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公開番号
2024175552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093421
出願日
2023-06-06
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20241211BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】付着量検知手段の調整用パターンの付着量検出精度の低下を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー像パターンである掻き取りパターンを、像担持体たる中間転写ベルトに形成してから、中間転写ベルト1~2周の間に、調整用パターンが形成される場合(S2のYes)は、中間転写ベルトに形成する掻き取りパターンの主走査方向の長さを、中間転写ベルトの通紙領域内に収まるように変更する(S4)。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像を作像する作像手段と、
前記作像手段により作像された前記トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写部材と、
前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
前記像担持体の表面に対向して配置され、前記像担持体の記録媒体通紙領域よりも前記記録媒体の幅方向の外側に形成された前記作像手段を調整するための調整用パターンのトナー付着量を検知する付着量検知手段と、を備え、
前記作像手段は、前記記録媒体に転写しないで、前記クリーニング部材に入力するトナー像パターンを前記像担持体に形成する画像形成装置において、
形成する前記トナー像パターンの前記像担持体上の位置から、このトナー像パターン形成後に前記像担持体上に形成される前記調整用パターンの前記像担持体上の位置までの前記像担持体の表面移動距離が規定範囲内の場合は、前記トナー像パターンを、前記記録媒体通紙領域の前記幅方向内に収まるように形成することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
トナー像を作像する作像手段と、
前記作像手段により作像された前記トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写部材と、
前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
前記像担持体の表面に対向して配置され、前記像担持体の記録媒体通紙領域よりも前記記録媒体の幅方向の外側に形成された前記作像手段を調整するための調整用パターンのトナー付着量を検知する付着量検知手段と、を備え、
前記作像手段は、前記記録媒体に転写しないで、前記クリーニング部材に入力するトナー像パターンを前記像担持体に形成する画像形成装置において、
前記像担持体上に形成された前記トナー像パターンの位置から、形成する前記調整用パターンの前記像担持体上の位置までの前記像担持体の表面移動距離が規定範囲内に入る場合は、前記調整用パターンの形成を中止することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
トナー像を作像する作像手段と、
前記作像手段により作像された前記トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写部材と、
前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
前記像担持体の表面に対向して配置され、前記像担持体の記録媒体通紙領域よりも前記記録媒体の幅方向の外側に形成された前記作像手段を調整するための調整用パターンのトナー付着量を検知する付着量検知手段と、を備え、
前記作像手段は、前記記録媒体に転写しないで、前記クリーニング部材に入力するトナー像パターンを前記像担持体に形成する画像形成装置において、
前記像担持体上に形成された前記トナー像パターンの位置から、形成する前記調整用パターンの前記像担持体上の位置までの前記像担持体の表面移動距離が規定範囲内に入る場合は、前記規定範囲から外れるように前記調整用パターンの形成タイミングを調整することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記規定範囲は、前記像担持体1周を超え、前記像担持体2周以下であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像形成装置において、
互いに異なる色のトナー像をそれぞれ形成する複数の作像手段を備え、
前記トナー像パターンの色は、変更可能であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像形成装置において、
一回のトナー像パターン形成動作で、前記トナー像パターンを所定の間隔を開けて複数形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像形成装置において、
互いに異なる色のトナー像をそれぞれ形成する複数の作像手段が、前記像担持体の表面移動方向に並べて配置されており、
複数の前記トナー像パターンは、互いに異なる色で形成され、
複数の前記トナー像パターンの前記表面移動方向の下流側からの色順が、複数の作像手段の前記表面移動方向の下流側からの色順に倣っていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置において、
