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公開番号
2025021315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023125142
出願日
2023-07-31
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250205BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】複数のトナー残量センサを切り替えてトナー残量を報知する場合に、トナー残量センサ間に個体差があっても、ユーザに報知するトナー残量がトナー残量センサの切り替え時に不連続にならないようにすること。
【解決手段】制御部90は、トナー残量が50%未満になると(S105 YES)、ピクセルカウントにより推定されたトナー消費量に基づくトナー残量を報知するとともに(S106、S107)、ピクセルカウントによるトナー残量と第1残量センサ510によるトナー残量との差分を複数取得し(S109)、複数の差分を取得した後に補給口を介して現像容器32にトナーが補給され、第2残量センサ550によるトナー残量が再び50%未満になった場合に、第1残量センサ510によるトナー残量を複数の差分に基づく補正値によって補正したトナー残量を報知する(S124~S126)。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
感光ドラムと、
画像情報に基づいて光源を発光させることで前記感光ドラムに静電潜像を形成する露光手段と、
前記画像形成装置の外部からトナーが補給される補給口を有し、トナーを収容する現像容器と、
前記現像容器に収容されているトナーで前記静電潜像を現像しトナー像を形成する現像ローラと、
前記現像容器のトナー残量が所定量未満である場合に前記トナー残量に応じた情報を出力する第1検知手段と、
前記現像容器の前記トナー残量が前記所定量以上の場合に前記トナー量に応じた情報を出力する第2検知手段と、
前記画像情報に基づいて画素毎の前記光源の発光状態をカウントした値に基づきトナー消費量を推定するカウント手段と、
を備え、前記補給口を介して前記現像容器にトナーを一括補給することが可能である画像形成装置において、
前記所定量までは前記第2検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知し、前記所定量未満では前記カウント手段による推定結果又は前記第1検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知するよう制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、
トナー残量が前記所定量未満になると、前記カウント手段により推定された前記トナー消費量に基づくトナー残量を報知するとともに、前記カウント手段によるトナー残量と前記第1検知手段によるトナー残量との差分を複数取得し、
複数の前記差分を取得した後に前記補給口を介して前記現像容器にトナーが補給され、前記第2検知手段によるトナー残量が再び前記所定量未満になった場合に、前記第1検知手段によるトナー残量を複数の前記差分に基づく補正値によって補正したトナー残量を報知することを特徴とする画像形成装置。
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【請求項2】
前記制御手段は、複数の前記差分を平均した値を前記補正値とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記差分の情報を格納する記憶部を備え、
前記制御手段は、前記現像容器に収容されたトナーの量が前記所定量まで減少し、前記カウント手段によるトナー残量の検知に切り替えたタイミングから、ユーザによるトナーの補給動作が実施されて前記第2検知手段によりトナー残量が前記所定量よりも増加したことが検知されるタイミングまで、前記差分を前記記憶部に格納し続けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記カウント手段によるトナー残量の検知結果と前記第1検知手段によるトナー残量の検知結果との差分に基づいて、前記第2検知手段のトナー残量の検知結果を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
感光ドラムと、
画像情報に基づいて光源を発光させることで前記感光ドラムに静電潜像を形成する露光手段と、
前記画像形成装置の外部からトナーが補給される補給口を有し、トナーを収容する現像容器と、
前記現像容器に収容されているトナーで前記静電潜像を現像しトナー像を形成する現像ローラと、
前記現像容器のトナー残量が所定量未満である場合に前記トナー残量に応じた情報を出力する第1検知手段と、
前記現像容器の前記トナー残量が前記所定量以上の場合に前記トナー量に応じた情報を出力する第2検知手段と、
を備え、前記補給口を介して前記現像容器にトナーを一括補給することが可能である画像形成装置において、
前記所定量までは前記第2検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知し、前記所定量未満では前記第1検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知するよう制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、トナー残量が前記所定量未満になると、前記第2検知手段によるトナー残量と前記第1検知手段によるトナー残量との差分を取得し、前記第1検知手段によるトナー残量を前記差分により補正したトナー残量を報知することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成したトナー像を、転写媒体としての転写材に転写することで画像を形成する。そして、現像剤の補給方式は、例えばプロセスカートリッジ方式やトナー容器補給方式が知られている。プロセスカートリッジ方式は、感光ドラムと現像容器をプロセスカートリッジとして一体化し、現像剤であるトナーが切れると新品のプロセスカートリッジに交換する方式である。一方、トナー容器補給方式は、トナーが切れると、トナーパックやトナーボトルといったトナー容器から、トナーを現像容器に補給する方式である。これらの方式は何れも、ユーザが適切なタイミングでカートリッジ交換やトナー補給ができるように、残りの印刷可能枚数を表示する機能を付加することがある。このような機能を付加するためには、カートリッジ内のトナーの残量を検知・予測する必要がある。
