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公開番号
2025104764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222807
出願日
2023-12-28
発明の名称
処理装置、撮影システム、処理方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ディスプレイに背景映像を表示した状態で撮影している際に生じるモアレ等の異常を検出可能な処理装置を提供すること。
【解決手段】処理装置は、表示装置に第1の映像を表示させると共に、表示装置の表示領域を含む画角を撮像した第2の映像を撮像装置から取得する処理装置であって、第2の映像における表示領域と撮像装置との間に存在する被写体を撮像した領域と表示領域とを判別した判別結果を取得する取得手段と、第1の映像と第2の映像における表示領域の映像とを比較することで第2の映像における変化を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に関する情報を通知するための第1の制御を行う制御手段とを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
表示装置に第1の映像を表示させると共に、前記表示装置の表示領域を含む画角を撮像した第2の映像を撮像装置から取得する処理装置であって、
前記第2の映像における前記表示領域と前記撮像装置との間に存在する被写体を撮像した領域と前記表示領域とを判別した判別結果を取得する取得手段と、
前記第1の映像と前記第2の映像における前記表示領域の映像とを比較することで前記第2の映像における変化を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に関する情報を通知するための第1の制御を行う制御手段とを有することを特徴とする処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記判別結果は、前記撮像装置から撮影対象までの距離に応じて取得されることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記検出手段は、前記第1の映像を、解像度と撮影角度の少なくとも一方を補正することで得られる第3の映像と前記表示領域との差分を検出することで前記比較を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記検出手段は、前記第1の映像と前記表示領域との第1の差分を検出し、
前記制御手段は、前記処理装置が映像を記録していない、かつ前記第1の差分が第1の所定値以上である場合、前記変化が検出されたとして前記第1の制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の処理装置。
【請求項5】
前記検出手段は、前記第1の映像と前記表示領域との第1の差分を検出し、
前記検出手段は、前記第1の差分が第1の所定量より小さくなるように前記第2の映像を補正することで得られる第4の映像における前記表示領域と、前記第1の映像を、解像度と撮影角度の少なくとも一方を補正することで得られる第5の映像との第2の差分を検出し、
前記制御手段は、前記第2の差分が第2の所定値以上である場合、前記第2の差分に関する情報を通知する第2の制御を行うと共に、前記第2の映像を記録し、前記第2の差分が前記第2の所定値未満である場合、前記第4の映像を記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第2の映像で補正が行われた領域、時刻、及びフレームの少なくとも一つの情報を示すデータを記録することを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
【請求項7】
前記検出手段は、前記第1の映像と前記表示領域との第1の差分を検出し、
前記検出手段は、前記第1の差分が第2の所定量より小さくなるように前記第1の映像を補正することで得られる第6の映像を、解像度と撮影角度の少なくとも一方を補正することで得られる第7の映像と、前記第2の映像における前記表示領域との第3の差分を検出し、
前記制御手段は、前記第3の差分が第3の所定値以上である場合、前記第3の差分に関する情報を通知する第3の制御を行うと共に、前記第2の映像を記録し、前記第3の差分が前記第3の所定値未満である場合、前記第3の制御を行わず、前記第2の映像を記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第1の映像で補正が行われた領域、時刻、及びフレームの少なくとも一つの情報を示すデータを記録することを特徴とする請求項7に記載の処理装置。
【請求項9】
表示装置に第1の映像を表示させると共に、前記表示装置の表示領域を含む画角を撮像した第2の映像を撮像装置から取得する処理装置であって、
前記第2の映像における前記表示領域にモアレが発生しているか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段によりモアレが検出された場合に前記モアレを補正した映像と前記モアレが検出された領域の情報とを記録媒体に記録する制御手段とを有することを特徴とする処理装置。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の処理装置と、
第1の映像を表示する表示装置と、
前記表示装置の表示領域を含む第2の映像を撮像する撮像装置とを有することを特徴とする撮像システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置、撮影システム、処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、LEDディスプレイ(LEDウォール)に背景映像を表示し、実物の被写体と同時に撮影するバーチャルプロダクションが急速に広まっている。LEDディスプレイに微小なモアレ(干渉縞)が発生すると、撮影中には気づけず、ポストプロダクションで気づいて再撮影が必要になる場合があるため、撮影時にモアレを検出できることが望ましい。特許文献1には、モアレが発生した画像を表す空間軸の信号を周波数軸の信号に変換した後、モアレに相当する周波数成分が除去された周波数軸の信号を空間軸の信号に変換する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-11334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の方法では、異なる撮影角度で撮影した複数枚の画像を用いてモアレを特定するため、モアレの検出のために撮影用のカメラとは別のカメラを用意する必要がある。
【0005】
本発明は、ディスプレイに背景映像を表示した状態で撮影している際に生じるモアレ等の異常を検出可能な処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての処理装置は、表示装置に第1の映像を表示させると共に、表示装置の表示領域を含む画角を撮像した第2の映像を撮像装置から取得する処理装置であって、第2の映像における表示領域と撮像装置との間に存在する被写体を撮像した領域と表示領域とを判別した判別結果を取得する取得手段と、第1の映像と第2の映像における表示領域の映像とを比較することで第2の映像における変化を検出する検出手段と、検出手段による検出結果に関する情報を通知するための第1の制御を行う制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ディスプレイに背景映像を表示した状態で撮影している際に生じるモアレ等の異常を検出可能な処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
撮像装置のブロック図である。
撮像素子の受光面の一部を示す図である。
距離情報の生成処理を示すフローチャートである。
ノイズが存在しない理想的な状態における一対の画像信号列の相関が高い場合の相関演算の結果を示す図である。
ノイズが存在する微小ブロックにおける相関演算の結果を示す図である。
第1の実施形態の撮影システムを示す図である。
映像信号処理装置のブロック図である。
第1の実施形態の撮影システムの背景映像の異常検出・除去処理を示すフローチャートである。
画像データ内の被写体領域と背景領域を表す図である。
第2の実施形態の撮影システムの背景映像の異常検出・除去処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
<第1の実施形態>
図1は、撮像装置100のブロック図である。撮像装置100は、画像の入力から出力、更に記録まで可能である。内部バス101に接続される各部は、内部バス101を介して互いにデータのやりとりを行うことが可能である。
【0010】
レンズユニット106は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機構、及び駆動モータを備える。レンズユニット106を通過した光学像は、撮像部107で受像される。撮像部107は、CCDやCMOSセンサ等が用いられ、光学的な信号を電気的な信号に置き換える。
(【0011】以降は省略されています)
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