複数の前記トナー像パターンの前記表面移動方向の下流側からの色順を、複数の作像手段の前記表面移動方向の下流側からの連続する色順にすることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、次のような画像形成装置が知られている。すなわち、画像形成装置は、トナー像を作像する作像手段と、作像手段により作像されたトナー像を担持する像担持体と、像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する転写部材と、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材とを備えている。また、像担持体の表面に対向して配置され、像担持体の記録媒体通紙領域よりも記録媒体の幅方向の外側に形成された作像手段を調整するための調整用パターンのトナー付着量を検知する付着量検知手段とを備えている。
【0003】
特許文献1には、上記画像形成装置として、像担持体たる中間転写ベルトの表面を、中間転写ベルトの表面移動方向と直交する方向であるベルト幅方向で5つの領域に分割し、分割した各領域に付着量検知手段としての光学センサを配置したものが記載されている。そして、光学センサが、中間転写ベルトの表面のフィルミングを検知したときは、その光学センサに対応する中間転写ベルトのベルト幅方向領域に記録媒体に転写しないでクリーニング部材に入力するトナー像パターンを形成する。これによれば、ベルト幅方向において、フィルミングが発生している箇所にのみ、トナー像パターンが形成されるため、ベルト幅方向全域にわたってトナー像パターンを形成する場合に比べて、トナーの浪費を避けることができると記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、調整用パターンが形成される中間転写ベルトなどの像担持体の位置と、トナー像パターンが形成された像担持体の位置との位置関係によっては、光学センサなどの付着量検知手段の調整用パターンのトナー付着量検出精度が低下するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、トナー像を作像する作像手段と、前記作像手段により作像された前記トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写部材と、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、前記像担持体の表面に対向して配置され、前記像担持体の記録媒体通紙領域よりも前記記録媒体の幅方向の外側に形成された前記作像手段を調整するための調整用パターンのトナー付着量を検知する付着量検知手段と、を備え、前記作像手段は、前記記録媒体に転写しないで、前記クリーニング部材に入力するトナー像パターンを前記像担持体に形成する画像形成装置において、形成する前記トナー像パターンの像担持体上の位置から、このトナー像パターン形成後に像担持体上に形成される前記調整用パターンの前記像担持体上の位置までの前記像担持体の表面移動距離が規定範囲内の場合は、トナー像パターンを、前記記録媒体通紙領域の前記幅方向内に収まるように形成することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、付着量検知手段の調整用パターンの付着量検出精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の画像形成装置の全体構成図。
画像形成装置の作像部の概略構成図。
中間転写ベルト装置の概略構成図。
中間転写ベルト上の階調パターンを説明する模式図。
印刷動作と平行して画像調整を行う場合の中間転写ベルトに形成される画像調整用パターンの一例を示す模式図。
中間転写ベルト上の掻き取りパターンの形成位置について説明する図。
軽微なクリーニング不良が発生する領域について説明する図。
非通紙領域の軽微なクリーニング不良による光学センサの画像調整用パターンの付着量検知精度の低下について説明する図。
実施例1に対応する制御フロー図。
実施例1における掻き取りパターンおよび調整用パターンの形成例を示す図。
実施例2に対応する制御フロー図。
実施例2における掻き取りパターンおよび調整用パターンの形成例を示す図。
実施例3に対応する制御フロー図。
実施例3における掻き取りパターンおよび調整用パターンの形成例を示す図。
掻き取りパターンの色の変更する実施例を示す図。
掻き取りパターンを短い間隔を開けて複数形成する例を示す図。
検証実験における条件(1)~(3)の掻き取りパターンについて説明する図。
検証実験における条件(4)~(6)の掻き取りパターンについて説明する図。
掻き取りパターンを短い間隔を開けて複数形成するようにした実施例3の掻き取りパターンおよび調整用パターンの形成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
まず、図1~図3を参照にして、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は、画像形成装置100の全体構成図であり、図2は、画像形成装置100の作像部6の概略構成図であり、図3は、中間転写ベルト装置15の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置100の中央には、中間転写ベルト装置15(ベルト装置)が設置されている。また、中間転写ベルト装置15の中間転写ベルト8(像担持体)に対向するように、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)に対応した作像部6Y、6C、6M、6Kが並設されている。
【0010】
図2に示すイエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Y(感光体)と、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像部5Y、クリーニング部2Y、除電部、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Yの表面で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれ、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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