【0003】
トナーの残量検知として、これまでに様々な方法が提案されており、その中でも光透過式のトナー残量検知方法は広く使われている。光透過式のトナー残量検知方法では、画像形成装置等が、発光ダイオード(LED)などの発光素子(光源)と、フォトトランジスタなどの受光素子(受光部)を備えている。そして発光素子及び受光素子によって、現像剤収容室を通過する光路を形成し、トナーが光路を遮断した時間からトナーの残量を検知する。
【0004】
光透過式のトナー残量検知方法では、発光素子から出射された光(以下、検知光という。)を現像剤収容室内外へ導く手段として、現像剤収容ユニットに発光側の導光部材と受光側の導光部材が設けるものがある。発光側の導光部材は、発光素子から照射された検知光を現像剤収容室内部へ導く。また、受光側の導光部材は、現像剤収容室内部を通過した検知光を、現像剤収容室外部の受光素子へ導く(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-131479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、現像容器内のトナー残量が満タンの状態から少量の状態まで、精度良くトナー残量を検知するためには、複数のトナー残量センサを用いることで、検知精度を高めることが考えられる。しかしながら、トナー残量センサの受光素子の感度には個体差がある。また、ライトガイド、耐久による光路の低下が、複数の各センサにおいて、受光レベルに差を発生させ、各々のトナー残量センサの検知結果には差異が発生することもある。したがって、各々のトナー残量センサを切り替える際に、各センサによって取得されたトナー残量が切り替え時に滑らかにつながらず、不連続な結果をユーザに報知してしまうことがある。
【0007】
本発明は、このような状況の下でなされたもので、複数のトナー残量センサを切り替えてトナー残量を報知する場合に、トナー残量センサ間に個体差があっても、ユーザに報知するトナー残量がトナー残量センサの切り替え時に不連続にならないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0009】
(1)感光ドラムと、画像情報に基づいて光源を発光させることで前記感光ドラムに静電潜像を形成する露光手段と、前記画像形成装置の外部からトナーが補給される補給口を有し、トナーを収容する現像容器と、前記現像容器に収容されているトナーで前記静電潜像を現像しトナー像を形成する現像ローラと、前記現像容器のトナー残量が所定量未満である場合に前記トナー残量に応じた情報を出力する第1検知手段と、前記現像容器の前記トナー残量が前記所定量以上の場合に前記トナー量に応じた情報を出力する第2検知手段と、前記画像情報に基づいて画素毎の前記光源の発光状態をカウントした値に基づきトナー消費量を推定するカウント手段と、を備え、前記補給口を介して前記現像容器にトナーを一括補給することが可能である画像形成装置において、前記所定量までは前記第2検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知し、前記所定量未満では前記カウント手段による推定結果又は前記第1検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知するよう制御する制御手段を備え、前記制御手段は、トナー残量が前記所定量未満になると、前記カウント手段により推定された前記トナー消費量に基づくトナー残量を報知するとともに、前記カウント手段によるトナー残量と前記第1検知手段によるトナー残量との差分を複数取得し、複数の前記差分を取得した後に前記補給口を介して前記現像容器にトナーが補給され、前記第2検知手段によるトナー残量が再び前記所定量未満になった場合に、前記第1検知手段によるトナー残量を複数の前記差分に基づく補正値によって補正したトナー残量を報知することを特徴とする画像形成装置。
【0010】
(2)感光ドラムと、画像情報に基づいて光源を発光させることで前記感光ドラムに静電潜像を形成する露光手段と、前記画像形成装置の外部からトナーが補給される補給口を有し、トナーを収容する現像容器と、前記現像容器に収容されているトナーで前記静電潜像を現像しトナー像を形成する現像ローラと、前記現像容器のトナー残量が所定量未満である場合に前記トナー残量に応じた情報を出力する第1検知手段と、前記現像容器の前記トナー残量が前記所定量以上の場合に前記トナー量に応じた情報を出力する第2検知手段と、を備え、前記補給口を介して前記現像容器にトナーを一括補給することが可能である画像形成装置において、前記所定量までは前記第2検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知し、前記所定量未満では前記第1検知手段による検知結果に基づいてトナー残量を報知するよう制御する制御手段を備え、前記制御手段は、トナー残量が前記所定量未満になると、前記第2検知手段によるトナー残量と前記第1検知手段によるトナー残量との差分を取得し、前記第1検知手段によるトナー残量を前記差分により補正したトナー残量を報知することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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