させる選択手段を有する画像形成装置が開示されている。画像形成装置は、選択された給紙装置を印刷ジョブ以外の他の印刷ジョブで使用できないように制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－９３５５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、これまで、内製化印刷用に給紙段を予約状態にすることに対し制約が無かった。そのため、予約済の給紙段において、特殊紙から普通紙に変更した場合に、予約を解除することを忘れると、オフィス文書の印刷をするユーザは印刷ができない状態が続いてしまう。また、予約済の給紙段において普通紙に変更されたことに気づかず、特殊紙として印刷してしまう課題がある。
【０００６】
本開示の目的は、給紙段の予約設定を解除し忘れて、その給紙段を使用できなくなる状況を改善できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
画像形成装置は、複数の給紙段のうちのいずれかの給紙段の開閉又は用紙の設置を検知したか否かを判定する判定手段と、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が一時予約中である場合には、前記検知された給紙段の一時予約中の設定を解除し、前記給紙段の開閉又は用紙の設置が検知され、かつ、前記検知された給紙段が予約中である場合には、前記検知された給紙段の予約中の設定を解除しない解除手段とを有する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、給紙段の予約設定を解除し忘れて、その給紙段を使用できなくなる状況を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
画像形成装置の構成例を示す図である。
画像形成装置を含むシステムの構成例を示す図である。
給紙部の構成例を示す図である。
印刷処理の給紙段予約処理の内容を表すフローチャートである。
画像形成装置のホーム画面の表示例を示す図である。
画像形成装置の設定画面の表示例を示す図である。
画像形成装置の用紙の設定画面の表示例を示す図である。
プリンタドライバ処理の内容を表すフローチャートである。
印刷条件の設定画面の表示例を示す図である。
プリンタ処理の内容を表すフローチャートである。
プリンタ処理のページ生成処理の内容を表すフローチャートである。
プリンタ処理の印刷処理の内容を表すフローチャートである。
印刷処理の給紙判定処理の内容を表すフローチャートである。
画像形成装置の用紙無しエラー画面の表示例を示す図である。
画像形成装置の給紙箇所の予約設定画面の表示例を示す図である。
給紙箇所の予約設定変更処理の内容を表すフローチャートである。
給紙箇所が予約設定されていることの表示例を示す図である。
各給紙段の設定状況を示す図である。
各給紙段の設定状況を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、実施形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが解決手段に必須のものとは限らない。
（【００１１】以降は省略されています）

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